コメント欄をご覧頂いた方もいらっしゃると思いますが、千葉県館山市の「虹の架け橋プロジェクト」成田様よりのコメントを、ご本人のご承諾を得ることが出来ましたので、転載させて頂きます。
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震災においてご自分のできる事を、精一杯心を注ぎ活動し、さらに支援していらっしゃる姿に、心打たれます。
農商工の大塚さんの紹介でアクセスしています。「夏みかんプロジェクト」がお役に立つなら、必要とされる住所を教えていただければと思い、ご連絡しています。
避難所生活もすでに1ヶ月を迎えようとしています。
未だに、おにぎり、パン、味噌汁というメニューで生活している地域もあると聞いていますが、現状はいかがでしょうか?
ここ南房総館山は、多くの家の敷地に夏みかんが鈴なりになっているのですが、取らずに地面に落ちてしまっています。
完熟した夏みかんは、酸味の中にも甘みがあって、とてもジューシーでビタミンCがいっぱい含まれ、風邪予防にもなり、さらに保存が利きます。
酸っぱくて、食べられない・・という方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、もし、必要であるなら、送らせて頂くことができます。
南房総の福山運送さんが、支援を申し出て下さり、もし、福山運送の営業所止めであるなら、無料で配送して下さいます。
営業所まで取りに行って下さり、避難所など、必要な所に配っていただけるのであれば・・・という条件もつきますが、いかがでしょうか?
必要な方がいらっしゃいましたら、下記までご連絡ください。
住所とお名前、電話番号を教えて下されば、近くの福山運送の住所などを調べて送らせていただきます。
虹の架け橋プロジェクト
成田浩美(千葉県災害対策コーディネーター・地域づくりファシリテーター)
〒294-0023
館山市神余4359-94
携帯:080-6745-2324
携帯Mail:wildwind7@ezweb.ne.jp
PCMail:heavenly@apricot.ocn.ne.jp
NPO法人楽空の細川です。4/1に相馬市の大石さんへ支援物資をお届けしましたのでご報告させていただきます。
農商工連携サポートセンター代表理事の大塚洋一郎氏より以下のメールが届きましたので転載させていただきます。
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今回のえがおつなげて募金運動では募金以外にもとてもありがたい贈り物が
ありました。
農林中金総合研究所のS常務常務、募金のメールで大石さんの活動を読んで感動。すぐさま食品大手2社に「大石さんに缶詰を送れないか」と働きかけてくれました。あいにく食品大手にも缶詰の在庫がない、在庫は全て支援物質ではき出しているそう)。それでもあきらめないS氏。東日本がだめなら西にあたろう...それもできるだけ遠くならあるだろうとなんとJA熊本経済連の上村幸男会長に電話して快諾を得、缶詰20ケースとカップ麺200ケースが大石さんの元に届くことに即決!
4月1日金曜日に缶詰とカップ麺を満載したクロネコヤマトで2台分!の大量の食料が大石さんのもとに届きました(写真)。
大石ゆい子さんの喜びの声↓
「凄い!たすかります! 病院、介護施設では原発でスタッフが半減し調理が出来ないため、食事はちいさいおむすびひとつ、それも一日2食で非常に栄養状態が落ちてしまい、容態が悪化しています。それでも患者さんには少しは支援物質が回るのですが、病院、施設で働いているスタッフには全く行き渡りません。彼らは自分たちも被災している人が多いのに着の身着のままで廊下に寝泊まりして頑張っているんです。今回の缶詰は佐藤さんからいただいたおかゆの缶詰と一緒に、支援物質が行き渡らない病院や介護施設の患者さん、お年寄り、介護スタッフの方々に私が少しずつ届けます。調理ができないのですぐ食べられておかずになる缶詰が本当に助かります! ほんとにほんとにありがとうございました!!」
更に後日談。はじめにSさんがお願いしたヱスビー食品(江戸龍太郎社長)から、「缶詰はないがレトルトならある」と明日月曜、レトルトも大量に届くことになりました。
更に更に、この話に感動した和歌山の梅干しで有名な株式会社紀州ほそ川の細川社長からも「梅干しを大量に送る」というありがたいお申し出があり梅干しもやって来ることに! 津波で三年梅干が物置ごと流され何処かに行ってしまいガックリしていた大石さん、この梅干しにも大感激!
