ハンス=ロットの交響曲第1番

2012年08月22日 00時02分39秒 | 巻十 クラシック音楽・吹奏楽
ハンス=ロット
19世紀後半のウィーンの作曲家。
若いうちにブラームスにディスられ、
最後は発狂の末死亡。25歳!

恥ずかしながら、今年になって初聴き。
そして、ハマっている。
ももクロがいなければ今や俺のヘビロテ曲第1位w

ロット:交響曲第1番
ヤルヴィ(パーヴォ)
SMJ


◆勝手な印象
ブルックナー(師匠)、マーラー、ワーグナー、宿敵ブラームス、
そしてなぜか個人的にカリンニコフ(笑)
いろんな面々の面影が感じられた。

◆橋渡し?
ブルックナーとマーラーという19世紀~20世紀の境目の大作曲家の系譜を
絶妙に繋いでいる存在なのかもしれない。
(って書いたらwikiにも同じ記述が)

◆とっつきやすい?
誤解を恐れずに言えば、
吹奏楽曲的安心感というかわかりやすさ。明快。
映画やドキュメント映像の劇伴的と言えば怒られるだろうか。
無駄がないと言ってもいいかも。

◆短いことはいいこと?
曲の長さとしては1時間に満たない。
ブルックナーやマーラーに比べると「大曲」感はない。
でもそれでよかったのかもね。
これ以上になると、たぶん飽きそうだ。

◆トライアングラー
トライアングルがなぜか大活躍。
ちょっとやり過ぎ?
だから垢抜けない感じがするのかも。

◆長生きしていたら
どうなったんだろう。
ひょっとしたらこの第1番が結局は最高傑作でした、となったかも知れぬし、
逆にもっと凄い作品を残したかも。マーラーを凌ぐような。
作曲家の評価としては早死にで良かったのか不幸だったのか。神のみぞ知る。

◆子守唄に
夜寝るときに聴くととても心地よい。
トランペットが優しい子守唄。
大体の場合、第一楽章(つまり10分以内)で睡眠に落ちる。

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