大変ご無沙汰していますねぇー、ちょつと サボってしまうと挫けそうになってしまう最近の私のブログ・・・
5月も最後ということでちょっと投稿してみます
最近、テレビCMなどで「ジェネリック医薬品」という言葉を良く耳にしませんか そうです後発医薬品と言って大手や海外の製薬会社が、新薬として開発・販売したものを同じ成分で後発で 安く提供しているものです。
医療費に占める薬剤の費用はかなり高額ですから、同じ効果・成分で安く手に入るならそれに越した事はありませんよねぇー
しかし以下の記事のように、 実は必ずしも同じものばかりではないという報告が昭和大の内田先生からありました。
信じて服用している患者さんにとっては衝撃的な発表ですが、もう少し時間をかけて真偽のほどを見極める必要があるようです
*** 以下報道記事 ***
後発品、「先発品と同じ薬」は誤り 昭和大・内田教授
昭和大医学部第二薬理学の内田英二教授は17日、東京都内で開かれた国際治療談話会例会(日本国際医学協会主催)で講演し、後発医薬品の普及に向けて、業界の信頼性確保など8項目にわたって提言した。
内田教授は、「後発品は新薬と同じ有効成分で効能・効果、用法・用量が同一」「品質の違いはない」などと説明しているが、必ずしもそうとは言い切れないと指摘。「先発医薬品と同じ薬であるという誤った認識を是正する必要がある」と述べ、適正な情報を隠さず社会に提供すべきだと主張した。
内田教授はまた、「わたしが調べた限り先発品の適応症がない後発品が40種類以上ある」と問題視。ロキソプロフェンナトリウムの後発品のうち3品目は、添付文書に記載された薬物動態パラメーターが全く同じだったことを指摘し、「臨床薬理学的にみて、そんなことはあり得ない」と疑義を示した。
その上で、申請時に提出する溶出試験、生物学的同等性試験の薬物濃度測定は、GLP対応の第三者外部機関で行い、データの信頼性・透明性を確保することを提案。市販後は、公的機関が申請時データに基づき、定期的に品質保証を行うよう求めた。
同日は、東京慈恵会医科大第三病院内科学・臨床検査医学の大西明弘助教授も講演した。後発品処方を原則とし、例外的に先発品を使用する処方せん様式への見直しが浮上していることについて、「変更すると臨床現場が混乱する」と否定的な見方を示した。 Copyright (C) 2007 株式会社じほう