深夜2時過ぎにNHK総合「明日へのコンサート」を観てます。なぜか西田敏行さんの「もしもピアノが弾けたなら」(阿久悠作詞・坂田晃一作曲)を聴いているうちに涙が溢れてきました。私が21歳の時のヒットソングです。
もしもピアノが弾けたなら
思いのすべてを歌にして
きみに伝えることだろう
雨が降る日は雨のよに
風吹く夜には風のように
晴れた朝には晴れやかに
だけど ぼくにはピアノがない
きみに聴かせる腕もない
心はいつでも半開(はんびら)き
伝える言葉が残される
アア アー アア…… 残される
もしもピアノが弾けたなら
小さな灯(あか)りを一つつけ
きみに聴かせることだろう
人を愛したよろこびや
心が通わぬ悲しみや
おさえきれない情熱や
だけど ぼくにはピアノがない
きみと夢みることもない
心はいつでも空(から)まわり
聴かせる夢さえ遠ざかる
アア アー アア…… 遠ざかる