8月4日(土)フィールドーデー当日。
愛甲郡の目的地は、天気予報通り、「晴れのち曇り、ところにより雨」の雨の地域になっていて16時までは雨がパラついて、尾根筋はガスの中だった。
担ぎ上げたら、豪雨や、雷雨に見舞われても現地に止まるしかない。ある意味、命がけ?の決断だ。
数年前の6m&Downでは、激しい雷雨で、テントの中が5センチほど床上浸水した事もある。その時、登山口付近でコンテストに参加していた仲間も「車を捨てて逃げようと思った。山頂で怖くなかったのか?」と言っていた。
実際、雷雨はコンテスト開始直後だったので、どうしようもなかったんだけど。
そんなこともあり、また、翌日の天気も、「曇りところにより雨」の予報だったため、最後の最後まで山に上がるかどうか決断出来なかった。
担ぎ上げるタイムリミットの17時になって雨も止み、西の空に青空が見えてきた。「登るならば、最後のチャンス」と思って尾根筋を登り始めた。
尾根に上がって見ると雲は東に流れて晴れ間が広がってくる気配だった。やっと、コンテストへ向けて気持ちが高まった。
山頂では、大山を含む丹沢主峰が一望出来ていた。(塔の岳、竜ヶ馬場、丹沢山、不動の峰・・・)残念ながら蛭が岳は、この位置からは見えてない。
「夕暮れ間近の丹沢」
慌ててアンテナを設置。もう、夕暮れだ。予想通り雲が切れて青空が広がってきた。
翌日コンテスト参加で現れた某局が、「山頂でこんなデカいアンテナを見たことない」と言っていた。
確かに、木にぶつかり、どうにか回せるくらいだからな。こんな無謀なことは、私の他、有名山岳移動家xxWLC局ぐらいだろうな。
登りはきつかったけど、陽が落ちた山は、涼しくて心地よかった。
「アンテナ設置」
厚木の町は、花火大会で見物や警備の人でごったがやしていて、そんな中を通り過ぎた。そんな厚木の花火を山から静かに見られるとは、思わなかった。
が、しかし、音は普通に聞こえたけど、花火は豆粒にしか見えなかった。やっぱり、河原で大輪の花火を見るのが一番だあ。
「厚木の花火大会が眼下に見えた」
5日になる頃から雨が降り出した。仕方ないので寝てしまった。
あたりが明るくなって目を開くと、快晴で早朝の丹沢が綺麗に見えていた。
「曇りところにより雨」の予報は、どこに消えたのか??それとも、曇ってくるのか?
結局、一日中晴れていたので、すっかり日焼けしてしまった。
今回は、シングルバンドのQRP部門がないけど、QRP X50で参加した。
しかし、いろんな成果があった。
山の生活は、本当に楽しい。
「朝日に映える丹沢」
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