三都deドラマ

岩国・加古川・京都で演劇教育をすすめる3人の活動を報告します

「ホテル茶の湯へいらっしゃ~い!」本日本番!

2011年08月21日 06時55分13秒 | 演劇

「こみねっと」「ミュージカル劇団ケセラ・セラ」と市民の皆さんでつくる音楽劇「ホテル茶の湯へいらっしゃ~い!」が本日本番をむかえます。
演出を劇団「衛星」の黒木さんにお願いして作り上げてきました。
さあ、どんなぶたいになりますか。

8月21日(日)
宇治市文化センター大ホール
午後1時30分開場 2時開演
当日券 1500円


案チラシ



若社長と番頭ハン



先代の借金を回収にヤクザ登場



ホテルの乗っ取りを画策する六畳社長



さて、本番はどうなりますやら

 

 


「かいか」って開化じゃなくて開花じゃなくて階下だった

2010年12月24日 17時41分48秒 | 演劇

12月23日新劇場KAIKAのパイロット演劇シリーズ「GATE」へ行ってきました。

〈笑いの内閣 「非実在少女のるてちゃん トライアル上演」リーディング討論会部分のみ〉
破天荒なイメージのある笑いの内閣、ですが、東京都の青少年健全育成条約改正案に反対する作品として企画されたもの。さすが都議会までいって傍聴しただけのことはあるなあ。この条例の問題点とバカバカしさが、馬鹿馬鹿しく語られている。
表現規制の新たな拡大の一歩を踏み出す危険をはらむものであることは確かだね。
反対派賛成派の教師のくだりもなかなかのものだったけど、それはそうだけど、だけどそれじゃあおもろくないやろって言う感じ。ごもっともそれでというかんじで、ここにのるてちゃんがかんでくるともうすこしちがう印象がでてくるのかな。1月の本公演が楽しみ。
非実在青少年とは、『東京都少年の健全な育成に関する条例改正案』で創作された文字・視覚・音声情報で未成年と認識される創作上の架キャラクターを意味する法制上の専門用語(legalese)である。
2011年1月15日(土)14:00~ 19:00~ 16日(日)13:00~ 17:30~ KAIKA

〈紙本明子 「サレるわたし、スルわたし・・・ありがとう」〉
総勢13名?の笑いの内閣のかなりの存在感の後での一人芝居。どうなるの?いやいややる方はたいへんだろうなあとおもていた紙本一人芝居。いやあ完全に前の芝居を陵駕してくれました。ドッカンドッカンいってたねえ。すごい紙本エライ!
おめでとうって言えない主人公なんだっけなあ。じょうしょうじさんだっけ。紙本さんふんするその彼女の親友とのやりとり。というより37歳になった彼女。結婚する親友。自分に向き合えないいらだち。認めることでますます惨めになる自分。ありがとうって言う言葉が出てこない。
コレって紙本ワールドだな。体育祭のシーンははまった。私がしっている紙本さんがいて、別に舞台の先生がいて、その先生にだんだん共感しながら、「それって紙もっちゃんの事やろぉ」っておもってたらそれはいつのまにかそれを聞いている生徒と同じ共感だったりしてるんだなあ。ちょっとややこしいけど。
紙本さんの初作品。いい感じで仕上がってました。
おもしろかった。

〈KAIKA劇団 「飽和」〉
ベティこと渡邉君がプロデュースした劇団「KAIKA」の作品です。
場面を切り取りながら、役者の息づかいが聞こえてくるようなそんな芝居でした。
それぞれの生き方を探りながら愛してるからこそお互いに踏み出しきれなかった二人。
友人役としてでてきた酔っぱらいのベティ。なるほどさっきのシーンはそういうことね。そしてまた、再び繰り返される場面。この芝居むずかしいねえ。東京ノートのように間をどう使うかってかなり難解かもね。
これはこれでおもしろかった。

〈朝平陽子「ありがとう」〉
こりゃあたいへんだわ。さきにやってもあとにやっても。だってねたばれしてるし、この本書いたの向こうだし。それをあえてまたいくっていうのがいいよなあ。
自己啓発セミナーで幸せになる言葉のアンケートの場面。「立派」「きもちいい」を紙もっちゃんは、「下ネタの・・・」(コレはコレで受けてた)で、朝平さんは「セックスするときの・・」もういくっきゃないよなあ。それがまた、おもしろかったなあ。脚本に忠実にしてもおもんないわけで。本をぶっ壊すつもりでいやいやどれだけぶっこわせるかだわ。もっともっとやった方が見てる方は、おもしろかったし、それこそ同じ芝居を二人が演じ合う意味があるような気がした。
ご苦労様でした。

とまあこんな感じでハイ。




こまばアゴラ劇場「演劇入門」

2010年12月23日 12時55分16秒 | 演劇



金ちゃんがこのやくざな役者の道にはいるきっかけをつくったのが、この芝居に出演されている志賀廣太郎さんだそうで、久しぶりの再会となるべく、アゴラ劇場に向かいました。
受付で「満席」とのこと・・・「ああやっぱりね」
しかし、キャンセル待ちでと、101番と102番これならなんとか入り込めそうと、
隣のコンビニの肉まんや焼きそばをほおばりながら待つこと30分。
終演時刻が新幹線の最終時刻ぎりぎりなので出口近くの一番前を確保していただきました。
アトリエ劇研ぐらいのひろさかなあ。


