こころのカフェテラス ~ ほっと癒されるblog ~

最近疲れてませんか?「からだ」と「こころ」
心理カウンセラーの目線で心身の健康・社会等に関する情報を発信しています。

聞く事の難しさ・・・

2006年04月30日 | 「こころとからだの健康」お役立ち情報
世の中はいよいよ大型連休・GWに突入し大勢の人が海外旅行へ行ったり、それぞれのレジャーを楽しんだりしているようです。

今年新入学や新社会人となった人たちも、何が何だか判らない内に1ヵ月が過ぎお休みになっている人も多いでしょう。
新入社員などで、研修も終わり職場に配属された人は、新しい人間関係・環境・仕事・覚える事や判らない事の多さにバタバタとしている人も多いはずです。そんな時職場の上司や先輩が必ず言う事は「判らなかったら何でも聞いてくださいね!」だと思います。
この「判らなかったら・・・聞いて・・・」が中々難しいですよね、実際には。こんな事を聞いても良いのか、昨日聞いたが良く判らないまま仕事がスタータしてしまい今さらもう一度聞けない、皆忙しそうにしているので質問なんかしてよいのかな? などなど理由は様々だと思います。
その職場に長く居る人にとっては、何でもない当たり前の事が、新人には判らない事も沢山あります。言葉で「判らない事は、聞いてね」と言うだけではなく、話しやすい質問しやすい雰囲気作りも大切です。
例えば新人と先輩がマンツーマンではなく、隣の職場の新人と先輩も交えて複数でランチに誘うとか、ちょっとティータイムとか・・・自由に話が出来るような雰囲気や環境作りも教育係りの先輩の知恵と腕のみせどころです。職場の「心の健康」で最も大切な1つに「話しやすい雰囲気」があると思います。
新人さんほど「聞く事は難しい」と思いがちです。是非周りの人が自然な雰囲気作りにちょっと工夫をすると、社会人の五月病も防ぐ事もでき、より良い職場・より良い仕事が出来るようになるのではないでしょうか?

久々にやられました・・・

2006年04月25日 | らくがきコーナー


とうとう、やられてしまいました、本当に久々です。
風邪でダウンしました。

週末から具合が悪く、土日はあまり動かず(でも日曜は講演会へ出掛けましたが・・・)私としてはゆっくりしていたんですが・・・。
月曜の午前中に病院へ行き薬をもらいましたが、昨夜は咳が出て苦しく、ほとんど一睡も出来ませんでした。
今日は完全ダウンです、ずっと横になっています。多寡が風邪ですが、健康な身体の有難さを実感します。今週末は出張の予定もあり何とか今日中に回復しないといけません。
人様には、頑張りすぎるな、無理するな、ゆっくり休め・・・と偉そうにお話しする立場ですが自分の事となると・・・私は医師ではありませんが「医者の不養生」という言葉にうんうん、成る程と思います。
さぁ、PCも閉まってもう一度休む事にしましょう。

季節の変わり目、日々の寒暖の差が激しい今年は風邪が流行っています。皆さんもどうかお気をつけ下さい。説得力があるような、無いような・・・。

JR西日本列車脱線事故から一年に思う・・・

2006年04月25日 | カウンセラーの独り言
一年前の今日4/25は、JR西日本福知山線列車脱線事故が起きた日です。
朝から、テレビはこの関連の報道続きですし、NHKが追悼慰霊式の様子を中継していました。

この一年間にJR西日本は利益追求至上主義、安全の対する認識、社内風土の改革、多くの問題を指摘され経営者が変わったりする中で社会的責任をどう取るか、遺族や負傷された方々、ご家族、周辺の人々への対応をどうすべきか・・・色々と試行錯誤の上、ひとつひとつ解決に全力を注いできたのだろうと思います。
もちろん当事者の皆様には、不十分な対応と受け止められ腹立たしい思いや、悔しさを胸にしている方々が多い事も理解できます。

こうした大惨事が起こるたびに「二度と繰り返さない」という誓いを新たにする訳ですが残されたご遺族、幸いにも命を落とさずに済んだ乗客の皆さん、ご家族、関係者の皆さんが、一日も早く元の生活を取り戻される事を願って止みません。

色々な考え方があるとは思いますが・・・敢えて・・・

この事故で犠牲となった106名の方々のご冥福を祈り、怪我や心身の後遺症に悩んでいる方々へお見舞いを申し上げると共に・・・

どんな思いでこの事故に至ってしまったのか・・・1名の運転士の方のご冥福もお祈りします。この運転士さんの命も、私たちと同じように「尊い命」に変わりはないのですから・・・。

