読書日より

読書記録です。

悲しみよ こんにちは  (F・サガン)

2007-04-08 01:31:11 | 本一般
セシルの焦燥が色濃く反映されているだろう一冊。
どうしてもそういった感情ばかりがざわつく時どうしようもない。

アンナの死はセシルにとっての必然というよりも、アンナにとっての必然なんだろうな。
変な言い方かもしれないけれど、
あんなに毅然としたひとの過失ってなんかしっくりこないし。
シリルの存在が一過性の夏であることも必然である気がする。
アンナがいなくなったからこそシリルも必要なくなるみたいな。

新潮社のおとなの時間フェアよいね。


【悲しみよ こんにちは F・サガン 新潮社 新潮文庫】

2 コメント

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こんばんわ (kokorono)
2007-04-11 00:44:09
この前は書き込みありがとうございました。寄らせてもらいました。たくさん本読まれるんですね。参考にさせていただきます。いつこんなに本読まれるんでしょうか?電車の中?寝る前?ちょっと気になって。
こんにちは (ichikawanatsu)
2007-04-14 21:31:49
こんにちは。えぇっと、ごめんなさい、誰だかよくわかりません…。教えてくれるとありがたいです…。
本は電車の中か授業中か喫茶店で読んでます。のんびりした毎日です。