さて、お芝居の方は、
引きこもりだった青年岩井の演劇の体験を辿りながら、表現するって?今を生きることって?家族って?ずいぶんかんがえさせられました。でも、楽しかったわ(笑)
冒頭のアメリカ南部の田舎の酒場のシーン
ん!?なにやら変? 歌舞伎の口上ような節回し  七五調の台詞にふわふわとした動作 「・・・・・・フォスタ~」 何この世界!?
これが主人公岩井氏の演劇との出会いだったそうな。
現実をベースにしてことばだけでなく、しぐさや観客の想像をもつかいながらその世界が表現されていく・・・。
東京ノートの冒頭の部分。美術館のベンチに入ってきた男その人物が入ってきたことで壊されていくこれまでの空間。大阪でみた東京ノートでそこまでかんじられてなかったかもなあ。いや、なんとなくその感じていたのかも、どっちだっけなあと考えながら演劇の深さを実感させられました。
そして家族どうしの葛藤 これがまた、とんでもなくリアルというか 空間と時間を駆使した(計算された)その迫力にぞくっとさせられたような。(荒れた高学年や中学生と接する時のあの感じなんだよなあ・・・)
川隅奈保子さんってたっしゃだなあ。なんでもやれちゃうって感じかなあ。
東京ノートでの元家庭教師役を山内さんと古屋さんがやってたけど、こんなに役者でちがうんだと妙に感心したりしました。

終演後会場を飛び出そうとしたとき、わざわざ志賀さんがでてきてくださって金ちゃんも久しぶりのご対面を済ませてぎりぎりで新幹線に飛び乗り帰ってきました。

 

 

 

 


 

 


PTA演劇サークル「フレンズ」

2010年09月02日 21時16分51秒 | 演劇
役員会を開催(現部長・絶対に舞台に上がらないと固く決意している初代部長・キヨッチ)


〈どこではっぴょうするのか〉

kyouto演劇フェス?(2月)

演々フェス?(3月)

学校の体育館?(3学期)

それによってもちがうなあ・・・。


〈誰に向けて?〉

大人?

子ども?

両方?


〈なにを?〉

高校演劇から(でも子どもにはむずかしいねえ)

オリジナル(そんなエネルギーを再びこの老体にしぼりだせるか・・・。)

どこか児童劇団の作品で(それも考えられる。著作権の問題もちゃんとクリアーしてね)



テレビドラマのERの学校シリーズにしてみたら

自分達の日常だし演じやすいんじゃ

だせることとだせないこともあるしなあ

逆に平板な作品という危険性が・・・



カラフルってしってる?

いや

うちのこどもよんでたからそれ参考になるかも

誰かが死んでぇ その人が生まれ変わるんだっけ?

むすめにストーリーきいときます



富士山上りたかったんだけどそれしばいになりません?

いろんな人がのぼってくる富士山

山小屋での一夜

んん・・。それおもろいかも

そういえばうちの職場も富士登山経験者かなりいたなあ



さて、はなしはつきないのですが、次までにそこらあたりをもうすこしほりさげておけるようにと

ということで話し合いは終わりました。

ご苦労様でした。








脚本作り

2010年08月31日 09時11分44秒 | 演劇
「演劇と教育」5月号に脚本家の篠原久美子さんの戯曲講座が掲載されていた。

わたしのように劇がやってみたいと思ってただ脚本を書いている者にとって興味深いものだった。


若干引用させていただきます。

陳腐になる3つのケース

1 題材が陳腐・・・交換可能な題材はぬるくなる。

2 テーマが陳腐・・・批判性のないテーマは甘くなる。

3 手法が陳腐・・・予見可能な手法は飽きる。


ドラマを孕む(はらむ)場所・状況・人物これもなかなか参考になります。

ただ、なんだかちょっと縛られちゃって

あれ

あれれ

身動きがとれなくなってきたぞ・・・。

わたしとしては、学校の現場を舞台にできないかとおもうのですが・・・

どうするかなあ・・・。

陳腐にならないようにかぁ・・・。








喫茶去

2010年08月31日 00時42分13秒 | 演劇
宇治田原町での公演は300名を超える皆さんにきていただき無事終わることができました。

あついあついなつやすみといっしょにおわりました・・・。

演じるってなんだろうね。

自分がこの芝居の中でなにをしたいのか?いろいろとまようこともいっぱいですが

ただ、やり終えたときの爽快感はかなり好きです。

さて、PTA演劇サークルフレンズの公演をどうするか・・・





リハーサルを終えて出演者の記念撮影のうしろで

ダメだしぃ・・・トホホホ(笑)

2010年08月25日 23時49分01秒 | 演劇
「向先生もっと演技を」

「ハイ~・・・」

「目線変わってない」

「はい~・・・」

「堂々ともっとその世界に入って」

「はい~・・・」

演出からだめ出しをいただきました。

ありがたいことです。

いい公演にしたいですねぇ。

たしかにちょっとうるおぼえで自信なかったかも・・・

同僚見に来てくれてたんで、ちょとそっちの方へ視線を移しとこうかとおもって(さすがばれてました)