107名の尊い命を無駄にする事が無いよう関係者の皆さんの努力を切望します。



話し相手は電話の向こう側・・・

2006年04月24日 | カウンセラーの独り言
最近のインターネット環境は素晴しく進歩していますね。通信速度の大幅アップは大容量の動画や画像の処理にもストレス無く対応してくれますし・・・日本でこれほどインターネットが普及するとは私は思っていませんでした。
昔、自宅のパソコンで初めてインタネットに接続した時、画像が「ガッガッチチチ、ガッガッ・・・」と細切れに1cm幅くらいで画面に現れてきた時の事を思うと、今は天国のような・・・。

さて、こうした大容量、高速通信が可能にしてくれるアイテムの一つに「テレビ電話」があると思います。NTTと老人ホームを運営しているベストライフ社など数社が共同で、高齢者との話し相手になる傾聴ボランティアをテレビ電話を使って派遣(実際にはテレビ電話を使って話す)する試みをしているようです。

あらかじめ登録した利用者が、傾聴ボランティアとテレビ電話の画面を通して話をしたり聴いたり・・・時には思い出の写真やビデオを双方の画面に映しながら話したり・・・という事も出来るようです。

このサービス「遠隔傾聴サービス」といって、今年の5月まで試験運用し事業化の可能性を探るようです。
時代と言えばそれまでですが、テレビ電話のモニターを通してしか話が出来ない社会にも課題は残っていますよね。しかし、こうしたサービスが実用化されれば、高齢者だけではなく、スクールカウンセリングや新たなカウンセリングの場面にも応用できるでしょうし、なにより相手の表情が判るというのはカウンセラーにとっては大きな情報ですから真っ向から否定するものではありません。

技術の進歩に人間が振り回されなければ・・・という条件付ですが。

うつ病患者の支援・・・

2006年04月23日 | カウンセラーの独り言
ここの所、業務多忙につきブログの更新がなかなか出来ず・・・その事自体が軽~いストレスになっていたりするような・・・。
なんて甘っちょろい事を言ってますが・・・カウンセラーもストレスを感じることは多々あります、生身の人間ですから!

さて、言い訳と前置きはこれくらいにして、今日(4/23)は千葉県柏市で「うつ病の当事者(患者さんやご家族)の支援をするNPO団体『ザフト』」の設立記念講演という催しがあり参加してきました。
記念講演では、国保旭病院の神経精神科部長「川副」先生のお話を聞く事ができました。また、参加者からの質疑応答やうつ病当事者(患者さんやご家族)の方が体験談をお話になるなど、大変参考になる催しでした。
中でも、うつ病患者が近年増加しており、概ね50人に1人の発症という状態となっています。この数字を多いと思うかまだ少ないと思うか・・・個人差がありますが、例えば日本の平均的な家族構成を4人家族と仮定すると、約12世帯中1世帯にうつ病の患者さんがいる事になります。皆さんの自治会は何世帯ですか?皆さんのマンションは何世帯ですか???。
私の自宅は1フロアに3世帯で4階建、全部で12世帯が住んでいますが、このマンションの一件にうつ病に悩んでいる患者さんがいる・・・と考えると、今や「心の風邪」「国民病」と言われる事も理解できますね。

しかし、うつ病などの精神疾患は他の病気と違い、まだまだ社会や世間の偏見・間違った認識が多く、病気の辛さはもちろん、治癒した後の社会復帰などにも大きな問題を抱えています。
今回の「ザフト」という市民活動団体は、うつ病の当事者同士が集まり悩みを打ち明けあったり、人の体験談を聞いたり、今日のような公開講演会で社会への正しい理解を求めたりする団体とのこと。うつ病に特化した団体でNPO認証されたのは千葉県では初めてということにも驚きましたが・・・市民の草の根の活動に敬服しました。私も微力ながらこころの健康について多少なりとも、自主開催セミナーや色々な媒体での情報発信を続けていこうと気持ちを新たにしました。

男性の更年期障害・・・

2006年04月18日 | 「こころとからだの健康」お役立ち情報
4月に入り、寒暖の差があるとは言え、街の中が少しウキウキしているような、新鮮な空気に包まれているような・・・そんな気がします。

さて、そんな清々しい前置きの後で・・・今日のタイトル「男性更年期」です。

更年期障害というと、まだまだ女性のものという理解が多いと思います。確かに女性の場合は生殖機能のサイクル「閉経」を前後して数年間、ホルモンバランスに異常を来たし心身のあらゆるところに障害が出始めます。「女性特有の病気」と言っても間違いではないと思います。

