LA DOLCE VITA

オチャマ(11歳)と私のドタバタ海外(NY)生活。でも、時々オトン

DVD『Changeling』、『Milk』などなど・・・

2009-05-04 09:23:42 | 映画
過去の記録を観てみたら・・・映画の感想を書いてそのまま草稿になっていたものがたくさん。まとめて、書き足したりしてみました。


まずは、『Changeling』
辞書によると、changeling=「民話で妖精が子供をさらい、代わりに残す醜い、馬鹿な、取替えっ子、すり替えられた子」

1920年代の実話がベースで、アンジェリーナ・ジョリーが激痩せして役に望んだ(?)意味が観ていて伝わりました。もし・・・オチャマが誘拐されたら、私でもご飯も喉を通らず、やせ細るだろう・・・母親だもん。
腐敗したロスの警察。いつの時代もいる子供を狙う変質者。
精神病院で「自分の子供だと認めるなら、正常だから、ココを出してあげる」と、サインを強要されたり・・・アメリカ社会の表と裏。現実に、現在にもありえるかも?な情報の操作。こちらでは、やっとオチャマも一人歩きやお留守番が出来る年齢に差し掛かったというのに・・・鑑賞後、とっても心配になりました。後味は、悪いです。ジョン・マルコビッチの良さが、昔はよくわからなかったのですが。いい感じの歳のとり方ですね。素敵でした。


『Milk』
日本人には馴染みのない、ハーベイ・ミルクの名前。
NYの70年代を実際に生きたUpper Eastのハイソなおば様達の話では、当時としては、かなりの衝撃的な人物だったそうです。ゲイの公民権運動の立役者。保守的なNYから、恋人と一緒にリベラルなサンフランシスコに移る所から、彼の活動は始まる。
ショーン・ペンがパーフェクトに上手すぎ。意外なことに(?)ジェームス・フランコが品もあるし知的で、バランスが良かった。
NYの地下鉄の階段で出合って、ミルクがナンパする場面に、お互いの趣向がわかるサインでもあったのか?・・・良くわからなかったので、旦那に聞くと、「男女でも出合って直ぐに恋に落ちるんだから、男同士でもあるだろう?」とのこと。
そーなん~?



『007 慰めの報酬』【QUANTUM OF SOLACE】
前作の内容を忘れてしまったので、失敗だったかも。話についていけなかった。
舞台もイタリア・シエナから南米に飛んだり~シチリアに戻ったり~と、超人的な移動はうちの旦那様でも無理かと言っていたくらい。ストーリーに集中できなくなって、2度も見てしまった。ジェームス・ボンドは、ただの女好きな仕事人でいいんじゃないか?とおもってしまう。カーチェイスは、かっこいいですね。冒頭のアルファ・ロメオ群。イタリアの風景に本当によく似合います。



『Crash』
デビッド・クローネンバーグ監督で、ジェームス・スペーダー主演の同名の変態映画の感想を書こうと思いつつ、書けずにいたことを思い出した。

アメリカ社会が抱える現実問題(人種差別、保険制度、格差社会…etc...)を上手に描いていた。マット・ディロンが病気のお父さんを抱えて・・・のシーンは、アメリカに住んでいなかったら、私は理解できなかったと思う。
同じタイトルとは思えない真面目な映画でした。マット・ディロンは、アイドル俳優からいつの間にか立派に転身できていたのね。アラブ人のオジサンが犯罪者にならなくて、女の子も助かってよかった~。



『Girl, Interrupted』(『17歳のカルテ』)

思春期に誰でも抱えるであろう、自我との葛藤。最終的に主人公が日記を書くことで自分と対峙し治癒に向い、精神病院を出る。
父親との関係を暴露されて自殺した女の子役、ブリッタニー・マーフィーは上手だけど太っていたな~っと。アンジー姉さんの暴れっぷりは気持ちがいいです。


『Wanted』
映画というよりも漫画みたいで、笑っちゃう~♪特にラストのシーン~ナイナイ♪
大量のネズミがチュ~とか・・・爆笑でした!
姉御のアンジー、格好いいです。




『Nanny Diaries』
熊に切れたとか・・・変な邦題が付いていましたが、スカーレット・ヨハンソンはムチムチ感が可愛いので見てしまう。(私って、オヤジ化してる・・・) 
バブリーなUpper Eastの両親は、いつの時代?って感じ。オチャマ君曰く、「幼稚園生の子供の親にしたら、このオカンは老けすぎだ!」ですと。男の子って、意外とよく見ていて、真実を追求しようとする?ものです。