明日のけいこはしっかりえんぎしとこうかな

ということできょうはおしまい

「喫茶去」宇治公演

2010年08月25日 00時56分55秒 | 演劇
最初と最後だけとあとちょこちょことでてますが、なかなか練習不足で台詞や役作りがすすんでいなくて・・・
しかし、29日もがんばりましょう。
いじょうです。

それから宇治公演見に来ていただいて本当にありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。



若者のなかでがんばるおじじトリオ(加藤・向)

NGA公演「Haruka」 

2010年08月23日 00時00分00秒 | 演劇
文科省の教育フォーラムと同じ日だったのがラッキーでした。
力の入った力作ばかりでした。う~んやるなぁ・・・。感心しました。
子ども達のパワーが舞台のそこかしこに溢れ出ていました。
何人もの「Haruka」が7つの夢の世界を生きる。
いい舞台でしたね。
うちのパワフルウィンキッズにもあの力強さを

ちょっとだけ感想を
1、魔法使いの三人のボケと突っ込み。ちゃんと投げては受け手といい感じでの始まりでした。もっと名前吸い取ってちょうだいみたいな・・・そんなかわいさがいいねえ。

2、エアーベンダーだ!最初から焼き肉定食できたな。ウンいただきましょう!

3、学校舞台にするととたんに女子が生き生きとするというかそういう世界に近いというか。なんか「そうそうそうだよなあ」みたいな感じでみてました。三人きれてましたね。よかったです。実生活ではそんなことないよなあ・・・。

4、わんちゃんのHarukaだった。そうひろげてきたか。水玉さんかわいい。ビニールに手描きの虹がとってもわたしは好きだった。ワン

5、この肩の力の抜けた感じが好き。ちびっ子ギャングのイタリアーノ達もすごかったね。そんでもって一番のお気に入りはノホホンとした妖怪達だ。小豆洗いさんもぬりかべさんもねえ。ろくろっくびさんもごくろうさんでした。これうちでもやってみようかなあ。こんな感じで妖怪のでる劇。

6、ワタシノ ナマエハ ハルカ 手塚治虫の火の鳥だぁ!(宇宙編だっけか)そんな世界がありました。すごいね。 

7、植木鉢の花がさいたねえ。きょうからまたはじまる。そんなメッセージもらったね。(1年生の子ども達のアサガオどうなってるんだろう?ちょっとよぎった。)

きもち熱くなるそんな芝居がいっぱいありました。ありがとうございました。

帰りに所沢太陽劇団の伊藤さんと演教連常任の神尾さんにバッタリ!
そうだ神尾さんと伊藤さんにはショーレストランの写真わたせてないなぁ。ブログにだすわけにもいかないし・・・またいずれ送ります。

中村さんありがとうございました。これだけの人数の子ども達をこれだけの舞台にあげているみなさんの熱い思いひしひしと伝わってきました。元気になって帰ります。

しんせんユニット「喫茶去(きっさこ)」公演間近

2010年08月13日 01時06分19秒 | 演劇

今回演出を手がける植木さん。
劇団「未来」で長年活躍されてきたやさしいおじいちゃんです。
おっとこれは失礼。優しさの中にもぴりっと1本筋の通った演出をされています。
例年にない早いしあがりでこれだけでもすばらしい!!

今回の芝居は若者が大勢をしめていますが、その若者たちのパワーを受け止めながらうまくコントロールしていただいてます。




永谷宗円と売茶翁(ばいさおう)とのラストのやりとりです。ろっこつおれてて7月いっぱい休養をいただいてたもので
わたしまだ本がはなせてませんが・・・



その後、肋骨なおったとおもったらぎっくり腰で・・・
よこたわりながらのセリフいれです。
しかし、ほぼ大丈夫!

今回は市民ダンサーもたくさん参加して頂けるようでそれも楽しみです。
ちなみにわたしの大好きな同僚横江ちゃんも参加しているのです。

売茶翁偈語に画かれた
伊藤若冲筆 売茶翁図
 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A3%B2%E8%8C%B6%E7%BF%81

黄檗山萬福寺で修行を積んだ茶をうりある僧侶く実在の人物です。
永谷宗円とも意気投合し、語り合ったということも文書に残されているのです。

売茶翁役にはと髪を短く丸めました。
でもあんましかわんないみたいな・・・
もうちょっとシェイプアップしんとねえ。

みなさん どうぞお越しください。


平成22年8月20日(金) 19:00~20:30 
宇治市文化センター小ホール



平成22年8月29日(日) 14:30~16:00
宇治田原町総合文化センターさざんかホール

いずれも
有料(全席自由)
大人 前売1,200円(当日1,500円)
高校生以下 前売600円(当日800円)

主催:特定非営利法人 山城こみねっと
TEL:0774-43-4122 または 090-6201-7531

ホームページURL http://www015.upp.so-net.ne.jp/kominet/