しかし、男性にも加齢や社会的立場の変化、身体や体力の変化で「更年期障害」と言えるような状態になるというのが、最近の多くの考え方です。男性更年期は実際には「性腺機能低下症」をさす場合が多いようです。男性ホルモンの低下との関連が強いという米国での研究もあります。

主な症状は ・怒りっぽく、イライラする
      ・寝つきが悪く、眠れない
      ・健康状態が低下したと感じる
      ・あごひげの伸びが遅くなってきた
      ・性欲や性的衝動が減った          などです。

まぁ、誰でも年齢と共に感じることは、あるような内容ですが、極端な症状があるときはホルモン分泌に何らかの異常があると考えられます。また、こうした症状を起こしやすいのは「真面目で、何事にも頑張るタイプの人」が多いという傾向もあります。現在大きな脚光を浴びている「団塊の世代」の方々は要注意かもしれません。
症状が心配な場合は、最近男性更年期の専門外来も出来ていますし、泌尿器科などを受診すると適切なアドバイスが得られます。

手軽な予防法は、十分な睡眠とリラックスという事です。この年代の男性に最も欠けていることかもしれませんが、趣味にうち込んだり、散歩や座禅なんかもリラックス効果があるようです。

体調が悪い人の話はジックリと聴く・・・

2006年04月17日 | カウンセラーの独り言


今、お医者さんは何処も人手不足で大変なんだそうです。特に地域で住民の普段の健康管理をしているドクターは不眠不休も多いのが実態。従って大病院に多くの患者が訪れ「3時間待ち、3分診察」なんて揶揄される事になってしまうのでしょうか?

先日ある医師の話を紹介したコラムに目が留まりました。
その先生は内科医で、ある時「頭が締め付けられるように重い感じ」を訴えてきた患者さんを色々と診察・検査したけどハッキリとした身体の異常が見当たらなかったそうです。時間をかけて話を聞くと、患者さんが頭痛に悩むようになったのは「親しい友人で、いつもいつも自分の悩みを相談していた人」が亡くなってからということが判りました。
この患者さんは「友人が死んだのは、自分がいつも悩みごとを相談し頼っていた事が負担になったのでは・・・」「友人の体調の変化に気づいてあげられなかった・・・」と自分を責めるような気持ちでいっぱいだと言うのです。
そうした気持ちを聞いてもらえる人も無く、ただ一人で抱え込んでいるうちに「頭が締め付けられるように重い感じ」の頭痛が襲ってきました。
幸い、この内科医の先生は診察の度に「ジックリと話を聞いてあげる」ことを続けてくださり、患者さんも最初は自分を責めるような内容が多かった話から、無くなった友人との思い出話なども話せるようになっていったようです。同時に微量の向精神薬を処方した事もあって、しばらくすると頭痛も大分軽くなってきました。
この内科医は、もちろん頭痛の原因が器質的なものではなく精神的なものであることに気がついていましたので「専門医でもない自分がこのまま治療を続けていても良いのか・・・」と悩んでいたようですが、こうした患者さんと医者の信頼関係が出来上がって入れば、あえて専門医に回すより大変でもこのまま治療を続けてもらう事が、何より患者さんにとって幸せな事です。

医者も人間、激務に耐えることばかり要求されては、本当に心の通った医療を実践する余裕は生まれません。この内科医の先生が「特別な環境にいる先生・・・」となっている今の日本の医療体制に考えさせられます。

久しぶりの下町気分・・・

2006年04月15日 | らくがきコーナー
この週末は寒さが戻ってきて・・・いゃ~風邪ひきそうですね。

昨日、仕事が終わってから骨髄バンクのボランティア関係の方々と「打ち合わせ」をするために東京の「新小岩」というところへ行きました。
初めて降り立つ駅でしたが、ちょっと昔懐かしいような商店街があったり、人の雰囲気が下町っぽい感じでした。打ち合わせは「おばこ」というモツ焼き屋さんでおこなわれました。まっほとんど「飲み会」でしたが・・・。
しかし、駅前の商店街からハズレ、住宅街の中なのにまぁー混んでいる事!
すぐにその理由は判りました。そうです、「すごく美味しい、安い・・・」ということです。私もお酒は付き合い程度に飲む方ですが、昨日は美味しいモツ焼きとレバ刺し、ハツ刺しに生ビール&冷酒という充実したオヤジタイムを過ごしてしまいました。少々飲み過ぎ(一人で高清水の生酒300ccを3本も飲んじゃいました・・・)で今朝は二日酔いでした。
隣のテーブルに居たお客さんとも骨髄バンクの話で盛り上がり「今度はボランティアに参加するよ」なんて言って頂き(酒の席での勢いかなぁ?)下町の人情も美味しく頂きました。久しぶりに美味しく・楽しくリフレッシュ出来ました。

疲れスッキリ・・・呼吸法!

