Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1481. ツユベラ

2017年10月14日 | diving

 潜るとこの綺麗な魚は遭遇する機会が多い。これだけ体に特徴があると名前も見つけやすい。それはツユベラだろう。魚眼レンズだから近寄ると魚が逃げるので撮れないのだが、こちらが静かにしていると魚の方から近寄ってくる。そこで連写だ!。

 ダイビングの時耳にしたことだが、慶良間諸島は地元のダイビングショップしかはいれないダイビングポイントがあり、逆に地元であまり行かないポイントしか私たちは入れないという利権の問題がある。当然沖縄本島と慶良間のダイビングショップは仲が悪いという話はWEBでも目にすることがある。

 慶良間で潜りたければ、慶良間の公共宿風ホテルに泊まればよいのだが、夜あいている店はないし、友達にも会えないし、行きつけの飲み屋もないし、私には退屈。

 だが慶良間諸島は沖縄県唯一の国立公園である。そうなると本来は国民の財産だから、特定のダイビングスポットを地元で独占するというのは随分おかしな話である。どうせ海は一つ続きだから、まあ私は夜の食事のメニューが選べる那覇市のほうがよいけど。

 というのもダイビングをしているときに実際に私が経験したことだが、体調が悪くおかゆにしたいとか暖かいラーメンだけにしようとか(本土の人間は体調が悪くなると沖縄そばではなくラーメンなのです!)、ドラッグストアで薬を調達したい、飛行機に乗る前に耳鼻咽喉科に行きたい、夜中に喉が渇いたので歩いてゆけるところにあるコンビニエンスストアに行きたい、水着が痛んだのでスポーツデポに行きたい、携帯端末の接続機器を忘れたので量販店に行きたい、そして年賀状をもらった行きつけのスナックにも立ち寄りたい、など長逗留すれば様々なことがある。そんなときは、やはり都市に滞在している方が便利なのである。

  私はダイビングをしつつ、沖縄の都市を堪能しているのだろう。そういえば浦添グスクの想像復元もしたっけな。そして浦添市にさしあげたあの大学の紀要はどうなったかな?、まあ役人のデスクの下におかれやがて捨て去られる運命だろう。もちろん紀要は、国会図書館に残っているからええけど。

 さてこのブログ画像もA4程度には見られる解像度にしている。時折その設定を忘れてgooお薦めの解像度になる。27インチのモニターでブログを拡大してみればその違いがわかるだろう。これって記憶されなかったなかぁー。

 それはどこかニコンAW130がストロボとマクロ撮影を電源をいれるたびに設定しなおす煩わしさを思い出す。ダイビング中は電源は常にONですからね。水中ではそうした設定がいるときと不要のときと二場面が頻繁にある。例えば洞窟のようにストロボ発行を解除したいときは一端電源OFFにし、それから電源を入れることにしている。さらに洞窟に魚がいたらまたストロボが欲しいというときは、手袋を外して実に小さなボタンを再度設定しなおすわけ。だから私としてはエアが減る操作はしたくないのよね。これがフィルム時代だったらストロボ電源のON、OFFはボタン一つで、コンバータレンズの取り外しでと簡単にできたのだが、デジタルになって実に面倒になってきた。

 その点オリンパスハウジングは問題がなく、むしろこれに付けているライトの点灯が難儀だ。このFIXneoの水中専用ライトが3秒強く押し続けないと消えないとか(手袋はめて強く押すなんて無理ちゃいますか)。3秒も待っていたら魚が逃げちゃうだろうがな。全く何考えてんだろうか。そんな簡単なことはボタン一つでスカスカ動作して欲しいな。水中では光の欲しいとき、不要なときという場面は頻繁に入れ替わり立ち替わりあるわけだから。水中機材ってプロダクトデザイナーが全くかかわってないのとちゃうやろか。オリンパスのハウジングを除けば、信じがたく使いにくいことおびただしい。

 さて昨日は午後から大阪へ。ニコンとオリンパスのサービスセンターが四つ橋線沿いというのは便利だ。まあこのハウジングはE-M1とともに製造中止になったので今のうちにらOリング位は調達しておこうというので。それにしてもオリンパスハウジングのOリングが一つ2600円!?とは高い、シリカゲル3個で540円!??、そんなの10個ぐらいくると思うけど。それに在庫がないときている。それで送料1080円支払って代引きで届くとか。そんなの普通郵便でよいのにメーカーも事大主義だ。ついでに事大主義の産業に宅急便があった。普通郵便で送れる物をわざわざ宅急便にするというアホらしさ。こういう事大主義の傾向というのは、すでに時代遅れの対応でなんのサービス性もない。そんな事大主義の産業は縮小するというのが最近の傾向なのだが、どうなんだろうか。物事は簡単にしてゆくというのがAppleの姿勢なのだが日本では万事逆に進むではないか。つきあいきれないよね。なんか暗い意図でもあるんだろうか。今度はOリングなどはサードパーティーにしよう。価格は桁違いに安いはずである。

 そなんことを考えるとダイブコンピュータは8万円はするけど、スマホ以下のコンピュータ仕様でしかないのに法外に高い。その一つは利用者数が少ないこともあるが、そういう稀少産業は次第に駆逐されていくのが最近の傾向だ。コンピュータ能力としてはiWatch以下でデザインも痛烈にださい。だからiWatchのダイブ版をAppleが作らないかなと期待する。Appleだったら世界市場だから数もはけるし、ダイブコンピュータメーカーを全て廃業させるぐらいの販売規模だろう。本来時計機能に水圧・水深と温度センサーがついたぐらいだから、あとはアプリがあればすむ。それで上がってきたらスマホにデータが転造されているなんて便利だと思うよ。ログ付けなんかすべてスマホのアプリですみそうだ。それは今すぐにでもできる事だと思うな。それにiWatchだったら心拍数もでるよ。運動量や酸素を吸う目安にもなるんではないかな。

 

沖縄県慶良間諸島野崎

OLYMPUS E-M1,M.ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8

ISO200,露出補正-0.3,f/3.2,1/800

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