『Iron Man』
その昔、可愛かった演技派アイドル、ロバート・ダウニー・JR復活です。ヒゲのせいか、稲川淳二に似てきた。インタビューでも、ハイテンションだったりするので、まだお薬の問題が解決していないようにも見えますが。子供の頃から薬物を日常的に摂取していたらしいので、家庭環境って恐ろしい。サバイブ後の、今後の彼の活躍が楽しみです。



『Dream Lover』(『水曜日に抱かれる女』)
私的にB級映画の帝王=ジェイムス・スペイダーなので、我慢できるんです。
ストーリーに無理がありすぎでも。痩せている彼を観れたら私は幸せ。

久しぶりに日本映画を3本 『グーグーだって猫である』、『デトロイト・メタル・シティ』、『殯の森』

2009-05-02 04:17:39 | 映画
先週末は旦那さんが、「久しぶりにマッタリと、日本映画がみたい。」なんていうので、付き合うことにした。

外国語の映画を必死に観る癖がついているので、日本語で始まって日本語で終わる映画を観るのは、すごく楽だけど・・・シンドイコトでもある。

『グーグーだって猫である』は、去年亡くしたビジュちゃんとダブってしまったのもあったためか、全編ほとんど泣き通しだった私。(ペットロス症候群だったのかもね。)私もいまだに、ミミのことをビッちゃんって呼んでたりするし。
ふわふわ~っと、ファンタジーっぽく撮ってたけど、ちゃんと仕事をもって生きている女の人の直面する問題なんかも描けていたと、私は思う。
デイブ・スペクターがピーター・ヴァラカンっぽく出てるな~とおもったら。マーティン・フリードマンだった。元メガデスのギターリストが日本語上手いのは知っていたけど、ず~っとメタル系のセンスと外観を保っていてビックリだわ~

『デトロイト・メタル・シティ』には、大笑いでした。

でも・・・このバンドの音楽はKISSのパロディ・バンドみたいで、【デスメタル】じゃない。私も詳しいわけではないですが・・・、もっともっと毒々しいハズ

『殯の森』

先に一人で観て、「いい映画だった~」と感動していたうちの旦那さんに、鑑賞後どんな内容だった?と、聞くと・・・
(旦那さん)「遭難して雨が降ってきて、冷えたシゲキさんをオネエサンが裸になって、暖めてあげんネン」
(私)「・・・??そんな内容のお話だった??」

日本の風景、茶畑?とか綺麗でした。外国人が好みそうな映画だったかな。

DVD『The Wrestler』 & 『Sweet Child O’Mine』

2009-05-01 00:16:01 | 映画
猫パンチ~♪のミッキー・ロークが、レスラー役。(同世代の人しかわからないかも?)
一緒に鑑賞していた旦那さんが、「あの『ナインハーフ』の色男のミッキー・ロークが?何で?如何して?こんな顔になったん?」と、うるさかった
美容整形の失敗との、噂ですけど。

80年代の人気プロレスラー、ランディ(ミッキー・ローク)が落ち目になり、老体に鞭打って満身創痍で戦う姿は、痛々しくって見ていられなかった。特にわたくし、格闘技観戦が苦手です。痛そう~で。


この台詞って、どこかで聞いたことがあるような、ないような。
格闘家は格闘家としてしか生きられないのかしら?

マリサ・トメイは、『オンリー・ユー』でロバート・ダウニー・JRと出ていた時からの好きな女優さん。

全体的にハードロックが流れて、私個人としては闘志が湧く

ラストの場面でかかる、ガンズの名曲↓が心に沁みます。

Sweet Child O' Mine Music Video


ボーカルのアクセル・ローズもこんなに可愛かったのに、今では・・・

同じドクターだったのかしら?

