しるこ3堂

はちわれほくろにゃんこ「しるこ」と暮らす平凡な日常。

箱検分

2014-03-31 23:15:10 | しるこ


しるこはネコ科の牛である。
牛だけど、いちおうはネコ科なので猫っぽい事もする。
猫は箱が好き。そしてもちろんネコ科の牛も箱が好きである。

わたしは日用品の半分ぐらいを通販で購入する。
したがって、我が家にはダンボール箱がよく届くのだが、箱が届くと牛は必ず検分する。
まず外側から。わたしが箱を開けて中身を出すと内側を。
内側も外側も隅から隅まで、満足するまで臭いや爪の刺さり心地、噛み心地を確認したら牛田しるこによる箱検分は終了。
お気に入りの使い心地だと箱から出ずに飽きるまで遊んでいる。

遊ぶにも満足してしるこが箱に興味を無くしたら、潰してゴミに出すのだが、だいたい暫くそのまま放ったらかしてある。
そして時々、ダンボールを再利用して物を片付けたりする。

先日の土曜日も放ったらかしにしていたダンボールを再利用してハンガー入れにしたわたし。
そこはかとなく貧乏臭い香りが漂うが、使い勝手が良ければそれで良し。

再利用したダンボールは、しるこが検分し尽くして興味を無くした箱だったのだが、形が変わると新しい箱に見えるらしい。
さっきまで鈴子で遊んでいたしるこが静かになったので様子をうかがったらハンガー入れに入り込んでいた。

狭くない…?
もともとそんなに大きくない箱にハンガーを入れて、さらにしるこまで入ったので若干角が破けた箱。

見ているこっちが息苦しくなるような状態なのだが、しるこ的には気に入ったらしい。

ハンガーの隙間からこちらをうかがう牛。手を出すと攻撃を仕掛けてくる。

だんだん顔を外に出して大胆に狙ってくる牛。

ハンガー入れ崩壊へのカウントダウン開始。

ま、どうせ捨てる予定のダンボールである。ぶっ壊されたところで悔しくはない。
好きなだけ遊ぶが良いさ…と放っておいたら、どうやらやっぱり狭かったらしい。
結局10分も経たないうちに箱から出て再び鈴子で遊び始めた牛。
やっぱり牛的には、箱は『屋根付き』じゃないと駄目なのかね…。

カッ!!

2014-03-30 20:35:08 | しるこ


最近めっきり暖かくなった愛の巣周辺。桜もちらほら咲き始めている。
暖かくなってきたからなのか、しるこが猫タワーに登って外を眺めている姿を見ることも多くなってきた。
たまに昼間のうちに帰宅すると、外からしるこが猫タワーの2段目からこちらを眺めている姿が見えて家に入る前からテンション鰻登りになる事があるわたし。
誰もいない窓に向かってニヤニヤしながら手を振るわたしは、はたから見たら間違いなく変な人である。

今日も朝から外を眺めていたしるこ。
写真を撮ろうと近づいたらこちらを振り向いてドヤ顔カメラ目線をきめてくれた。

脚がモデル立ち。
なんなの?モデル猫になるつもりなの?
しかしわたしが1枚撮ったら「よし。撮ったな。」って感じでまた外を眺めるために窓のほうを向く。
手ブレとかもあるから出来れば1ポーズにつき2枚ぐらいは撮らせてくれると嬉しいのだが…このモデルは1ポーズ1枚しか許してくれないらしい。
玉を取っても相変わらずクールなおとこ牛田しるこ。モデル猫への道は遠い。

だいたいいつもわたしがブログにUPする写真といえば、変な寝顔や鈴子に噛み付いている般若顔などが多い。
たまにはキリッと外を眺めるネコ科の牛もご覧いただきたい。

愛の巣に来た頃に比べるとオスの顔になったしるこ。イケメン。
このフチにかけた手のぷっくりした感じがたまらなく良い。あ…小籠包食べたい…。

今日は朝から風が強かったのでしるこの眺める先には鳥も飛んでいなかったのだが、どうやら何か見つけたらしい。

近所の人が犬の散歩でもしていたのか、はたまた何かが風にあおられて飛んできたのか…「カッ!!」と目を見開いてどこかを凝視する牛。
さっきまでは垂れ下がっていた尻尾も心持ち真っ直ぐになっている。
が、しかしこの直後にタワーから降りて何事も無かったかのようにトイレに行ったしるこ。
カーテンを開けて外を見てみるも、特にいつもと変わらぬ風景が広がるばかり。あの牛、何に反応したんだ?

