1998年の毎日王冠と京都大賞典

2012年01月02日 01時36分46秒 | 巻十二 たまに馬券
G2、そう、G1ではなくG2だったはずなのに、
俺の中では最高に胸熱だった東西のメインレース。

毎日王冠は、サイレンススズカとエルコンドルパサー、グラスワンダーの揃い踏み。最初で最後の

その後に超一流の実績を残すグラスとコンドルの2頭を、
見事にちぎったサイレンススズカ。
まるで、「おまえら(コンドルとグラス)にはまだまだ負けない!」とでも叫んでそうな直線の雄姿。

その約1ヵ月後には、同じ府中の舞台でまさかの悲劇。

コンドルは次走のジャパンカップでエアグルーブたちを封じ、
グラスはその年末の有馬で復活劇。

そんな名馬3頭がほんの一瞬(にして唯一)邂逅したレースだった。
コンドルもグラスも天皇賞に出られなかったから。

俺の中で、いまんとこ生涯随一の忘れられないレース。
泣けた。当時。
今ようつべで振り返っても涙が出てくる。
的場均の選択も、あそこが分岐点だったんだよなあ。

---------- キリトリ -----------

そして西の淀では、
メジロブライト、シルクジャスティス、ステイゴールド、おまけにローゼンカバリー、
そしてセイウンスカイがまみえた。
セイウンスカイのあまりに絶妙な逃走劇。
逃げ馬かくあるべし、とでも言わんばかりの。

この豪華すぎる毎日王冠と京都大賞典が同じ日に行われたのだ(まあ当たり前だがw)。

俺がこの日の競馬を忘れられない理由のもう一つを白状すると、
その日は長子出生直後で、
病室のテレビで観戦してたってのもある。
そんな状況でテレビに釘付けになり、
心底身震いがした。
そんで、心底競馬って面白いなあ、と
恥ずかしながら初めて心に刻んだ日。

あれから13年。
また、なぜか知らんが競馬熱。
馬券買いてえw
あ、今日は水沢金杯か。
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