インドよね~♪ DVD『スラムドッグ$ミリオネア』、『Love Guru』

2009-04-09 02:19:01 | 映画
Slumdog Millionaire - Trailer



今年の映画賞総なめ状態だった、『スラムドッグ$ミリオネア』
久しぶりに2時間があっという間に感じる映画でした。
イギリスの製作で、イギリス人の監督なので、純粋なインド映画ではないらしい。
でも、インドのムンバイのスラム街で育った兄弟が自力で成長していく過程が逞しかったり、主演の二人をはじめ、子供時代の子役達の目が輝いていて、インドの今のエネルギーを感じた。
映像も綺麗でスピード感があり、単純なストーリーなこともあって、台詞以上に印象を残すように思う。
「暴力的で衝撃的なシーンも多いから、Happyな映画ではないよ」と、映画館で見てきた友人が言っていたけど、暴力シーンの苦手な私でも大丈夫でした。

今、インドなのよね!
もう少し若かったら・・・インドにも住んでみたかったかな?な~んて。

でも、

インドカレーが食べた~い


元気がないときに、お馬鹿映画でも見て元気になろう!と思ってみたDVD『Love Guru』・・・マイク・マイヤーズは、昔の方が面白かったような気がする。

インド訛りでシタールを弾きながら、Extremeの『More Than Words』を歌うシーンが可笑しかったの。       

"More Than Words" in The Love Guru


オリジナルは、こっち ↓

More than words


その昔、このファンクメタルなバンドの代々木体育館でのコンサート行ったことを思い出しました。静かな曲はこの曲のみ。
でも、当時のヘビメタ系のコンサート(Van Halenとか、ポイズンとかモトリークルー、Guns & Rosesとか・・)と比べると、年齢層が高くて、超絶テクのギターリスト、Nuno・Bettencourtファンの男の人達がノリノリで、落ち着いた盛り上がりが面白かったです。
旦那さんと結婚して、子供を産んだり、ヨーロッパで暮らしたりして、そのあたりで記憶が途切れているのですが・・・

で、わたくし、以前は全く興味のなかったNunoにハマっているのですが・・・長くなるので、また今度。。。

映画備忘録(9月)

2008-10-01 08:31:00 | 映画
PCの画面があまり見たくない・・・
そんな病んだ(?)9月だったので、久しぶりにDVDをたくさん見ることが出来ました。

明日から忙しくなりそうなので、この1ヶ月の間に観た映画の記憶をメモってみました。

★『La Pianiste』
久しぶりに見た怖い映画。
昔、『ミスター・グッドバーを探して』を淀川さんが「大人のオカルト映画」と紹介していたけれど、あの映画と同じくらい主人公の女性が痛々しい。中村うさぎの『私という病』を読んだ後だったので、東電OL事件の女性にも通じるものがあるかも~と思った。男の人の場合だと、『アビエイター』のハワード・ヒューズかな?

母親の期待通りのピアニストにはなれず、コンセルバトワールの教授として、たまにサロンのコンサートで弾く、40歳くらい?のイザベル・ユペールが生徒としてやってきた男の子と惹かれあうのだけど・・・
過干渉の母親との関係を断ち切れず、40歳過ぎても母と同じベットで寝起きし、異性との付き合いもないまま大人になったので、妄想肥大で、自傷行為を繰り返し、性の倒錯に逃げている?

生まれ持ったものもあるけれど、子供時代の親との関係が上手くいかないと、
ゲイになると聞いた事がある。(決して偏見ではないです。)
思春期に親との葛藤や反抗期を経験しないまま、良い子で大人になることがどんな結果になるのか、親として子供に接する上で考えさせられた。

アメリカ映画ばかり観ていたので、久しぶりにフランス映画の世界にどっぷり~と浸れました。文化の成熟度、俳優の力量・・・

彼女にひかれる生徒が、トイレに逃げ込んだ主人公を引っ張り出したシーンは可愛い
このシーンだけが救いだった。


★『The Family Stone』
アメリカの大好きな家族愛~な映画。EASY過ぎて・・・
『Little Miss Sunshine』もそうなんだけど、私はあまり好きじゃない。Rachel McadamsがMeanな妹役で可愛い。サラ・ジェシカ・パーカーが出てくると、どうしても「キャリーだ!」
声が独特なのかも?

