89式小銃の槓桿(こうかん=コッキングハンドル)は尾筒部(アッパー・レシーバー)右側に装備されている。
槓桿の前面には滑り止めの刻み目(チェッカリング)が施されているが、
後面は平らではなく、窪みとなっている。
これは多分この部分が精密鋳造(ロストワックス鋳造)が使われているのではないだろうか?
鋳造では厚みがある部分はヒケが生じやすいからこうなっているのではないかと推測される。
単につまみやすいようになっているのかもしれないし、
銃のブレを抑えるためになるべく軽くしたかったのかもしれない。
もっとも、強度の必要な部分だけに削り出しの可能性も否定できないが、
それならもっと単純な形状にするだろう。
64式小銃では右利き、左利きの両方に対応させるため
スライド(ボルトキャリアー)上面に一体形状で槓桿を設けたが、
89式では諸外国でよく見かける右側面へ設けることとなった。
左利きへの配慮か、単なる右方向ではなく右斜め上に向けているが、
右利きの射手でも左手で槓桿を操作することがあるらしい。
この槓桿右配置のせいで反動が若干右にブレるという話もあるが・・・
どの程度の話なのか、少なからず疑問である。
(画像は東京マルイ社製電動ガン)
槓桿の前面には滑り止めの刻み目(チェッカリング)が施されているが、
後面は平らではなく、窪みとなっている。
これは多分この部分が精密鋳造(ロストワックス鋳造)が使われているのではないだろうか?
鋳造では厚みがある部分はヒケが生じやすいからこうなっているのではないかと推測される。
単につまみやすいようになっているのかもしれないし、
銃のブレを抑えるためになるべく軽くしたかったのかもしれない。
もっとも、強度の必要な部分だけに削り出しの可能性も否定できないが、
それならもっと単純な形状にするだろう。
64式小銃では右利き、左利きの両方に対応させるため
スライド(ボルトキャリアー)上面に一体形状で槓桿を設けたが、
89式では諸外国でよく見かける右側面へ設けることとなった。
左利きへの配慮か、単なる右方向ではなく右斜め上に向けているが、
右利きの射手でも左手で槓桿を操作することがあるらしい。
この槓桿右配置のせいで反動が若干右にブレるという話もあるが・・・
どの程度の話なのか、少なからず疑問である。
(画像は東京マルイ社製電動ガン)