大石さんの活動を起点に、善意の輪がどんどん広がっていくのが実感できて
嬉しいですね。
大塚洋一郎
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NPO法人 農商工連携サポートセンター
代表理事 大塚洋一郎
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
ちよだプラットフォームスクウェア 1207
Tel.: 090-1106-0182
Fax: 03-5259-8024
E-mail: otsuka@npo-noshokorenkei.jp
http://www.npo-noshokorenkei.jp/
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原発避難者を受け入れている、西会津町のNPO西会津ローカルフレンズの代表三瓶タカさんより現況のメールが届きましたのでご紹介します。
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NPO西会津ローカルフレンズの三瓶たかです。
西会津にも避難所があり、そこで震災後、昼食ボランティアを始めました。
2ヶ月・60日分の昼食ボランティアを、覚悟を決めて、家にある野菜と調味料・米そして少しの参加費で始めましたが、ありがたい事に町中の皆さんがボランティアを申し出て下さいました。
道の駅レストラン・日赤奉仕団・JA女性部・森林組合・更生保護協議会・大正琴の会・ミネラル野菜の会・絵画クラブ・若妻会・ライオンズクラブまだまだあります。
町ボランティアサポートセンターがタイミング良く、チラシで募集して頂いたのが、輪が広がる大きな要因ともなりました。
皆、ふくしまは負けない!私達も何かしたい、そんな思いが行政と民間のタイアップで形になりました。
思ったより、現場は落ち着いています。
野菜の風評被害があるなら、買うよ!との申し出もありましたが、ほうれん草はほとんど地元の者が買い支えたり、規制が出る前に出荷が済んでいて、残すところあとわずかです。
ウドは後の保障の事もあり、安くてもJAに出荷するそうです。
キノコの心配しましたが、今のところ被害は無いそうです。
福島のキャベツ農家のお父さんが、儚んで自殺したとテレビで放映されていましたが、それはとても稀なケースの様です。
皆さん、怒っています。そして、冷静です。
えがおの皆さんにも、ご心配おかけして、その思いはとても有難いです。
原発があり長期戦になりそうな福島ですが、それぞれできる事で力を集めて頑張ります。
とりあえず、近況まで・・・
NPO西会津ローカルフレンズ 三瓶 たか
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えがおつなげて募金の振込先等の詳細は下記のバナーから飛べます
おかげさまで、3月31日午後3時時点で、1,398,349円の募金が集まりました。
(銀行口座のみ確認)
えがおの学校のみなさん、農商工連携サポートセンターの関係者のみなさん、
えがおつなげて会員や連携企業のみなさん、等々を中心に、さらに一般のみなさんから、多くご支援いただきました。
みなさんの絶大なご協力により、目標額100万円を達成することができました。
まことにありがとうございます。
まだ、募金は続けますので、今後もご協力、よろしくお願いします。
また、えがおつなげて募金郵便局口座を作り、HP上に公開しました。
また、えがおつなげて募金バナーを、HPに掲載しました。
http://www.npo-egao.net/pressrelease/egao_donation.html
なお、4/1からも、えがおつなげて募金は、継続することとしました。
被害の大きさから考えて、さらに原発の今の状況から考えて、
数ヶ月は、緊急を要する資金も必要と考えたからです。
今後も、ご支援、ご協力、よろしくお願いいたします。
特定非営利活動法人えがおつなげて(内閣府承認)
代表・曽根原久司
えがおつなげて募金の振込先等の詳細は下記のバナーから飛べます
相馬市の大石さんと電話が繋がり、30分ほど話が出来ましたので、ご報告申し上げます。
先の報告にあったように、救援に明け暮れる1日の中で、ほんの少しだけ贅沢が出来る時間がこれほどの元気を自分に与えてくれるのか、と思っているそうです。
大好きなたった一杯のアンミツ、たった1枚のクッキーが自分にくれる元気に驚いていました。
たくさんの、ありがたい支援物資が届いて感謝仕切れない中で、乾パンやカップラーメンとは違って311前までは当たり前だったほんの少しのそういったモノが、「ほんと明日も頑張ろうって言う勇気を与えてくれるのよ」との言葉には私もうるうる・・・
また、自衛隊の方々の本当に素晴らしい働きぶり!
