続・みのや雅彦「雪の花」

2011年02月16日 19時52分49秒 | 巻十一 いろんなおんがく
どうしてだろうか。なぜか気持ちは北海道にハマっている。

承前

CLEAR
みのや雅彦
バウンディ


大学時代の初北海道以来、その大陸的情緒風景やらアイヌ侵略歴史への関心やら、
いろんな思いを抱いていたことは間違いないが、
昨年夏の旅行からこのかた、もう毎日気持ちは北海道、である。
それはつまり、比喩的表現ではなく実生活に即した表現で。
家にいる時間のほとんどをAMラジオと共に過ごす自分だが、
ここのところSTVラジオの比率が非常に高いのだ。
平日夜は「なまらん」。土曜日中は「日高晤郎ショー」。とかいろいろ。
昼間は電波の状態的に全く受信できないのが悔しい。
そんなこんなで、生活環境的には完全に北海道在住なのだ。
天気予報だって交通情報だって、地元より北海道の方が詳しかったりする。
ホクレンもセイコーマートも身近な存在だぜw
なにしろ、実際は使う予定もないのに詳細な道路地図まで買っている。
ラジオで地名が出てくれば、一所懸命その地図をめくる。
まあ、ここまでくればただの阿呆、馬鹿の類。

北海道に住んでみたい。それが夢。屯田したい。それは嘘。

みのや雅彦さん。
宮城に普通に住んでるとまず名前を聞かない方だが、
北海道ではレギュラーラジオ番組を持っているわ、歌はものすごい支持されてるわ。

「雪の花」。
最初は、なんてベタな、クサい、アツい、ストレートすぎる歌だと思った。
それもつかの間。
北海道からの電波に乗って毎日のように流れてくるその歌を聴いていると、
もうクセになるのに時間はかからなかった。
こういう、ど真ん中のバラードにハマるとは思わなかったね。自分としても。
情緒は半分演歌調だもんね。これも年齢相応ということなんだろうか。

みのや雅彦「CLEAR」。ミニアルバム。ついに購入。
仙台じゃ売ってないからアマゾンで。

「雪の花」、だけじゃない。珠玉の言葉とメロディ。
春遠い夜の街を歩きながら「ストレート」を聴いていたら、
もうね、恥ずかしながら無性に涙が溢れてきたよ。

親孝行とは。故郷とは。家族とは。支えてくれる人たちとは。
そして、「絆」とは。
ああ情けない。俺はそのすべてをぐちゃぐちゃにしてきたけれど、
この歌は俺に、他の誰よりも、それらの大切さを教えてくれる。
「なんて贅沢だったんだろう」! ああ、その通り!! ちくしょう!馬鹿野郎!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« HGUC ジムカスタム | トップ | M4A3E8“韓戦”(ホビーボス1/48) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