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O.W.A 広帯域の3エレ八木アンテナを更に修正 12月30,31日

2011年12月31日 08時42分38秒 | 無線機材 アンテナ関連

昨日、設計したアンテナだが課題を解決すべく最適化を行った。

最終的に、各エレメントのサイズを数ミリ短くしただけなのだが、解析上はかなり改善された。

まずは、帯域の特性。

SWRは、50~51は、完全に1.5以下となった。

また、Gainは、そこそこ。FB比は、少し落として、バックサイドからも聞こえるように改善?

パターンは、普通かな。

これにエレメントサイズを調整したので今日は、アンテナテストに出かける予定。

 


午後から相模川の河川敷で実践テストを行った。組みあがったアンテナは、写真の通りだ。

かつてラジコン飛行機をやっており、それを応用して各エレメントは輪ゴムで止めてある。

アンテナはラジエータの同軸込みで850グラムだ。エレメントは、0.5mm厚のアルミパイプ。ブームは、桧の角材。全長2.2m。


山岳移動用ポールに乗せて特性をチェックした。

設計周波数は、50.5MHzだったが、BR200でチェックするとSWRの最低値は、49.9MHz付近にあった。

0.6MHzもずれている。他にもアンテナを作ったが低い周波数にずれていた。

気を取り直して、SWRが1.5以下の範囲を調べる。51MHzまでは、問題ないようだ。51.5MHzでSWR2。

設計値を-0.6MHzすると特性が解析値と一致する。

入感している局を聞きながらSメータを見て切れを試す。埼玉の山岳移動局は、フロントで59+。バックでも59。

ただ、サイドの一点でSメータが一目盛も振れない部分がある。これがフロントから90度部分だろう。

他局の信号も同様に聞こえた。

このアンテナは、山岳移動で活躍してくれる予定。

(ブームで銀色に見えている部分が、これが接合部。分解時の長さを1m以内に収めており3分割だ。)

アンテナの後ろには、大山と荻野アルプス(厚木高取、華厳山、経ヶ岳)が見えている。



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