「これを食べて下さい」「ここで少し休んで」と言う誘いは一切受け付けず、ビスケット2枚で1日働いているそうです。
そういえば何かの記事で、自衛隊の人たちはご飯を食べる時にも車両の陰でこっそり食べている、と言うのがありました。
「食べる暇があったら働け」と言われそうで、堂々と食べられないそうですね・・・
大石さんは、赤坂プリンスホテルにも電話をしたそうです。
「何でも良いですが、使わなくなったベッドやテーブル、ワイングラス、本当にちょっと贅沢なものを、もし捨てるのであれば是非下さい」と。
しかしながら答えは「現段階ではそういった備品は系列ホテルで使うかも知れないのでご返答出来ません」だったそうです。
これに対しては「そんな備品なんてとっくに減価償却が終わっているはずだから、絶対にしつこくメール、手紙、電話をしなね。相手の名前を聞いて、その人にしつこいぐらいアプローチしてね」としか言えませんでした。
半分崩れかかった大きな釜場があるそうです。
「ここを直したら手伝いに来てくれる人たちを泊めることが出来るかもしれないし、さらに山ほどある瓦礫や廃材を使って火を起こして何か焼き物を作れれば、ベルリンの壁みたいに売れるかな?」
「人が徐々にここへ来れるようになったら、一流のシェフを呼んで、例えお皿一つのお料理でも良いからみんなで食べたいな」
「コンサートも開きたいな。きっとみんな元気が出るよね」
「両親をなくした子供たちがたくさん居るの・・・」
どうやら我々が次に出来ることが見えてきませんか。
(ちなみに我が家では「まじでそういう子供を引き取ることも考えようか」と夫婦で話しました。)
最後に大石さんは今回の募金に対しては本当に感謝していましたので、私は思わず「姉さん、このお金は姉さんの好きに使って良いんだからね。例えそれで姉さんの車にガソリンを入れようが、アンミツを食べようが、誰も文句なんて言わないし言わせない。姉さんに好きなように使ってもらうためにみんな募金したんだもん。誰にも遠慮せずに使うんだよ」と言ってしまいました。
それと「本当に人手が欲しい時は、“もし良ければ来てください”、では無くて、“人手が欲しいから来れる人は今すぐにでも来てちょうだい!”って言ってね。みんな姉さんのそんな言葉を待ってるからね。変な遠慮はしばらく封印してね」とも言ってしまいました。
行けるのか、そういう時に私は・・・
本当に頑張っているよなぁ、姉さんは。
草野 潤(えがお北杜校2期生)
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みなさん
暖かい御支援、感謝いたします。
今、福島県飯舘村の菅野夫婦と、
南アルプスファームフィールドトリップ小野さんと、
えがおつなげて藤尾さんと、
山梨県北杜市のえがおつなげて古民家近くで会ってきました。
会った経緯は、以下の新聞をご覧ください。
菅野家の飯舘牛を、南アルプス小野さんで購入して引き取りました。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20110330-OYT8T01037.htm
菅野くんは、33歳の若手農家です。
また、菅野くんは、えがお大学院で、現在、支援している畜産農家です。
http://daigakuin-incubation.npo-egao.net/
マスコミでも今、飯舘村は、原発の放射能の件で、露出が多いので、
みなさん、ご存じのことと思いますが、
避難勧告になるかならないかのぎりぎりの状況の中にある村です。
そこで、上記新聞内容の動きを含め、今後の作戦会議を行ってきたというわけです。
山梨からの帰りは、トラックに物資を積んで、今日、飯舘村に帰ります。
十分気をつけて、作戦を実行してください、と話して別れました。(笑)。
今は、時間がないため、詳細を書くことができませんが、
取り急ぎ、ご報告とします。
みなさん、引き続き、御支援、お願いいたします。
