2008.07.25(金)
かつての金鉱の街、オーロプレットへはリオから夜行バスでの到着となった。
まだ朝の0700時、当初1泊はしようと考えていたが地図で見る街の広さや見所を考えるともうこの日で抜けることに考えを変え、直ぐに夜発のブラジリア行きのチケットを購入する。
バスターミナル付近からのオーロプレット全景に中心のチラデンテス広場
まだ街を観光するには早い時間だ。
時間を潰すべく早速郊外にあるミナス・ダ・パシャージェンにある鉱山跡の見学に訪れる。
このかつての鉱山跡はかつて労働者が使用していた木造トロッコで坑道に下れると言うのが売りだ。
看板と下に行く木造トロッコ
そして坑道内
トロッコはかなりスリリングと書いてあったが別段そんな事もなく拍子外れと言うのが本当の所だった。
時間はまだ1000時・・・
オーロプレットに戻るのにはまだ早そうだ・・・
ガイドブックを見ると時間を潰すのに丁度良さげな町がある。
そこで私はさらに少し離れた近郊の町、マリアーナを訪れることにした。
丘の上にある教会とそこからの眺め
街並、家が可愛い。そして写真で良く使われていた教会
いい場所だったがマリアーナも町自体は小さい、見所は全部で2時間もかからないのだ。これでまだ1230時・・・
そろそろオーロプレットにでも戻ろうか?と思った矢先に・・・
私に新しい情報が飛び込んできた・・・
そう、ここからオーロプレットに戻るのに・・・
なんと蒸気機関車に乗って行けるのだ!!
「歩き方」には鉄道は廃線と書いてあったが、週末(金土日祝)のみ特別に蒸気機関車を走らせているのだ!!
「鉄道」となるとこの「プロフェッショナル」黙ってはいられない。¥
私は世界各地で機会がある毎に鉄道を利用しているのだ。
だが、断っておくが別に私は鉄道マニアというわけではない。
かつて私を知る女性から
「デュークさんって鉄っちん(鉄道オタクの事)だけのチンケな野郎かと思ってたわ。うぷぷっ・・・」
と侮蔑に近い言葉を投げつけられ深く傷付いた経験があるが実際の所はそうではない。
まず鉄道はバスに比べ中を自由に動き回れるし、タバコも自由に吸える。それになんといっても「ただレールの上を走っているだけ」だから事故にあう確立も低い。そして大抵の国では鉄道の方がバスよりも快適なのである。
私ならずとも鉄道を好む旅行者が多い所以である。
それにかつて私は「世界で一番遅い鉄道(ジブチーエチオピア間)、やサファリ鉄道(タザラ鉄道)、内戦地域縦断鉄道(コートジボアールーブルキナファソ間)や世界一長いただ乗り鉄道(モーリタニア)、そしてシルクロード鉄道やチベット高山鉄道(中国)、はたまたアンデス高山鉄道(エクアドル)等を制覇してきたが・・・
例え観光客目的の物とはいえ、本格的な蒸気機関車の経験はゼロだ・・・
時間は約1時間。
料金を聞くと学割が効いて半額に、バスで戻る2.35レアル(約180円)よりは高いもののそれでも9レアル(約630円)
ここはやるしかないだろう・・・
出発は1400時だ。
1時間とちょっと、待つことは待ったが時間を潰すのにも丁度良かった。
そして出発、私は初の蒸気機関車への搭乗を果たすことになる。
蒸気機関車にその車内
走行中の車両と道中の景色
僅か1時間の短い道中だったが・・・
とりあえずこれで蒸気機関車に乗ったという実績も残せ・・
そう旅行で何よりも大事なのは「カタログデータ」ただ蒸気機関車に乗ったという実績が一番大事なのである。
この実績があれば内容なんかどうでも旅行を知らない人には「いやぁ~・・・ブラジルでは蒸気機関車まで乗っちゃって~!!」としたり顔で話せるのである。
そしてまた一応はバスとも違う風情も味わえたので十分に満足であった。
その後オーロプレットに戻りきっちりと観光もしたが・・・
シコ・ヘイの金鉱跡
ちなみにシコ・ヘイとはアフリカから連れて来られた部族の王の名で奴隷解放運動の先駆者ともなった人物である。
入場料は学生証で半額になったが、ガイドが最後にチップを請求してきたのには疑問が残る。ガイドなしでは入れないのにそれが入場料とは別と考えるのは黒人の血のなせる業か?もちろん払ってないが・・・
そして夜景等・・・
露店が立ち並ぶコインブラ広場。
丘の上の教会に続く道がきれいにあかりで照らされている。そして中心部の夜景。
オーロプレット。
この他に訪れた教会の中の装飾等もなかなかに見ごたえがあったが・・・
この世界遺産のかつての金鉱の街、オーロプレットで何気に一番良かったのは
「観光客向けに走らせて、尚且つ学割で半額になる」
蒸気機関車であったということは、このプロフェッショナルならずとも納得のいくことであろう・・・