2006年04月13日 | 「こころとからだの健康」お役立ち情報
先日、私事ですが「母とウォーキングをした・・・」と書きました。普段は家に閉じこもりっぱなしで一日中テレビ見たり、ラジオ聞いたり、居眠りしたり・・・の生活です。
その母も時代劇は欠かさず見るようで「水戸黄門」や「大岡越前」等々の超~有名どころからスペシャル物までテレビと語り合いながら見ているようです。どうして年を取ると「時代劇」にはまるのでしょうか???

さて、先日新聞に「呼吸法で疲れもすっきり」という記事がありました。皆さんもご存知の女優「由美かおる」さんの記事でした。
彼女は最近特に色々なトーク番組にも出演されていて、その変わらない美貌、スタイルが彼女のトレードマークにさえなっています。今だに「水戸黄門」シリーズでは娘役で、時には入浴シーンも・・・。由美かおるさん、1950年生まれ「56歳」ですって・・・。

いやいや、それで、彼女の健康法は「呼吸法」なんですね・・・。彼女は子供の頃から西野バレエ団に所属していて「西野流呼吸法」を実践しているそうです。書店などにも本が沢山出ていると思います。

簡単に言うと・・・
 ①足を軽く開いて立つ
 ②意識をおへその少し下に集中させる
 ③口から細く息を吐き、少し止める
 ④ゆっくりと鼻から息を吸い込む     という方法です。

2~3回繰返すと、血流が活発になり体の中から温まるのが実感できるそうです。
毎日目覚めた時と寝る前に20分位かけてこの呼吸法を実践しているそうです。

もう一つは、睡眠の質を高めるための工夫・・・。上質の睡眠時間を確保する事が心身の健康に大切なのは良く言われています。ダイエットや甘い物を我慢して空腹感で眠れないよりも「ビスケット1~2枚とホットミルク」で一息ついてから寝ることもあるそうです。

現在は「水戸黄門」シリーズはお休みしているようですが、新シリーズが7月からスタートします。女優さん・・・体が資本、自分自身が商品ですから「弛まぬ努力」を続けているんですね。
でもこの呼吸法は簡単ですから、私たちにもすぐに始められます。興味があったら是非お試し下さい・・・。

抑うつ気分を解消する「漢方薬」・・・

2006年04月12日 | 「こころとからだの健康」お役立ち情報
最近、何回かこのブログでも春という季節特有の環境変化や人間関係についてお話しています。こうした環境の変化、こころの変化は放っておくとドンドンこころのエネルギーを消耗してしまい「抑うつ状態・軽いうつ症状」になる事もあります。「五月病」などといわれるのは、こうした症状が多いようです。

さて、「うつ」や「意欲減退」には、抗うつ薬や向精神薬が処方されますが、東洋医学の分野でも効果のある薬や手技(指圧やマッサージ)があります。

中でも漢方薬の「香蘇散(コウソサン)」に、抑うつ状態解消の効果があると言われています。
この「香蘇散」は一般的には胃腸虚弱や神経症気味で風邪の初期症状がある場合に使われるようですが、抑うつ傾向があり胃腸虚弱で感冒初期症状にも効果があり、抑うつ気分の解消に効果があるとのことです。成分は紫蘇の葉、陳皮(ミカンの皮)、生姜、甘草、香附子(コウブシ:ハマスゲの根茎)等々を合わせたものだそうです。
うつ病は「こころの風邪」と言われますが、香蘇散は体の風邪だけでなく、こころの風邪も治す効果が期待できます。ご興味がある方はお医者さんや、薬剤師さんにご相談下さい。

人間関係の修復・・・

2006年04月11日 | 「こころとからだの健康」お役立ち情報
私の地元「千葉県我孫子市」では、桜もかなり散ってしまい本当に今の時期しか楽しめないキレイな若葉色の葉っぱが目立ち始めています。
町にも今週あたりは、黄色い交通安全のシートを貼った大っきなランドセルが走り回ってます(ランドセルを背負った小学生と言うより、ランドセルが大きく見えて「ランドセルが走っている」ように見えませんか?)

