
医者から肺に腫瘍があると宣告された人がいる。
原因は過度の喫煙にあるらしい。
彼は育ての親の代から、好んでキャメル・マルボロといったアメリカのタバコを愛煙してきた。それも原因の一つなのかもしれない。
年齢から言って、いまタバコをやめれば生命を脅かす悪性(癌)に発展することはないと医者は言う。
良識ある人は、医者から宣告を受けた時点で素直にタバコをやめるだろう。
ただ、その彼は頑なにタバコを「やめない

今なら間に合うのに......。今なら。やめるならまさに今だろう。
でないと、逆にやめられなくなる。やめたくても、やめられなくなるという事だ。
時すでに遅し時、もう後に引けなくなり
「やめても地獄、やめなくても地獄

という状況に陥ってしまうのではなかろうか―。
その「負の連鎖」に陥った時には、確実に生命までをも蝕む事となる。
誰かがタバコを止めさせなければならない。
その人の事を本当に想うのなら、心を鬼にしてタバコをやめさせなければならない。
医者の忠告に耳を傾けさせなければならない。
過去に、それで生命をも失った政治家はたくさんいると思う。




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周りの意見を聞けばいいものを、さっさと自分で続投宣言をしてしまったんですね。
他に人がいないという話もありますが。。。
強引にタバコをやめさせる人が、親切な人かもしれませんね。
「タイミングは?」という事ですが、私個人の考えとしてはもう遅過ぎるものと思っています。
はからずも、事務所費問題の渦中にいる赤城農相が辞任(実質的な更迭)いたしました。
もうこうなってしまうと、政治生命が失われてしまったと言っても過言ではないでしょう。
二進も三進もいかなくなって辞任するのであれば、いずれ今回の「引き際」を武器にできる様な身の引き方も、戦略的にありだったのかもしれません。
とは言え、前首相の様なサプライズ人事(内閣改造)で息を吹き返す事も可能な世の中でもあります。今回も、次の内閣改造でその様な事態が起こり得るかもしれません。
がしかし、それがまかり通る世の中になってしまうと、民意を国政の場に届ける選挙が有名無実化してしまう様な気がします。私はそちらの方を危惧します。