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美幌川源流、オショロコマなし。珍しい♀ヤマベを釣った。
メスヤマベ。
2012-9-28 (金) 晴れ
最後に F ダムの右手の林道をつめてK川に入ったが金魚藻があり勾配がきつくて流れはとても速い。
水温は9℃と冷たいが、流れの緩いところには美しい金魚藻がびっしりとみられて、とても水がきれいな川であった。
ダムができる前、私たちが高校生のころヤマベ釣りに入っていた、いわゆるヤマベの宝庫TKS川の源流域とおもう。
かんがい用水を得るため ??? との名目でこの Fダムが出来てそれまで豊富にいたヤマベ、アメマスは完全にいなくなり、その後この渓流はもはや死んだものと考えていた。
今回はオショロコマ探しにほぼ半世紀ぶりにこの渓流を訪れたのであった。
この日は一旦死の川となっていたこの渓流に意外にも放流ニジマスと放流ものと思われるヤマベがみられた。
急勾配の浅い渓流だが、ところどころ流れが穏やかになるところにはヤマベがみられた。
これらヤマベは婚姻色で真っ黒ヤマベとなっているものが多く、釣り上げると激しく放精した。
ときどき放流ニジマスも20cm前後のものがかかった。
F氏が21cmのヤマベの1♀を釣った。
これは比較的きれいな個体でいまだ錆びはなく、帰宅後、F氏宅でさばいたところ、産卵直前の卵がびっしり入っていたので♀と確定した( たまたま卵巣の写真撮影がなく申し訳ありません)。
この日は黒んぼうヤマベがみられるもののサクラマスはいなかった。
海から遡上するサクラマス♀ではなく、河川残留ヤマベ♀が産卵の主役になる珍しい( ♂♀とも河川残留型ヤマベの )川なのだろうか。
それともダム湖に生息するサクラマスが遡上する形の産卵行動が、もう終わっていたのだろうか。
F氏は 2009-7-5 にも道東の忠類川で♀ヤマベ1匹を釣っている。
北海道野外で♀ヤマベは2万匹に一匹とされているようで、彼はそれを二匹も釣っていることになる。
美幌川源流域、F ダムの上流域にあたるこの渓流でも可能な限りさぐったが今回オショロコマは発見できず、アメマスも見られなかった。
長年、美幌川水系のあちこちを探ってきたが、これまでアメマス・ヤマベは場所により豊富に生息するがオショロコマは一匹も確認していない。
今回はメスヤマベ1匹と状態の良いヤマベをごく少しだけいただいて、そのほかの放流ニジマス、放流ものヤマベはすべてもとの場所にリリースした。
放流ものと言えども、完全な死の川であるよりは 魚がみられるほうが遙かにましであろうか。
定期的な放流がなされているのかどうかは不明だが、もしここで釣りをされる方がいるとすれば魚の持ち帰りは最小限にすべき渓流と思います。
同じ水系の網走川源流の一部にはピンポイント的にオショロコマが残存する。
しかし、これまで調べてきた限りでは今現在、網走川支流の美幌川水系にオショロコマは生息していない可能性が高いと思われる。
しかし、美幌川水系源流域のなかには深い深い谷底を流れるところがある。
つまり、私の身体的能力では到達に危険をともなうごく狭い数カ所がいまだ、未調査水域のままである。
分布調査の常であるが、いた という証明よりも いない という確認のほうが遙かにむずかしい。
これは おいしいヒラタケ。
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美幌川源流、オショロコマなし。珍しい♀ヤマベを釣った。
メスヤマベ。
2012-9-28 (金) 晴れ
最後に F ダムの右手の林道をつめてK川に入ったが金魚藻があり勾配がきつくて流れはとても速い。
水温は9℃と冷たいが、流れの緩いところには美しい金魚藻がびっしりとみられて、とても水がきれいな川であった。
ダムができる前、私たちが高校生のころヤマベ釣りに入っていた、いわゆるヤマベの宝庫TKS川の源流域とおもう。
かんがい用水を得るため ??? との名目でこの Fダムが出来てそれまで豊富にいたヤマベ、アメマスは完全にいなくなり、その後この渓流はもはや死んだものと考えていた。
今回はオショロコマ探しにほぼ半世紀ぶりにこの渓流を訪れたのであった。
この日は一旦死の川となっていたこの渓流に意外にも放流ニジマスと放流ものと思われるヤマベがみられた。
急勾配の浅い渓流だが、ところどころ流れが穏やかになるところにはヤマベがみられた。
これらヤマベは婚姻色で真っ黒ヤマベとなっているものが多く、釣り上げると激しく放精した。
ときどき放流ニジマスも20cm前後のものがかかった。
F氏が21cmのヤマベの1♀を釣った。
これは比較的きれいな個体でいまだ錆びはなく、帰宅後、F氏宅でさばいたところ、産卵直前の卵がびっしり入っていたので♀と確定した( たまたま卵巣の写真撮影がなく申し訳ありません)。
この日は黒んぼうヤマベがみられるもののサクラマスはいなかった。
海から遡上するサクラマス♀ではなく、河川残留ヤマベ♀が産卵の主役になる珍しい( ♂♀とも河川残留型ヤマベの )川なのだろうか。
それともダム湖に生息するサクラマスが遡上する形の産卵行動が、もう終わっていたのだろうか。
F氏は 2009-7-5 にも道東の忠類川で♀ヤマベ1匹を釣っている。
北海道野外で♀ヤマベは2万匹に一匹とされているようで、彼はそれを二匹も釣っていることになる。
美幌川源流域、F ダムの上流域にあたるこの渓流でも可能な限りさぐったが今回オショロコマは発見できず、アメマスも見られなかった。
長年、美幌川水系のあちこちを探ってきたが、これまでアメマス・ヤマベは場所により豊富に生息するがオショロコマは一匹も確認していない。
今回はメスヤマベ1匹と状態の良いヤマベをごく少しだけいただいて、そのほかの放流ニジマス、放流ものヤマベはすべてもとの場所にリリースした。
放流ものと言えども、完全な死の川であるよりは 魚がみられるほうが遙かにましであろうか。
定期的な放流がなされているのかどうかは不明だが、もしここで釣りをされる方がいるとすれば魚の持ち帰りは最小限にすべき渓流と思います。
同じ水系の網走川源流の一部にはピンポイント的にオショロコマが残存する。
しかし、これまで調べてきた限りでは今現在、網走川支流の美幌川水系にオショロコマは生息していない可能性が高いと思われる。
しかし、美幌川水系源流域のなかには深い深い谷底を流れるところがある。
つまり、私の身体的能力では到達に危険をともなうごく狭い数カ所がいまだ、未調査水域のままである。
分布調査の常であるが、いた という証明よりも いない という確認のほうが遙かにむずかしい。
これは おいしいヒラタケ。
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