大人の世界も、新入社員、新しい職場、新しい上司、新しい生活環境・・・新しい尽くめですね。そしてこの時期新しい人間関係に戸惑いや不安、トラブルを抱えてしまう事も多いものです。

先日ある小冊子のコラムに載っていた内容を紹介します。

人間関係のトラブル、衝突は誰しも経験し、避けられないものでもあると思います。このトラブルや衝突をコラムの筆者は「骨折」例えていました。私自身も小学生のときに左腕を骨折し痛い思いをしました。その時に整形外科の先生に「大丈夫、骨折したところは、ちゃんと骨同士が成長し合い修復されるよ。骨折したところが仲直りすると今までよりもっと強くなるんだよ・・・」と言われた事を思い出しました。

人間関係の骨折も、最初は腫れがでたり熱をもったり、ヒドい痛みが続いたり・・・と同じように辛い事や嫌な事があります。
しかし、お互いが「相手の良いところを探り、認め、自分の悪いところに気づき、反省し改める」ことで、修復されると、その骨折したところ(人間関係)は従来より、深く・強く・信頼できるものになる事もあります。

こうした人間関係の修復作業は、単に仲直りするだけではなく、自分自身の人格向上や豊かな感性を作り上げるのにも役立つようです。

新しい出会いや人間関係が多いこの季節、トラブルや関係悪化を恐れなくても大丈夫です。その後の処置が上手くいけば「人間関係の骨折」も悪いばかりでは無いかも知れません・・・。

ウォーキング・・・

2006年04月08日 | らくがきコーナー
先日、本当に久しぶり・・・って言うか、初めてに近いと思いますが母と一緒に30分ほど近所の公園までウォーキングしました。
母は76歳、さすがに足腰が弱り、糖尿病などの症状もあるために医者からは食事の管理と共に「少し歩いてみては・・・」と言われています。しかし、足が痛い事もあって何だかんだと理由を見つけては家に閉じこもっています。

先日ある時に「今度少し歩いてみようかなぁー」と突然言い出したので、この機会、本人のやる気を逃してはいけない・・・と、一緒に歩く事にしました。母は小さい乳母車のような「歩行補助具」を押してつかまりながら、ゆっくりと歩くことはできます。近所の公園まで行って戻るだけでしたが、久しぶりに色々な話をしながらウォーキング(散歩)を楽しみました。

私も普段「忙しなく」歩いてはいますが、ゆっくりと景色や町の風景を楽しみながら歩く事は少ないので、よい時間を過ごしました。
その翌日から私は出張で家を空けていましたが、母はひとりでちゃんとウォーキングをしたそうで「良かったなぁー、定着してくれれば・・・」と思っています。

時間のあるときに、年老いた母の小さくなった背中を見つめながら、(さだ まさし さんの歌にあるような・・・)一緒にウォーキングしようと思います。

要介護認定者急増・・・

2006年04月06日 | カウンセラーの独り言
今日は、本当に良い天気です。昨日の雨のせいでこころなしか空の中の埃もキレイに洗い流されたようです。

さて、先日厚労相が調査結果を発表した「介護保険事業状況報告」では、高齢者の増加により要介護認定者が409万人となり前年比で6.4%も伸び、この5年間では1.6倍になっている事が分かりました。
介護保険制度が変わり比較的軽度の場合いわゆる要支援にも当らないケースも増えているようですが、老いても心身ともに元気で健康に暮らせるよう、足腰の筋力アップなど、中高年から意識的に運動する事が必要ですね。
もちろん生活習慣病対策も怠らずに・・・。

まるで我が身に言い聞かせるような内容ですが、皆さんも意識して要介護とならないように気をつけましょう。

さくら咲く季節・・・

2006年04月05日 | らくがきコーナー
今日、私の地元千葉県は朝からずっと雨です。せっかく咲いた桜も散ってしまいそうで残念です。

桜前線というのは北上する訳ですが、意外と東海地方でもまだ満開でない所や、北関東で既に6分咲きのところなど、バラツキがあります。
私たち日本人は、どうしてこんなに桜が好きなんでしょう?
綺麗な淡い桜色にホッとするから・・・、小さな花弁がギッシリ詰まった美しさが何とも素敵だから・・・、花見と称して朝から一杯やれるから・・・。理由はそれぞれですが、美しいものを素直に美しいと喜べる、楽しめる気持ちって大切ですね。
これもある意味で「こころのゆとり」です。殺伐とした事件や政局の混迷など世の中は落ち着かない状況ですから、せめて私たち一般人の生活の中にはすこしでも「こころのゆとり」を持てる様にしたいです、桜を見ながら一杯も十分にゆとりを満喫できる楽しみですね・・・。