あまり気乗りしない川へ、H本氏、T氏と共に入った。
何故気乗りしないかって?
採れる気しないからです。
川の条件悪いし、場荒れしてるしで採れる気しないけど、2人の希望で入ったのよ。
天候は、雨が少しだけパラつく程度。たまに薄日が出る。
色々と試したけど、予想通りパッとしない。
ここに慣れてる人ならある程度見当つくんだろうけどね。
あまりにも採れないから、単独でちょいと出稼ぎに出た。
まだ前回の苦行で痛めた体が悲鳴を上げてる。
河原をヒーヒー言いながら歩くこと○○分。
適当に掘ってみると、細かいけどパラパラと出る。
試し掘りで何か所か掘ってみても殆どハズレが無い。
まっ、あそこで無駄な時間潰してるよりこちらのほうがいいでしょう。
残り2時間を無駄にするより移動して、細かくても短時間で効率よく採る方がマシだ。
2人を呼びに戻りかけたが、再度ここまで来ることを考えると絶望的になる。
「ここで一人でやってればいいんだよ」
悪魔のささやきが聞こえてくるが、なんとか偽善者を貫いて2人が見えるところまで戻った。
100mくらい先で2人がこちらを見て何か話している。
ここで私は試してみた。
道具を河原に落とし、そのまま前に倒れ込んで行き倒れを演じてみた。
30秒・・・・1分?
もういいかなと起き上がってみると、2人とも私が倒れる前と位置も姿勢もまったく変わってない。
ここはさぁ・・どうしたんだ?って駆け寄ってきてくれるところじゃないの?
2人共
「パン皿を落としてから倒れたから演技だろ」
「出稼ぎが徒労に終わったと、体でサインを送ってくれたんだろ」etc
なんなのこの人達は。
こんな冷たい人達だったんだね。ここは優しく抱き起してくれるところだろう。
冷人族1 T氏
散々、文句を言った後、みんなで大移動w
冷人族2 H本氏
頬についているのは、もみあげでなくて泥ですw
さすがに疲れたけど、頑張って砂金を探す。
でもやっぱり手抜きの達人は健在です。
そしてT氏がありえない場所でグラムオーバーを発見。
やっぱりこの人は引きが強いね。
実際には体力あるから探索範囲が広くて深い。
絶賛体力低下中の私には無理だわ
この川の砂金とは思えない細かさ。