★『Key Largo』
1948年のハンフリー・ボガードとローレン・バコールの映画。まだ今ほど観光地化されていなかったキーズが趣があっていいかも。

★『グランド・ホテル』
グレタ・ガルボが綺麗だけど、バレーリーナに見えない。サイレント映画の俳優さんが多かったみたいで、今の映画と比べるとオーバーアクションかと思う。

★『Cold Mountain』
もったいぶった展開が・・・時間の無駄だった。



★『21(ラスベガスをぶっつぶせ)』
どんでん返しがスカッとしました。
でも、あのサインは長嶋監督のサインと同じくらいバレバレでしょう。
月光院さんがお書きになっていましたが、ケイト・ボスワースの堅実さに救われました。
それにしても、MITやハーバード、東海岸の有名大学の学費の高さ・・・
奨学金の狭き門・・・
格差は開くばかりだ。



★『Remember The Titans』
人種差別がまだまだ残る70年代初頭のアメリカの実話を題材にした映画。
アメリカン・フットボールのルールがわからないけど、面白く見れました。

まだ若くて可愛い、ライアン・ゴズリングがちょい役なのに悪目立ちしているような~。ミッキーマウスクラブ出身は華がありすぎるのかな~。最近太って落ち着いちゃいましたが、この頃の、彼の何か企んでいるような目元や口元が私は好きです。
「HEROS」のヘイデン・パネッティーアがコーチの娘のフットボール大好きな女の子役で出ていた。子役あがりだったのね。


★『河童のクーと夏休み』
お友達のお勧め!で見たら、泣けた。
河童の子供が健気で~うううう~
礼儀正しいんだよ~ううううう~

オッサンっていう犬がこの家にやってきた経緯がありがちで、つらいです。
白っぽい画像が夏の光線の雰囲気をかもし出していたように思えます。
想像してたより、良かった。



★『Sex and The City (The Movie)』
ドラマはチャンと見てないですが、悪い意味でエスカレートしているような・・・
くだらな~い! ファンションもセンスも会話も下品で悪趣味~!!
なんて一人つぶやきながら、最後まで観てしまった。
サマンサの女体盛りなんて・・・見たくなかった。



★『Stargate』
「好きな俳優は誰?」なんて、質問をされるとちょっと困る。
私が好きなのは・・・James Spader・・・あまりメジャーではないらしい。


『Secretary』や『僕の美しい人だから』などで有名でだと思うのですが、インディペンデント系の変態映画の主役か、嫌味なヤッピー役ばかり。この映画では、珍しく普通(でもオタクっぽい)の考古学の教授役で出ています。

私にとっては、ずっと目が離せない存在。でも、去年『Boston Regal』でエミー賞を受賞したときの変わり果てた姿はショックだった

普通の人の役のJAMES SPADERよりもひねりのある役の彼のほうが、私としては、そそられます
シリーズ化されているSFファンタジーみたいですが、キレイだったJames Spaderが観れただけで、私は満足


DVD『Lust Caution』

2008-09-08 11:43:10 | 映画
涼しくなったので、DVD鑑賞に良い季節になり、週末はいっきに3本観ました。
夏の暑い間は、何故か家で映画を観る気になれず、(ゴルフと家の片付けで、そんな気分になれなくて・・・)NETFLIXでかりていたDVD2本を2ヶ月借りっぱなし放置・・・勿体無い・・・

5月から7月くらいまで見た映画の感想も徐々に思い出しながら、UPしようと思っています。

とりあえず昨日観た映画~『Lust Caution』
『ブロークバック・マウンテン』のアン・リー監督作品で、去年(2007年)のヴェネチア映画祭で金獅子賞をとっている。
一緒に見ていたはずの旦那さんは、時差ぼけで途中で寝ていた。
映画はマンダリン語で理解できない為、英語字幕を読みながらみたので、かなり忙しかった。

日本軍の占領下の中国で、香港に逃れてきた主人公の女子学生が、誘われるまま抗日運動の学生劇団に入りヒロインとして舞台を勤め、抗日活動に染まっていき、日本軍に協力的なトニー・レオン暗殺の為に自らの身を投じる・・・

原作を読んでいないので・・・
映画だけで判断すると、主人公の女の子は、特に政治的な思想はなく、スパイとしての自分の運命を女優として演じ切り、最後の場面に至ったような・・・

過激な性的な描写で、中国ではかなりの部分をカットされ、米国でもR指定。
この過激なシーンは、トニー・レオンと主人公の女の子の駆け引きでとても重要な場面なんだけど・・・激しすぎて痛そう・・・

いつも、こういった場面の表現で一人悩む・・・私。

1.民族的な違いがあるのか?(←日本人の表現とは、微妙に違いそう?)
2.求め合うから激しいのか?
3.激しさにストーリー的な裏があるのか?(←もちろんこの映画の場合はあるのよね~?)