いつも牛だのげっ歯類だのと言われているしるこだが、ごく稀に猫っぽくなる。
ネコ科の牛は今日も元気に猫(の仮面)を被っている。

ところで、この写真を見ていて思ったんだけど…。
しるこって鳩胸?

念願の…

2014-03-29 20:32:56 | しるこ


愛の巣にはちょっとボロついた踏み台がある。
わたしの家族が見たら「まだそれ使ってたんかー?!」と絶対言われる自信がある。賭けてもいい。
負けたらこのカシオミニ…は無いのでしるこのとっておき寝顔写真をあげよう。

こちらがその踏み台。普段は黄色い買い物かごを置いておく指定席になっている。

鳥の巣箱のような形をしたこの踏み台。わたしの祖父が作った非売品。昭和52年製。
祖父亡き後、祖母が大事に使っていたのを初ひとり暮らしを始める際にわたしが譲り受け、その後引っ越しのたびに必ず持って動く大事な踏み台である。
祖父は大工ではなかったのに何故かこういう作業が得意で、小さいわたしが食卓で座る椅子やら庭の植木鉢を乗せる台やらを自作していた。
ちなみにこれを作ったのは父方の祖父。母方の祖父は本職の大工さんで、実家にあるカップボードは彼が作った。
現在わたしがテキトーにでも棚を作ったり既製品をアレンジしたりできるのはこの2人の血をひいているからかも知れない。グッジョブ祖父’s。

わたしより長生きしているこの踏み台。
我が家で飼ってきた歴代の猫が住処にしていた『巣箱(猫専用)』でもある。
実家で飼っていた猫も、旧自宅にいた3匹も、全員この中に入って寝たりくつろいだりしていたことのある我が家では定番の屋根付きである。
おかげで表面は歳を経るごとにボロボロになってきているが、いまだグラつくこと無く現役で踏み台として使われている。
歴代猫が巣箱にしてきた踏み台。いつかはしるこも入ってくれないかなー…と期待していたわたし。
そして牛田しるこは期待を裏切らないおとこである。

昨日の夜、相も変わらず鈴子で遊んでいたしるこ。
姉とメールのやり取りをしながら(もちろん話題はおはぎとしるこ。安定の猫馬鹿姉妹。)その様子を見守っていたのだが、ふとした拍子に鈴子が踏み台の中に入ってしまった。
それを追っかけて踏み台の中に入り込むしるこ。すかさずパパラッチになるわたし。

鈴子を追っかけて中に入り、中で向きを変えてちょっと顔を出す。
ついに来ましたこの瞬間。撮影は連写モードである。

どうやら中で鈴子が取れないのか、一旦中に引っ込んだもののふてくされ気味で再度顔を出すしるこ。

ぐはぁ…かわええぇ…。
撮りたてホヤホヤの写真を姉に送りつけると、案の定「いつか入ってくれないかなーと思ってたのー!!」(姉はこの踏み台が愛の巣にあるのを知っていた)との返事。
うむ、そうであろう。我が家の家族なら期待するはずだ。

今回は鈴子を追っかけて偶然入っただけなので、暫くすると鈴子を捕獲して出てきてしまったしるこ。
しかしこれでこの踏み台も屋根付きだと認識したであろう屋根付き愛好家牛田しるこ。
そのうちこの踏み台を『巣箱(しるこ専用)にするしるこが見れるかも知れない。
乞うご期待。

春眠暁を覚えず?

2014-03-28 21:23:17 | しるこ


今日はなんだかやたらと眠いわたしである。
いつもは仕事中にそこまで眠くなることはないのだが、今日はものすごく眠かった…。
なにせこのブログを書いている今現在も眠い。
なぜにこんなに眠いのか…。春だから?きっとそう。
いや、春だけのせいではない。牛のせい。

最近暖かくなってきたからか、朝起きるとわたしの横で寝ていることの多いしるこ。

今までは目を覚ますと目の前にしるこの顔があった(上に乗って寝てたから)のだが、最近はちょっと身体を起こさないとしるこが見えない。
視界いっぱいに広がる牛の顔が見れないのは寂しいが、腕枕で眠る牛ふたたびの気配である。楽しみ。

起き抜けにバシャバシャ寝顔を激写していたら、わたしが置きたことに気がついてちょっと目を開けたのだが、寝返りをうってもう一度寝に入るしるこ。

かーわーいーいー。
なるべくしるこの眠りを妨げないように、なおかつかわいい写真が撮れるように朝っぱらからアクロバティック撮影するわたし。
わたしの腹筋が鍛えられているのは筋トレよりもパパラッチのおかげかもしれない。

しるこは『おめめパッチリ、ドヤ顔カメラ目線』の顔もかわいいが、寝ている時の顔がいちばんかわいい。
キュッと目を閉じて心持ち口角が上がっているように見えるしるこの寝顔。

