校長室日記(グァテマラ日本人学校in中米)

校長が見た①グァテマラ日本人学校の様子 ②教育情勢などを随時お届けいたします。

かしこい子を育てる秘訣

2017年03月02日 | 教育全般
モノの本に「子どもが、やる気になるのは、次の六つの場合」というのが載っていました。今よりも若い頃に読んだ本の一冊です。
第一:ほめられるとやる気になる
第二:面白いとやる気になる
第三:やり方が分かるとやる気になる
第四:問題を選択できるとやる気になる
第五:挑戦したい問題の時にやる気になる
第六:はっきり評価、評定されるとやる気になる


 本のタイトルは『かしこい子を育てる秘訣12』(騒人社)で、伸びる子の特長・やる気を引き出す6つのポイント・読書習慣をつけることなどが書かれています。このことをまとめられたM先生は、「保護者に是非読んでいただきたい本」「教師の方は是非保護者会での資料にお使い下さい」とも書かれています。それで…と言う訳ではありませんが、ここに取り上げさせてもらいました。

 ところで、言うまでもなく「上の6つのことは大人にだって通用する」と思いませんか? 例えばですが、興味もわかない…、しかもやり方も分からないのに…「仕事だ。頑張れ」と言われたとします。しかもその量が半端でなかったり、仕事をしても「よくやった」とねぎらいの言葉すらなかたりすれば…、もう病気にでもなるしかないかも知れません。

 さて、今日は中学生の3名にとっては大変な日。この1年間の学びをチェックされる「学年末考査」の一日だからです。本校の場合、すぐに採点が済みますから、その日のうちに返却することだってできますが、決して“点数”のみにとらわれないこと。保護者の皆さんは、子どもがよく頑張ったところや苦手なところをクリアしていれば「よく頑張ったね」と褒めてやって下さい。それが次の学年での頑張りに続くのです。〔3月2日〕

 
 







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