主人公の新人の女の子のからだが綺麗。東洋人の女性の身体って、きれいなんだね。
すっぴんの顔も最近のPlasticなハリウッドや日本の女優さんの顔と違って、ナチュラルでよかった。
トニー・レオンは老けたけど、からだはしぼられていた。でも、肌の感じがイマイチで、意外と毛深くてビックリでした。

今更ですが、映像の世界もアジアの時代なんだわ~

『ハムナプトラ3呪われた皇帝の秘宝』 Tomb of the dragon emperor

2008-08-12 05:37:21 | 映画
The Mummy: Tomb of the Dragon Emperor - Trailer


オチャマを塾の帰りに、お友達と約束していた映画に連れて行った。
子供と一緒に観る映画って、こんなアドベンチャーものばかりだわ。
いま、連れて来たお友達と一緒にWiiをしています。
32インチのテレビが壊れたので、今は小型のテレビなのに、それでもゲームが出来るなんて・・・

「液晶テレビは、あと2ヶ月待ったら絶対安くなる!」と言う、旦那さんの(ホンマかいな?の)提案で買い控え状態です。
おかげで私はDVDも小さい画面では、あまり見る気になれずにいます。
だって、予備で置いてあった古いテレビの画面よりも、まだパソコンの画面の方が大きいような気がする・・・

映画は『The Mummy』の続編で3作目。私は前2作とも見ていませんが、フロリダのユニバーサル・スタジオでこの『The Mummy』のライドに乗りました。
ライドは面白かったのですが、エジプトが舞台のミイラ物(そのまんま)なので、虫が出てきて、それだけで絶叫!でした。私は虫が大の苦手

(「風の谷のナウシカ」なんて想像しただけで鳥肌ですから。虫が巨大化!?虫の言葉なんてわからなくて良いです。もちろん見たことないです。)

今回は中国が舞台なので、虫は出てきません。
虫嫌いな人には、お勧めです

ジェット・リーが中国の呪われた皇帝役で、国家統一を企む軍人の策略で生き返り、キングギドラ(ドラゴン?)やナゾの猛獣にヘンシン~したりしますが、小柄の童顔なので悪い人には見えない

ミッシェル・ヨーと戦う場面は、カンフウ映画です。

4作目の舞台はペルーになるらしい。

映画には関係ないけれど、主役のブレンダン・フレイザーの前髪が以前よりもフサフサになっていて、オデコばかりに目が行ってしまった

BATMAN 『The Dark Knight 』

2008-07-24 10:26:51 | 映画
** NEW ** The Dark Knight (2008) - Theatrical Trailer 3 HD


オチャマと約束をしていたbatmanシリーズ最新作、『The Dark Knight』を観て来た。
こちらでは、先週末から公開が始まっていて、記録を塗り替えたなどの報道は聞いていたのですが、前作『BATMAN Returns』で画面が暗すぎて思いっきり寝てしまったので、2時間30分のなが~さを耐えられるか当初は不安でした

映像、脚本、キャラクターetc...アメコミのヒーロー物を越えた、完成度の高さにいつの間にか引き込まれていました

ヒース・レジャーのジョーカーは・・・悲しいほど残酷で冷酷で、まるでヒースじゃなくて、破壊行為にエネルギーをそそぎ、快感を得るテロリストのジョーカーが存在していたかのようでした。
こんなに才能のある人を亡くしたと思うと、もったいない。

”粗探し”大好きな私が、唯一突っ込みたいのは、ブルース(クリスチャン・ベール)が007のジェームス・ボンドのように、美女を引き連れて派手にパーティー会場にヘリコプターから登場したり、ヨットでロシアン・バレエのプリマ達とバカンスしてたり・・・
それもレイチェル(マギー・ギレンフォール)の気をひく為だったんでしょうか?
BATMANのブルース役は孤独に影を背負っているみたいな方がいいな~(個人的に)

レイチェル役のマギー・ギレンフォールは、日本人には受けない顔だと思うのですが、手足の長いすら~っとした姿態はいつ見ても羨ましい。究極の恋愛映画(だとおもっている)『Secretary』以来のファンです。

ティム・バートンのBATMANシリーズも、ジャック・ニコルソンのジョーカーも、偏執からの悲喜劇が人間味があって好きでしたが、今回のこの映画は漫画の世界から離脱して、現実にありえそうな恐怖さえ感じてしまいました。

