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私の「独」学日記

ドイツ語と、その他、ドイツから学べることをいろいろと語りたいと思います。その他、ドイツと他国との関係から学べることも。

スキーにはドイツ語だらけ

2012-12-05 15:04:33 | ドイツ語
例えば、ゲレンデ。スキーをするエリアのことをそう言いますね。

それから、雪を滑った跡の意味のシュプール。

スキーの滑り方の呼称、ボーゲン、シュテムなども。

日本に来たドイツの人々が驚いていましたね。

アメリカでスキーを始めた私ですが、その時、ゲレンデやボーゲンという言葉が全く使われなかったことに戸惑ったのを覚えています。これらは英語ではなかったのですよね。

どうしてそうなのかというと、そもそもスキーが日本に伝来したのは、今からおよそ100年前。最初に指導をした人がオーストリア人のテオドール・エードラー・フォン・レルヒTheodor Edler von Lerchという人だったから。それ以来、ドイツ語圏の言葉がスキー用語として使わるようになったということ。

それは、かつて医療でドイツ語で診断書に病名を記載したのと同じ。診断書をカルテと今でも言いますよね。

欧州でスキーをするメッカといえば、オーストリアとスイスですが、どちらも公用語がドイツ語です。当のドイツは、高い山が少ないのでスキーには適している場所が少ないとか。

そうそう、スキー学校ではレッスンの締めとして「シーハイル」と叫ぶところがあります。それは「スキー万歳」という意味らしいです。日本のスキー、それはまさに、オーストリア、スイスのドイツ語圏のスキーなのです。アメリカやカナダではないのです。

スキーヤーのみなさん、スキーをしながら、そんなことに想いを馳せてみてはいかがでしょうか。



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