ゆったりと日記を描こう

dorucasuの意味はカモシカです。聖書に出てくる手作りの大好きな女性です。

救急車を呼びました。!!

2012-12-18 10:32:10 | 介護について
 
先日、末の息子が二十年ぶりにひどい低血糖症状を起こし、手に負えなくなり救急車を呼びました。ちょうど私は風呂に入っており・・娘が気づき知らせてくれました。

途端に私は彼の子供のころに戻り・・冷静な母親になり対応しました。
でも、違うのは『子供たちにも対応させよう!』という思いが起きてきたことです。

で、私は「助けてね!」と云い、長男と次女に指図をしました。長男には主治医の番号を調べさせ、次女には電話をかけさせ・・私は昏睡状態になっている息子に糖分を取らせようとしながら主治医と話しました。先生に断られ・・救急車を呼びました。子供たちは私の行動をじっと見つめています。

 しばらくすると糖分をとっていないのに少し昏睡が覚めてきました。
私は、彼らに「きっと、アドレナリンが出て、気が付くから、大丈夫よ!」と言っていましたから、そのとうりになったのです『良かった!!』と思いました。

 でも、二男は気づきはしたもののジュースを飲むことも出来ません。
「では、救急車を呼んでちょうだい」というと次女は早速電話をしました。

この後、病院に運ばれ、検査と同時に治療をしてもらいました。すべての検査で、異常は認められず、ホットしました。

この対応は八時過ぎから十時過ぎまでかかりました。
救急の処理で一万円、次の日に主治医の面談で五千円かかりました。(本人が払いますが)

私は病院で待っている間にガタガタと震えだしました。そして涙が出てきます。
 私は泣きながら『アア 主が共におられるのでこうしてやってこられたな~』と思いました。
娘は帰宅のために来てくれ、少し話しました。
「あなたたちがいてくれて助かったわ~」というと娘も「子供の時は本当に分からなかった!」と云います。

 二男は、一歳半で、一型糖尿病になり、一日4回、インシュリンの自己注射をうっています。一生直らない病気といわれて、とてもやりきれない気持ちでした。

長女も十歳ですでになっていましたから、目の前が真っ暗になりヘタヘタと座り込んでしまうという体験をしました。信仰を持って七年目のことです。

それで、聖書のヨブ記を読みました。「何故、私たちにこんなことが起きるのだ!」と・・・
で、罪があるためではないと分かりました。いわゆる因果応報ではないのです。
信仰の友に「何か罪を犯しているのでは?」と言われましたが、私はそうは思いませんでした。

生まれつき足の立たない人が癒されたとき、弟子たちが「この人は、この人、この人の親が罪を犯したから、足が立たないのでは・・」と言ったときに主は言われました。
「そうではない、神の栄光が現れるためです」と・・・

 今では、子供たちも大きくなり長女と二男は自分でコントロールをしています。
高齢となった私はどんどんと弱くなってきています。
ですから、子供たちにはきょうだいとしてできることをして欲しいものだと思っています。

二男は今、仕事もなく”規則正しい生活”をしなくなっていましたから、こんなことがあって良かったと思っています。
人はタイヘンなことに出会い目が覚めるということがありますから
息子も彼なりに考える事でしょう。もう三十五歳になっていますから私は何も云いません!!
親に何か言われると、イヤな思いをするに違いありません。

「主よ、どうか○○に良い職業をお与えください」と祈るだけです。

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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大変でしたね (まこ)
2012-12-18 15:25:46
ドルカスさん 辛い思いをされたのですね。
次男さん 気がつかれて良かったです。
母も糖尿病だったので、低血糖になったことが度々あります。
食事と薬の量・体の疲れなど、影響するでしょう。
倒れる場所によっては、危険だし気がつかないでいると大変です。
ドルカスさんの祈りが通じるといいですね。
Unknown (ripple)
2012-12-18 17:31:52
事件で動揺したでしょうに、文章を読むと
冷静に対応されたごようすで、なによりです。
苦労の過程のなかで喜びたくさんあるの
ではと勝手に推測しています。(^-^)
まこさんへ (dorucasu)
2012-12-18 18:15:25
貴女のお母さんもそうでしたか。
体験した人でないと分かりあえませんね。

どうすればどうなると決まっていないので大変です。
きっと主は守って下さいます。感謝!!
rippleさんへ (dorucasu)
2012-12-18 18:17:02
貴方は職業上、良くご存じでしょうね!

 今は苦労して良かったと思っています!!
Unknown (eigosuki)
2012-12-19 07:25:14
dorucasuさん

すごいですね。まえのdorucasuさんは勿論知りませんが、
冷静な対応におどろきです。
へんな言い方で誤解されるかもしれませんが、
人はやはり成長できるのですね。

ひるがえって私は、、、。

でも特別な異常がみつからなくて
よかったですね。
Unknown (ミルフィーユ)
2012-12-19 08:39:32
次男の方は一歳半からの発病とか、
家族は勿論、本人はどれだけの苦労をしてきたことでしょう。
乗り越えられない困難を神は与えないと聞きましたが、時には過酷すぎると思うこともありますね。
でも、ご無事で良かった・・・・

冷静な対応あればこそ・・・・周りにも助けられて、
きっと心安らぐ時が訪れますようにと、信仰を持たない私もお祈りします。
eigosukiさんへ (dorucasu)
2012-12-19 11:44:06
ありがとうございます。

 信仰を持つ前の私は何もできないのに自信過剰な者でした。
こんなところを通されて「自分には何の力もない」と思うようになり・・神様に頼るようになりました。

で、守られ続けて感謝する、喜ぶようになったのです。
ミルフイーユさんへ (dorucasu)
2012-12-19 11:47:21
コメントありがとうございます。

>乗り越えられない困難を神は与えないと聞きました。
そうなんですヨ!!
「苦難と同時に逃れる道を与えて下さる・・」と書かれてあります。
40数年の間、どれだけ経験したことでしょう。感謝です。
こんばんわ (みかん)
2012-12-19 22:24:42
ご無事でなによりでした。
子供に一生治らない病だと宣告されて、
奈落の底へ落ちた経験は私にもあります。

雨の日でした。
ワイパーがフロントガラスの雨を拭っているはずなのに、ずっと滂沱の涙で前がよく見えない状態で帰宅したことを忘れません。

泣いていても解決しないわけで、子の育む責任に翌朝には背が伸びました。
どうすることがこの子にベストなのか?
親として人とは違う試練を与えられたのだとシャキッとするしかないのだと思いました。

何があっても運命は受け入れる事以外にないし、
悲観はし尽くしたら、自然と前を向くんだというのも経験しました。
自然体で残りの時間も生きてゆきたいと思っています。

ドルカスさんは信仰に辿りつかれました。
私は私の道で。
人それぞれですね(*^_^*)
みかんさんへ (dorucasu)
2012-12-20 05:56:39
そうですね。人それぞれです・・・

みかんさんも大変な人生が与えられましたね。でも、だからこそ見る事の出来る事があります。
今は、自然体で残りの時間を生きてゆきたいと私も思っています。

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