DVD×3本「ATONEMENT」、「SCOOP」、「No Country for Old Man」

2008-05-03 11:25:19 | 映画
風邪ひきで体力&気力も無く、家でゴロゴロとアイロン掛けをしながら映画を見ました。頭ボ~で普段から聞き取れていない英語がもっと理解できていないかもしれないけど。
本当はこの前に1本変態映画を見ていて、それを書こうと思いながら・・・
そのうちに元気になって、気が向いたら書くかもしれません。

「ATONEMENT」は邦題の「つぐない」だと、演歌っぽくなりますね。寒さこらえてセーター編んじゃいそう。
13歳の妹の嘘(勘違い?)で運命を狂わされてしまう~というお話。
見終わったときよりも、後からじわ~りと悲しみがやってくるタイプの映画でした。出来れば、幸せになってほしかったと。
同じキーラ・ナイトレイ主演の「自負と偏見」と同じ監督なので、原作のイメージを大切に映像化しているのかも知れません。原作読んでみようと思いマシた。
キーラ・ナイトレイは痩せすぎが加速したような気がするけど。戦争中の話だからいいのかも。



「scoop」はウッディー・アレンが、またスカーレット・ヨハンソンを使って撮った映画。前作「Match Point」とは違うコメディーでしたが、どことなく「カイロの紫の薔薇」を思い出させる所もあったり。
スカーレット・ヨハンソンが、シーツを体に巻きつけて家捜しする場面が合ったのだけど、ボンボンとムチムチの色気と健康美あふれる体にあの唇は、男の人たちはメロメロでしょうね。スカーレット・ヨハンソンは本人も周囲も賢いので、いろいろな意味で恵まれていそう。
ヒュー・ジャックマンは、背も高いし紳士的でいいのだけど、この役には物足りなかったです。暇つぶしだったらお勧めです。



「NO COUNTRY for Old MAN」は西川のりお似(?)のおかっぱ頭の殺人鬼が兎に角恐ろしかった。前半のテンポが最後までつづいたら、心臓止まって死ぬかと思い途中で見るのをやめようかとも。
何度も一人で「ぎゃ~」っと叫んでしまい、映画館で見て他人様に迷惑かけなくて良かった。

DVD『3:10 to YUMA』 & 『American Gangster』

2008-03-23 13:19:01 | 映画
昨日の金曜日は、イースターホリデイでオチャマの学校もお休み。
イースターはいつでもどこでも、お天気が悪いと相場が決まっている(?)ので、一日まったりと家で映画鑑賞の休日になりました。

DVDはちょこちょこと見ているのだけど、最近富みにオカンの感想になってきている自分に気づき悲しくなる。
たとえば、『それでも僕はやっていない』なんて、こんなにぼーっとしているから痴漢に間違われるのじゃないか!!第一、就職の面接に行くのに、履歴書を家に忘れるなんて、これが今の若い男の子なんだろうか?もたいまさこ、だめだよ。こんな子供に育てちゃ!!
たまには、オカンにならない、ズブズブドロドロの恋愛映画が見たいと思っていたのですが・・・

結局、Netflixでオーダーして家にあったのは、男くさい映画2本でした。
それは、それでよかったような。

『3:10 to YUMA』は、クリスチャン・ベールとラッセル・クロー主演の西部劇。
日本では未公開ですか?
牧場経営にいきずまっていたクリスチャン・ベールが、200ドルの報酬の見返りに、ならず者のラッセル・クローをYUMA往きの電車に乗せる役目を引き受けるのだけど、そのうち2人の間に不思議な関係が・・・みたいな話です。
これは、オトンのお勧め。一度飛行機で見て、オチャマと一緒にもう一度感動を共有したいなんて言っていたのですが、確かに。お父さんのクリスチャン・ベールは正義の父親を貫いていてかっこよかったです。
映画自体のテンポもいいし、オチャマも感動していました。

「いい映画やろ~オチャマ!オトンもこうありたい!」なんていっていたくせに。
映画のあとにWiiでゲームをしながら、息子の前で散々インチキを繰り返したお父さん。あなたは息子の手本になってません!!






『American Gangster』は、デンゼル・ワシントンとこれまたラッセル・クロー主演の70年代の麻薬と警察内の汚職がはびこるNYが舞台のお話。
デンゼル・ワシントンがどうしても悪役に見えなくて。
ラッセル・クローは、お腹が太鼓腹で機敏そうに見えない。
最後の30分が勝負~な映画でした。

こてこての韓国ドラマにはまる人の気持ちがチョッとだけわかりそうな、今日この頃の私です。