曽根原久司
大石さんより、福島県相馬市の写真が届きました。
みなさん、曽根原です。
相馬市の大石さんにTELしましたところ、3月25日ようやくつながりました。
大石さんは、原発から50km圏(相馬市)なので、今回の避難地域ではないとのことで、ひとまずは安心。
今後の支援のことで、状況をヒアリングしつつ、約1時間ほど、みっちりと話すことができました。
■相馬市の今の状況について
市内は、比較的、沿岸部に比べてよいが、家は傾き、道路はでこぼこになっている状況。
地震後10日以上経過し、あまりにも多い遺体が腐りかけているような悲惨な状況。
介護施設に暮らす老人は、介護する施設側の人が、施設からかなり逃げてしまったため、マンパワーがなく、
体力が弱って死にかけている人もでてきているような状況。
一方で、赤ちゃんを含むこどもたちは、ほぼ遠方に避難した状況。
原発の正確な情報があまりなく(放射線量等について、タイムリーに市役所から伝わってこない)住民が不安を抱えて暮らしている状況。
■生活物資等の状況について。
電気○ 水道○ ガス○ テレビ○
パソコンインターネット×
携帯TEL△
つながったりつながらなかったりの状態、ただし携帯メールはOK
ガソリン×or△ 灯油×or△
5時間ほどガソリンスタンドに並んで、10Lを買っている状況とのこと
食糧○
ただし、放射能汚染かもしれない地元の野菜は食べたくないので、缶詰をほしいとのこと
水○
ただし、隣村の飯館村は、水が飲めないので、飯館村の水がほしいとのこと
衣料○、ただし大人の下着類は、×
また、赤ちゃん用グッズは、ほぼ赤ちゃんは、市外に退去したので、今はあまり必要ない
人的パワー×
米などの食糧物資はあるが、介護、病院等の調理をしてくれる人が全く足りない
金×
市内に残っている人々に仕事がなく、稼ぎがないので、介護施設を手伝ってもらった人に、なるべくお金を払いたい、とのこと
■以下に、現在、支援を必要とするものを整理します。
大人用下着をたくさん (男、女、サイズいろいろ)
缶詰の食品
お金
施設で食事を調理してくれるボランテイア
ガソリン、灯油・・・ただし、これは送れないので、お金を送って買ってもらいます。
■また、もし、介護施設の調理等を手伝ってもらえるボランテイアの人がいたら、是非、来てほしいとのことです。
ボランテイアの人の宿泊できる場所を、今確保しているとのことです。
次回、支援する際は、上記のものを大石さんに送りたいと思います。
ちなみに、送った支援物資は、市内中心部までは、宅急便が届くようになったので、そこまでは宅急便で送り、そこまで大石さんに取りに来てもらうことにしました。
もちろん、お金は、大石さん指定の銀行口座に振り込みます。
特に、大石さんが支援の中で強調していたのは、ガソリンとお金でした。私も、そうだろうと思います。
大石さん自身、原発の脅威にさらされながら、地域の多数の介護施設等のサポートに走り回っているようでした。
その様子に、ほんとうに頭が下がりました。
是非、みなさん、サポートください。
より多くの支援金を送ってあげたいと思います。
■えがおつなげて募金
銀行名:山梨中央銀行
支店名:武川(ムカワ)支店
口座番号:普通109742
口座名:トクヒ)えがおつなげてえがおコミュニテイ編集委員会
期間:平成23年3月31日
http://www.npo-egao.net/pressrelease/egao_donation.html
最後に。
もしも、原発に万が一のことがあったら、情報をすぐ送るから、すぐ避難しなさい、と伝えましたが、
介護している人がいるから、私は。。。。。と、言っていました。
また、皆さんのサポートがほんとうにうれしい、と涙ながらに話していました。
特定非営利活動法人えがおつなげて(内閣府認証)
代表・曽根原久司
えがおつなげて募金の振込先等の詳細は下記のバナーから飛べます