今年の桜は美しい姿を見せてくれましたが、ウイークデイの満開となって
花の盛りをゆっくり楽しむのはなかなか難しいです。
今年はタイミングよく空き時間ができたので、意を決して吉野山を目指しま
した。とは言っても直前では宿が見つかりません。時すでに遅しです
ついに素泊まりのお宿まで行き着きましたが、上千本へのアクセスと食事の
事を考えると決められません。諦めず探し続け、数日前に老舗の竹林院が取
れました。
ソメイヨシノも綺麗ですが吉野の山桜は山と一体となった姿に趣があります。
この季節大幅な交通規制となりますが、ここのお宿は車が止められ楽チン。
馴染みの道を歩いて水分神社・吉水神社・如意輪寺・蔵王堂と巡りました。
陀羅尼助の藤井利三郎薬房のご主人との立ち話で、お店の看板の大きながま
が桜の木で彫られているのをはじめて知りました。4月はじめがまに油をか
けられる被害にあい(笑い話にもなりませんネ)、それ以来立ち番をしてい
るそうです。
久しぶりに来てみると吉野も大きく変わっています。経営者の世代交代もあ
るのでしょうか、きれいにモダンになっています。でも吉野には昔を偲ぶも
のが似合います。
上千本から蔵王堂を望む定番の眺め
作品風に〜 「目覚の吉野山」<朝の枝垂れ桜:如意輪寺>
大きな桜の木彫りです お薬も有名
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