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1/4λGPと逆Lアンテナ

2014年10月20日 22時55分38秒 | 無線機材 アンテナ関連

最近、電車を使って都内移動を行っている。

リグは、エレクラフトのKX3で標準仕様で使っているが、同時に愛用しているアンテナを紹介したい。

都内移動では、広い公園ばかりがあるとは、限らない。そこでもっぱら使用しているアンテナが、1/4λGPだ。

垂直系のアンテナならばグラスポールを建てるスペースがあれば電波が出せる。

アンテナワイヤーは、基本目的周波数の1/4λサイズの1mmΦのアルミ線と1/4λのカウンターポイズを使っている。

この径のアルミ線ならば、軽量でどんなグラスポールにも取り付け可能だ。

7MHzならば、10m。しかし、私は少し延長して15mのアルミ線を使用している。

写真のチューナーは、ここからQRP用のキットを手に入れて製作した。7MHzと10MHzでチューニング可能だ。

下の写真はSOTA Tunerだが、次は、チューニング範囲の広いSLT+を手に入れようと考えている。

[園芸用のアルミ線を使ったアンテナとカウンターポイズとチューナー]

アンテナの設置方法は、下図の通りで、グラスポールにアルミ線をタイラップで止めている。

グラスポールが10mならば、1/4λGPとして、5mのグラスポール(または釣り竿)ならば、エレメントの余りを折り曲げて逆Lアンテナとして使用する。

最近はコンパクトな10mのグラスポール(DX-Wire10m Mini、仕舞い寸法64cm)をザックに差して持ち歩いている。

(アルミ線アンテナワイヤーには、このポールはピッタリだ)

[歩き移動で愛用のDX-Wire10m Mini。スットン防止は、リユースタイで実施]

[アンテナ設営の模式図]

[実際のアンテナは、こんな感じに]

以上のアンテナで新島移動も都内移動も十分に成果が上がっている。

HFローバンドの移動用には、アルミ線を使った、1/4λGP(または逆L)とG5RVがあれば、それ以外の選択肢は考えられないとまで思っている。

次は、G5RVの詳細を書いてみる予定だ。