アルカイックスマイルはいまも健在。
はー、かわええ。

え?しるこの寝顔がかわいいからって眠たい理由にはならないって?
いやいやそれがね…この写真撮ってたの朝5時ぐらいなんですよねー(笑)
結局この後眠気は来なくて5時半には起き出してゴミ出しの準備やらなんやらを開始。
いつもより1時間早く起きて動き始めたから、余った時間でお弁当用のスープまで作れた。
早起きは三文の得?そうかもしれない。おかげでお昼ご飯が豪華だった。

猫馬鹿に目覚めの魔法をかける牛。
しかしこの魔法、昼間眠気が襲って来るのが難点である…。

ブラッシングwith指検分

2014-03-27 20:56:57 | しるこ


しるこは抜け毛の少ない猫である。
猫の種類や個体差で抜け毛の量は少ないのだろうが、旧自宅で暮らしていた3匹と比べても格段に少ない。
とはいえ、春は抜け毛の季節。いかに薄毛と言えども毛は抜ける。

せっかくブラッシング用の櫛もあることだし、スキンシップも兼ねてブラッシングして差し上げよう。

姉から借りてきた「ねこのきもち」には『ブラッシング前にブラッシングスプレーを適量吹き付けて』とあったが、愛の巣にそんなオサレなものは無い。
でも少し湿っているほうがブラッシング中に飛び散る毛も少なそうだし、摩擦による静電気も軽減されそうである。
「ふむ…」と考えている間に、愛の巣には『舐めても安心ボディータオル』なるものがあることを思い出したわたし。

しるこを保護者さん宅にお迎えにあがる際、それまでの経験から猫を車に乗せると『吐くかチビる』ものだと思っていたわたしは、そうなってもいいようにキャリーにペットシーツとタオルを敷いて準備をしていたのだが、その時に汚れた身体を拭けるように『ボディータオル』も準備してあった。
結局しるこは予想外に車に強い猫だったので、吐くこともチビることもなくほぼ爆睡状態で愛の巣にやって来た。
で、その時の名残でボディータオルがあるというわけである。
完全室内飼いのしるこは身体がめちゃくちゃ汚れるという事態になることもなく、このボディータオルを使ったのは過去に1度だけ。
置いてあってもただのタンスの肥やしなので、これをブラッシングスプレーの代用とすることに決めたわたし。

1度うんにょの切れが悪くて床に尻を擦り付けた時に尻と床を拭いた以外出番のなかったボディータオル。
その時の記憶があるからか、もしくは濡れていて冷たいのが嫌なのか、身体を拭くと嫌がるしるこ。
初めての本格的ブラッシング(試しにササッと梳いたことはある)なので軽く済ませることにして首からお尻まで背中の中心をサッと拭く。
その後は櫛で首筋から尻尾までシャシャッと梳く。
が、ブラッシングが初めてだからなのと違和感とで櫛を攻撃の対象にするしるこ。

ガブガブ。
ブラッシングできやしねえ…。

しょうがない。あの技を使うことにするか…。
あの技=しるこ大好き指検分。
指を差し出すと迷わず食らいつく牛。
それまで背中を梳くごとに櫛に噛み付いていたのに、指検分を始めたら一切無視。
楽々と背中をブラッシングして尻尾も梳いても知らんぷり。恐るべし指検分効果。

調子に乗ってお腹もブラッシング。
今までの猫たちはお腹をブラッシングされるのが大嫌いだった。急所だもんね、お腹。
しかし指検分中のしるこはお腹をブラッシングしても平気のへいぞう。

余裕のよっちゃんでお腹もブラッシング終了。
ちなみにこの写真、左手の小指を検分されながらiPhone構えて右手でブラッシングしつつ撮影。
だんだん撮影方法がアクロバティックになってきたわたし。無駄な技術だけ上がって行く。

けっこう取れた。

でも少ない。
旧自宅にいた3匹は1回のブラッシングで鈴子サイズの毛玉ボールが作れたのに、しるこは1年分ぐらい貯めなければ作れなさそうである。いや、作らんでもええけど。

無事、初めてのブラッシングを終えたしるこ。
もちろん『仕上げは~♪』

ご本人。自前の舌に勝てる櫛は無い。

そんなわけで、現在しるこはツヤツヤのサラサラである。
指検分しながらならブラッシングも嫌がらない牛田さん。
実は爪切りも指検分中だと嫌がらない。ガブガブしてる間にちょちょいっと終了。お手軽。

きっとわたしの指先からは魔法が出ている。
ただし効果はしるこ限定。