スーツを買った。
今回は少しこだわりを持ってスーツを選びたかったので、
店員さんにいろいろ教えてもらいながら、慎重にセレクトした。
悪い店は売り方が適当で、「それでいいんじゃない?」ってノリで
サイズが合っていないものを平気ですすめてくる。
いい店は「もう一度こちらも試着なさってはいかがですか?」とか、
「このスーツはここがこうなのでこうです。肩はあっているのですが、
袖があっていませんので、こうすればよいのでは・・・」
などと知識に応じて丁寧に一緒にスーツを選んでくれる。
これは店舗によって違うというよりブランドの方針で異なっている。
できるだけゆっくり選べる品揃え豊富ないいお店を選びたいですね。
さて問題のスーツの選び方ですが、
①上着の肩幅があっていて、背中の横しわ「月しわ」がないかチェックする。
やはりサイジングが一番大事。背中の襟の下に横しわが浮くようならサイズが
合っていません。みっともないからやめましょう。「脇しわ」もチェックです。
袖の長さはだらんと腕を下げて手首から1~2cmくらい。
長すぎるとオバQの博士みたいになります。
短すぎるとシャツの袖がたくさん出てみっともないです。
店員さんに測ってもらうといいでしょう。
②2つボタンか3つボタンか。
最近は2つボタンが流行りだけど、長く着られるのは3つボタン。
2つボタンは胸のところが若干浮くのですが、サイズが合わないと
すごく浮きます。
あるお店であきらかに必要以上に浮きまくってるのに、
「2つボタンは浮くのが普通です。オーダーメイドにしないかぎり
これぐらいわ浮きますね。」
と強引にねじ伏せてくるお店もありました。
サイズが合わないのに売りつけても短期利益にしかならないし、
お店の信頼につながらないと思うが・・・。
まあそこは量販店。売ってナンボ。
顧客満足よりも成績重視の会社なのでしょうか?
最近では3つボタンの「段返り」といって、
2つボタンの感覚で着れる3つボタンスーツも多く出てます。
(一番上のボタンが隠れるように反っているスーツ。
通常2番目のボタンしか閉めない。)
③ズボンはワンタックかツータックか。
ワンタックは普通のジーパンタイプで、
ベルトのすぐ下は折り返しもなくノッペリしたやつ。
ツータックはおじさんのチノパンタイプ。
ベルトを通すところのしたに縦の折込があるやつです。
(例えが悪いか・・・。)
ワンタックはラインがきれいに出るが、縦しわが消えやすい。
ツータックは折りこみがある分、多少ゆとりがある。
ツータックのほうが一般的です。
④ズボンの裾はシングルかダブル(折り返し)か。
シングルは裾を折らない。
だからスマートになります。
ダブルは裾を折る。
高級感が出ます。
ビジネスではダブルといわれますが、
好みによるので、会社で周りの人を見てみましょう。
ダブルの場合はダブル幅(3~4.5cm)を決めます。
おじさんは短めですが、
かっこよく着こなすなら4.5cmがよいといわれました。
⑤手入れについて
クリーニングは型崩れの原因になるので、
ワンシーズンに一回でよいです。
しょっちゅう出している人はスーツに無頓着な人です。
むしろ、毎日スーツを替えることと、
家に帰ったらブラッシングして、太い木のハンガーに
ズボンと別にかけることの方が大事。
⑥ブラシについて
⑤で書いたブラシですが、100%豚毛にしましょう。
ポリエステルのものはスーツを傷めます。
ハンズで3,000円位でした。
本当は1万くらいのブラシが欲しい。
以上簡単に紹介させてもらいました。
今回買ったスーツは4万円程度のもの。
靴もベルトもシャツもネクタイも欲しいので、
一通り学んだので次はちゃんとしたブランドのもの、
若しくはブランドと同じ生地のオーダーメイドで買いたい!
いいスーツを買うと仕事に力が入るし、それだけ大事にする。
それがビジネスマンの身だしなみに繋がると思うのです。
x-men3に出てくるスーツかっこよかったな