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土木遺産 No.35 茨戸川の岡崎式単床ブロック護岸

2019-01-09 | 北海道選奨土木遺産
北海道選奨土木遺産カード
選奨No.35 名称:茨戸川の岡崎式単床ブロック護岸   カード:2017年10月17日/ 見学・撮影日:2018.4.26
所在地 札幌市
竣工年 大正6年(1917年)
選奨年 平成27年度(2015年)
選奨理由 茨戸川の岡崎式単床ブロック護岸は「岡崎文吉が考案・敷設し、その技術は北海道開発に貢献し、
さらには海外にも継承され、国内に普及している連節護岸の礎となる施設」であります。
沿革や緒元 ブロック(ヨーカンブロック)のサイズは施工年や護岸場所により異なるが、昭和10年
形式 (1935年)長辺60cm,短辺15cm、厚さ9cm。
カード状況 配布中  2016/12/1
カード略号 B=橋梁/D=ダム/H=港湾/Rd=道路/Rv=河川/Rw=鉄道/P=発電/W=水道/O=その他
配布場所 〒札幌市南区南32条西8丁目2-1   国交省札幌開発建設部札幌河川事務所 011-581-3235
カード表裏  
   
         
   
   
メモ 石狩川流域は度々大洪水に襲われた。特に明治31年(1898年)9月、死者112名、明治37年
  (1904年)6月にも大洪水が発生し、石狩川の治水が急務となった。明治43年(1910年)
  から大正5年(1916年)にかけて花畔、美登位(ビトイ)、伏古別などで単床ブロック
  護岸が施工された。
  ブロック護岸はコンクリートの直方体を鉄線ですだれ状に連結した
  その数:250万個
現地写真集 観音橋周辺の右岸、左岸、上流側、下流側に現役の産業遺産の遺構を目にすることが
できる。
  観音橋は、茨戸川に架かる4つの橋のひとつ(生振大橋・茨戸大橋・花畔大橋と
  観音橋)で、昭和10(1935)年完成、コンクリート橋・橋の長さ7.0m・橋の幅7.9m、
  路線名道道508号線、所在地札幌市北区東茨戸
        
   
      
   
   
   
        
 
 
 
 
 
   
   
 
 
 
 
 
現地写真集  
    
 
 
 
 
 
 
      
 
 
 
 
 
 
       茨戸川は、札幌市、石狩市、当別町にまたがる三日月湖で全長約20キロ、川幅はほぼ
     200m(最も広い川幅600m)
     流入する川は、創成川、伏籠(伏古)川、発寒川の三川で、下流はR231の
   「水の博物館」脇に洪水時、日本海へ流す水門(普段は閉門」「石狩放水路」が
    ある。本流は志美運河を通って石狩川に合流し、運河から東側は真勲別川と呼ぶ。

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