ひたむきってどっち向き?

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医師の学校訪問 in 清真学園高校(永田先生編)

2015-11-17 20:59:44 | 教育
なめがた地域総合病院(以下「なめそう」)の永田博之先生小田有哉先生の学校訪問@私立清真学園高等学校・中学校

永田先生は清真学園中高の卒業生。母校の後輩たちに話をしてあげるなんて、卒業生冥利に尽きるだろう。まさに凱旋である。

テーマ1:腹腔鏡による肝切除手術について
テーマ2:彼氏彼女の作り方

の二択というどこまでマジなのかよくわからない話から始まったが、特にテーマ2では、「自ら外に出ていこうとしなかったため、目標設定が不十分でモチベーションがもたなかった」という自らの高校生時代を振り返り、生徒たちに「目標をしっかり設定すれば対策もしっかり出来てくる。リサーチすることを忘れないように」というアドバイスを強調。
(1)好きな人が何を欲しているかストーカーと呼ばれない程度の綿密なリサーチ力→どの大学がどのような医師養成をしているかを見極める力の重要性や、(2)手紙を書くこと→小論文対策になったり、(3)身だしなみを整えること→自分を高めることになる、など、永田ワールドに引き込まれつつも妙に納得してしまうお話で、終始笑いに包まれた時間となった。


ちなみにテーマ1の腹腔鏡による肝切除手術についても詳細にレクチャーをしていただいた。

地域で活躍する医療従事者を増やすためには、 医学部に進学できる「学力の向上」もさることながら、生まれ育った故郷を愛し、貢献しようとする「郷土愛の醸成」が不可欠だと実感。永田先生のように生まれ育った地域に帰ってきて活躍する医療従事者から多くのものを吸収し、10年後にはこの地域で活躍する医師に育ってほしい。その時に立派な指導医となった先生方とまた出会うことになるだろう。


【おまけ】
なぜか廊下に医療用のバックボードが標準装備の清真学園。ラグビー強豪校ならではか(^_^;)


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