I 人類としての「命」の個々の連鎖
専門家曰く
「痴呆症の徘徊は、潜在意識に不満・遣る瀬なさがあるためです」
私は、殆ど世間と隔離状態にある重度な痴呆症の方の、人の命の底にある無意識の意識は、大切にしなければならないような気がします。
私の命も、その痴呆症の人の命も、人の命として命が繋がっています。だから理解できないと言っても、本当は理解可能な範疇にあります。ホモサピエンスたる人類の一人だからです。
Ⅱ 人の命のパワーの盛衰
ここ40年ほど傲慢を極めた米国が、ドルの基軸通貨としての地位を明け渡す予感がしてきました。思えば1850年代のエネルギーに満ち満ちた荒々しい無頼漢が闊歩したフロンティアの自由人たるアメリカ人。格好良くもありました。
とても肉体的に敵にはなれないアメリカ人の骨格の優勢。更に頭脳も優れている。同じアメリカ人と言っても、人種が違うのかもしれませんが、アングロサクソンの肉体に加え、ユダヤ人系のアメリカ人は、頭の良い人種である。カネに対する精神的な執念も、とても日本人などには通じそうにありません。
Ⅲ アメリカ人の栄華の陰り
そのアメリカ政府が、住宅ローンの見えない底値、企業信用の複雑系証券DCSの破綻、金融信用の毀損に対する信用供与を全面的に保証しました。その結果、ドルは再生不能な程度に毀損し破綻の淵に瀕しています。
自信に満ちたアメリカ人、エネルギッシュなアメリカ人、頭の良いアメリカ人。若々しかったアメリカ人は、もう元には戻れないでしょうか?それとも頭の良さは、アメリカにスーパーサバイバル戦略を生み出すでしょうか?例えばICT戦略、宇宙旅行、マイクロ・テクノロジー、iPS万能細胞の医学利用、種子戦略、知能教育等々、私にはとても把握しきれない方向性です。
それにしても、ペーパーマネー・ドルが過去40年で引き起こしたアメリカ政府の「双子の赤字」は余りにも大きすぎる気がします。
どうなるのでしょうか?
「なるようにしかならない」というものでもなさそうです。アメリカ人の命が掛かっていますから。
ソ連も軍事競争に負けて1990年頃に破産して出直しました。超ハイパーインフレによる政府の国民に対する債務の「チャラ化」です。でも既に蘇えり掛けています。
Ⅳ ドル破綻の後にくるアメリカ人の「幸せ」
人の世には平家物語の「盛者必衰の理」もあります。アメリカ人とて同じ人類。アメリカ人が財政的破綻を経て尚、財物にウツツを抜かすことはないのではないでしょうか?一般論としてですが、人として財物の独占は人の命の盛衰に関して本質ではないと感じます。
ではドル破綻後のアメリカはどこへ行くでしょうか?今後40~50年を経てですが財物市場の近代工業社会の残渣が消え、傲慢な覇権主義的な政治感も消えないでしょうか?「皆一生懸命に生きている」個々の人の主観的な幸せ「満足感」に、社会安定の仕組みが移っていく可能性はないでしょうか?
アメリカの経済界としても暫くは証券業が銀行業並みの規制を受けそうですので、以前のようなリスクを負った高収益は許されません。だとすると相対的に貧しい経済状態で満足せざるを得なくなるでしょう。それともまた世界戦争を始めるでしょうか?その辺になると人類の根本的な資質に関わってきますので、運は天に任せるしかありません。
私も老後を控え、心穏やかに満足の世界、人のために尽くす修行が必要な気がします。ただ生きたいとする命の内なる声がその修行を阻みます。せめて肥満になるほど食料エネルギーを費消しないようにします。アルコールも止めるのが筋でしょうか?平成20年11月19日 税理士・行政書士堂上孝生
専門家曰く
「痴呆症の徘徊は、潜在意識に不満・遣る瀬なさがあるためです」
私は、殆ど世間と隔離状態にある重度な痴呆症の方の、人の命の底にある無意識の意識は、大切にしなければならないような気がします。
私の命も、その痴呆症の人の命も、人の命として命が繋がっています。だから理解できないと言っても、本当は理解可能な範疇にあります。ホモサピエンスたる人類の一人だからです。
Ⅱ 人の命のパワーの盛衰
ここ40年ほど傲慢を極めた米国が、ドルの基軸通貨としての地位を明け渡す予感がしてきました。思えば1850年代のエネルギーに満ち満ちた荒々しい無頼漢が闊歩したフロンティアの自由人たるアメリカ人。格好良くもありました。
とても肉体的に敵にはなれないアメリカ人の骨格の優勢。更に頭脳も優れている。同じアメリカ人と言っても、人種が違うのかもしれませんが、アングロサクソンの肉体に加え、ユダヤ人系のアメリカ人は、頭の良い人種である。カネに対する精神的な執念も、とても日本人などには通じそうにありません。
Ⅲ アメリカ人の栄華の陰り
そのアメリカ政府が、住宅ローンの見えない底値、企業信用の複雑系証券DCSの破綻、金融信用の毀損に対する信用供与を全面的に保証しました。その結果、ドルは再生不能な程度に毀損し破綻の淵に瀕しています。
自信に満ちたアメリカ人、エネルギッシュなアメリカ人、頭の良いアメリカ人。若々しかったアメリカ人は、もう元には戻れないでしょうか?それとも頭の良さは、アメリカにスーパーサバイバル戦略を生み出すでしょうか?例えばICT戦略、宇宙旅行、マイクロ・テクノロジー、iPS万能細胞の医学利用、種子戦略、知能教育等々、私にはとても把握しきれない方向性です。
それにしても、ペーパーマネー・ドルが過去40年で引き起こしたアメリカ政府の「双子の赤字」は余りにも大きすぎる気がします。
どうなるのでしょうか?
「なるようにしかならない」というものでもなさそうです。アメリカ人の命が掛かっていますから。
ソ連も軍事競争に負けて1990年頃に破産して出直しました。超ハイパーインフレによる政府の国民に対する債務の「チャラ化」です。でも既に蘇えり掛けています。
Ⅳ ドル破綻の後にくるアメリカ人の「幸せ」
人の世には平家物語の「盛者必衰の理」もあります。アメリカ人とて同じ人類。アメリカ人が財政的破綻を経て尚、財物にウツツを抜かすことはないのではないでしょうか?一般論としてですが、人として財物の独占は人の命の盛衰に関して本質ではないと感じます。
ではドル破綻後のアメリカはどこへ行くでしょうか?今後40~50年を経てですが財物市場の近代工業社会の残渣が消え、傲慢な覇権主義的な政治感も消えないでしょうか?「皆一生懸命に生きている」個々の人の主観的な幸せ「満足感」に、社会安定の仕組みが移っていく可能性はないでしょうか?
アメリカの経済界としても暫くは証券業が銀行業並みの規制を受けそうですので、以前のようなリスクを負った高収益は許されません。だとすると相対的に貧しい経済状態で満足せざるを得なくなるでしょう。それともまた世界戦争を始めるでしょうか?その辺になると人類の根本的な資質に関わってきますので、運は天に任せるしかありません。
私も老後を控え、心穏やかに満足の世界、人のために尽くす修行が必要な気がします。ただ生きたいとする命の内なる声がその修行を阻みます。せめて肥満になるほど食料エネルギーを費消しないようにします。アルコールも止めるのが筋でしょうか?平成20年11月19日 税理士・行政書士堂上孝生