「理想的な淡水水槽」 1.2.2. 40年の経験

デュプラメソッド「理想的な淡水水槽」

1.2.2. 40年の経験


我々Kaspar HorstとHorst E. Kipperは、40年以上にわたって自然下での水中生物の生活環境を調査し、その生態について研究している。そしてまた、自然の生活圏を水槽内に再現する過程で生じる水質の化学変化などの諸問題について考えてきた。その結果、水中での飼育を通して自らの技術を高めていく唯一の方法は、最適な環境を作り出すために常に努力をしていくことである、というのが我々の一致した意見である。
　
我々の見解では、アクアリアナーになるということは、魚や植物が生きるために要求していることを知るだけでなく、それらを真に理解するということと同義である。すべてのアクアリアナーは、最適な水槽を作るために水中生物の要求を自らの要求とし、それに応えることを義務ないしは責任と考えるべきである。

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