都電荒川線の旅(1)

16日にサードエイジサロンの有志8名で街歩き
この日は江戸シティガイドの仲間の案内で都電荒川線の旅
間違わない待合せ場所として高田馬場駅改札に集合

早稲田の学バスで西早稲田まで
堀部安兵衛が助太刀に入った「高田馬場」がこの辺りにあった
決闘は西条藩松平頼純の家臣、菅野六郎左衛門と村上庄左衛門の果し合いで
菅野と安兵衛は叔父・甥の契りを交わしていたので安兵衛は菅野に味方して
相手方を打ち負かせたもの
 

この近くに尾張徳川家の拝領地でお茶に適した湧泉がある

新宿区立の「甘泉園公園」として無料開放されている
学生時代近くにいて全く知らなかったがツツジや紫陽花、紅葉が美しいとされている 

この日、紅葉はもう見頃を過ぎていて池に映る雪吊りが印象的だった 


そして都電「早稲田駅」に行って





都電内で1日券(400円)を買って庚申塚に向かう

因みに都電の乗車賃は170円なので3回乗ればお釣りがくる

庚申塚駅は「巣鴨地蔵通商店街」に近く
 

有名なとげぬき地蔵の「高岩寺」がある
 

この日はとげぬき地蔵は小さくてよく見えないとて庚申塚(猿田彦大神)に急ぎ
ここも一瞥しただけで江戸六地蔵尊を祀る「眞性寺」へ


江戸六地蔵尊は深川の地蔵坊正元が宝永3年(1706年)の発願し
寄進を集めて江戸の出入口6カ所に地蔵菩薩坐像を作ったとか

品川寺(品川区)太宗寺(新宿区)眞性寺(豊島区)
東禅寺(台東区)霊厳寺(江東区)永代寺(江東区)
上記が第一番から第六番の順だが、第六番の地蔵尊は現存していない 

ともかく、この日は歩け歩けで商店街の商店には立ち寄ることもなく庚申塚駅に戻った
ただ、赤いパンツは健在、塩大福も健在、ときわ食堂も健在だった

次は王子駅前で下車して直ぐの東京三渓谷の一つ音無川親水公園へ

音無川は石神井川の別名で滝野川あたりに多くの渓谷を作っているとか


今は公園として整備されており、夏の頃には子供たちが水遊びをしているのだろう

殆ど休む時間もとらず、王子神社に向かった
 



また、東京十社が存在することを初めて知ったがこれらを巡る人もいるみたい

王子神社の裏側(境内?)に「毛塚」(関神社)があって

「髪の祖神」として蝉丸法師が祀ってある
 
「これやこの 行くも帰るも別れては 知るも知らぬも逢坂の関」
百人一首の蝉丸法師の歌だが、小生が小学校前に知っていて一番好きな歌だった



寄進された石柱?はかつら屋さんと床山さんがほぼ全て

蝉丸法師の姉が逆毛で困っているところを法師が「かもじ・かつら」を考案して
髪の毛を整える工夫をしたことから「髪の祖神」として崇敬を集めたようだ

この後、王子稲荷大明神に向かったが明日のブログに続きます

by よしの ふくすけ

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