かつての金鉱の街、オーロプレットへはリオから夜行バスでの到着となった。
まだ朝の0700時、当初1泊はしようと考えていたが地図で見る街の広さや見所を考えるともうこの日で抜けることに考えを変え、直ぐに夜発のブラジリア行きのチケットを購入する。
バスターミナル付近からのオーロプレット全景に中心のチラデンテス広場
まだ街を観光するには早い時間だ。
時間を潰すべく早速郊外にあるミナス・ダ・パシャージェンにある鉱山跡の見学に訪れる。
このかつての鉱山跡はかつて労働者が使用していた木造トロッコで坑道に下れると言うのが売りだ。
看板と下に行く木造トロッコ
そして坑道内
トロッコはかなりスリリングと書いてあったが別段そんな事もなく拍子外れと言うのが本当の所だった。
時間はまだ1000時・・・
オーロプレットに戻るのにはまだ早そうだ・・・
ガイドブックを見ると時間を潰すのに丁度良さげな町がある。
そこで私はさらに少し離れた近郊の町、マリアーナを訪れることにした。
丘の上にある教会とそこからの眺め
街並、家が可愛い。そして写真で良く使われていた教会
いい場所だったがマリアーナも町自体は小さい、見所は全部で2時間もかからないのだ。これでまだ1230時・・・
そろそろオーロプレットにでも戻ろうか?と思った矢先に・・・
私に新しい情報が飛び込んできた・・・
そう、ここからオーロプレットに戻るのに・・・
なんと蒸気機関車に乗って行けるのだ!!
「歩き方」には鉄道は廃線と書いてあったが、週末(金土日祝)のみ特別に蒸気機関車を走らせているのだ!!
「鉄道」となるとこの「プロフェッショナル」黙ってはいられない。¥
私は世界各地で機会がある毎に鉄道を利用しているのだ。
だが、断っておくが別に私は鉄道マニアというわけではない。
かつて私を知る女性から
「デュークさんって鉄っちん(鉄道オタクの事)だけのチンケな野郎かと思ってたわ。うぷぷっ・・・」
と侮蔑に近い言葉を投げつけられ深く傷付いた経験があるが実際の所はそうではない。
まず鉄道はバスに比べ中を自由に動き回れるし、タバコも自由に吸える。それになんといっても「ただレールの上を走っているだけ」だから事故にあう確立も低い。そして大抵の国では鉄道の方がバスよりも快適なのである。
私ならずとも鉄道を好む旅行者が多い所以である。
それにかつて私は「世界で一番遅い鉄道(ジブチーエチオピア間)、やサファリ鉄道(タザラ鉄道)、内戦地域縦断鉄道(コートジボアールーブルキナファソ間)や世界一長いただ乗り鉄道(モーリタニア)、そしてシルクロード鉄道やチベット高山鉄道(中国)、はたまたアンデス高山鉄道(エクアドル)等を制覇してきたが・・・
例え観光客目的の物とはいえ、本格的な蒸気機関車の経験はゼロだ・・・
時間は約1時間。
料金を聞くと学割が効いて半額に、バスで戻る2.35レアル(約180円)よりは高いもののそれでも9レアル(約630円)
ここはやるしかないだろう・・・
出発は1400時だ。
1時間とちょっと、待つことは待ったが時間を潰すのにも丁度良かった。
そして出発、私は初の蒸気機関車への搭乗を果たすことになる。
蒸気機関車にその車内
走行中の車両と道中の景色
僅か1時間の短い道中だったが・・・
とりあえずこれで蒸気機関車に乗ったという実績も残せ・・
そう旅行で何よりも大事なのは「カタログデータ」ただ蒸気機関車に乗ったという実績が一番大事なのである。
この実績があれば内容なんかどうでも旅行を知らない人には「いやぁ~・・・ブラジルでは蒸気機関車まで乗っちゃって~!!」としたり顔で話せるのである。
そしてまた一応はバスとも違う風情も味わえたので十分に満足であった。
その後オーロプレットに戻りきっちりと観光もしたが・・・
シコ・ヘイの金鉱跡
ちなみにシコ・ヘイとはアフリカから連れて来られた部族の王の名で奴隷解放運動の先駆者ともなった人物である。
入場料は学生証で半額になったが、ガイドが最後にチップを請求してきたのには疑問が残る。ガイドなしでは入れないのにそれが入場料とは別と考えるのは黒人の血のなせる業か?もちろん払ってないが・・・
そして夜景等・・・
露店が立ち並ぶコインブラ広場。
丘の上の教会に続く道がきれいにあかりで照らされている。そして中心部の夜景。
オーロプレット。
この他に訪れた教会の中の装飾等もなかなかに見ごたえがあったが・・・
この世界遺産のかつての金鉱の街、オーロプレットで何気に一番良かったのは
「観光客向けに走らせて、尚且つ学割で半額になる」
蒸気機関車であったということは、このプロフェッショナルならずとも納得のいくことであろう・・・