Honda Dream 和歌山Diary

日々の出来事やスタッフの戯言を書いてます。

Newモデル試乗、勉強会に行ってきました

2019-03-10 17:32:56 | Weblog
ごきげんよう。オオノです。

先日、鈴鹿サーキット南コースへ2019年モデルの試乗、勉強会に参加してきました。







すでに発表になっていますがCBR650R、CB650R、CBR400R、400Xの4機種です。

スタイルはすでに雑誌等で出ていますので乗ってみた感じです。私の主観になりますので参考程度でお願いしますwww。

え~、まずはCBR650Rから。







今回は倒立フォークや2眼ライト等スポーツ性が高くなっていますのでそのあたりをお伝えできれば。。できるかな?

スタートしてすぐに思ったのはエンジンがウルトラスムーズと感じました。
欲しいときに欲しいトルクが優しく立ち上がってくるような感じですね。
これは長時間乗っていても疲れにくいポイントになると思います。以前のモデルは少しギクシャク感がありましたがそこもスムーズな感じでした。インジェクションプログラムを全域に渡って煮詰め直したとの開発サイドのコメントをお聞きしましたがまさにその通りです。
加速感は南コースなのであまり高速まで引っ張れませんでしたが速度の乗りもやっぱりスムーズで車体とのバランスも良く全く怖さがありません。

ブレーキはラジアルマウント4POTキャリパー、Wディスクブレーキ+ABSでしっかり効きますwww。効かんとダメですよねwww。
これがまた高剛性フレームとフォークで初期制動で指一本でジャックナイフというような強烈なものではなく握った分だけ効いてくれるような感じで、これも安心してコーナーへのアプローチができると思います。

最新SSモデルはとても切れ味鋭い旋回性も持っているモデルも多数有りますが、このモデルはバンク角とハンドル切れ角がうまくバランスしてくれるのでハンドルが一気に切れ込んでバランスがとりにくいというようなことも有りませんでした。
かといって曲がらないバイクということもありません。全てがバランス良くまとまっているので意のままにコントロールできるような感じです。進入から旋回、立ち上がりまで安心してバイクに体重をのせておけますね。

南コースは少し路面が荒れているところもあるのですが適度に路面の凹凸を伝えながらサスペンションが動いてくれますので乗り心地もとても良かったです。

となかなかいいところしか書いてませんが、ほんとにあまりネガな部分が見つけられませんでした。実際に所有した場合は装備品の使い勝手や細かいところで気になるところもあるかもしれませんがとても乗りやすく良いバイクだと思います。

RRなどのスーパースポーツモデルと同じ土俵で比べるのは少し違うと思います。あくまでスポーツモデルだと思います。


次はCB650Rです。



基本的な部分はCBR650Rと一緒なのですが全く違うバイクに感じます。
特にハンドルの違いによるポジションの違いが一番大きいのですが乗る位置やカウル、補器類の有無の違いによるオーバーハング上の重量差でしょうかとてもフロント回りが軽く感じます。
少しどう乗っていいものやら戸惑いました。オフロードバイクのようなリーンアウトでもなくスーパースポーツのようなリーンインでもなくなんと説明していいやら。
下半身がリーンインで上半身はリーンアウト?なんじゃそらみたいな・・・。
まあ普通にリーンウィズで走れますし、これまた全てがスムーズですので乗りやすいのは間違いないのですがちょっと頑張りたいときはまず自分の乗り方をよく理解した上で乗ってみると良いかもしれません。


一応、パワーカーブです。



少し低回転域はダウンしているのですが全体的にフラットでとてもスムーズに回転していくのが分かりトルクの谷もほとんどありません。
乗りやすいはずですね。

そしてCBR400Rです。



こちらもインジェクションマップの見直しで全域スムーズで少しトルクフルに感じました。
しかも上まできっちり回ります。これは楽しい!
もともとCB400SFの4気筒エンジンより低い回転数で最大トルクを発生するエンジンでしたのでそれほど回さなくてもトルクフルだったのですが一枚上乗せした感覚でした。
2気筒エンジンによる低重心とクランク重量の少なさも影響しているのでしょうかとにかく軽く動いてくれます。かと言って軽々しいというものではなく重量物が全て下の方にあってしっかりした安定感もあるのに軽快に走れるといった感じです。


最後に400Xです。



こちらもCBR400Rと基本構造は一緒ですが、これもぜんぜん違うバイクになっています。
400XとCBR400Rはフロントタイヤのサイズも違いますのでなおさら違いがはっきりします。
ポジションもアップライクさは前モデルと違いなくとてもゆったりと乗れますし見晴らしも良いですね。ツーリングには打ってつけのモデルと思います。
少し気をつけて欲しいポイントはフロントタイヤのサイズ違いでややグリップ感に欠けるところです。
上体も起きる分フロントに重量配分が違いますのであまりワインディングでがんばり過ぎないように注意が必要かもしれません。全てに言えることですが安全運転で楽しんで下さいね。

こちらもパワーカーブです。



これは全体的にパワー、トルクともに上乗せされてこれまたフラットで全く谷がないです。

今回の機種すべてに言えることですがほんとうにスムーズなエンジン特性で乗りやすかったです。

以上、新型機種のレポートでした。

かなりの人気ですでに注文もどんどん頂いています。気になる方はお早目に。

ではでは^^/。