こそーりトルコメシ屋

トルコメシと親バカ~な日々徒然

Iyiki dogdun☆息子生誕4周年祭

2008年01月29日 | 親ばかぁ~
続いては親バカなお話です。

息子、4歳になりました。

毎年思い出し、ココにも毎回書いてるような気がしますが

生まれた日のことは昨日のことのように鮮明に思い出し胸が熱くなります。

同時に妊娠中の大変だった日々も連鎖的に思い出して

ため息ついたり、ムカついたりもしてますが(誰にだかはあえて言いません 爆)


さて、お誕生日会@自宅。

自宅へ母と弟を招いていたのですが

息子のお迎えを弟に任せ、私は名古屋の帰りにケーキ屋さんへ直行

ケーキ屋さんに到着すると、まだ作ってる最中でパティシエさんを慌てさせてしまいました。

併設されてるカフェでコーヒーをしばきながら待ってるとあっという間にできあがったので、次のミッションのためにさっさと撤収。車を走らせ一旦帰宅し、ケーキを隠して次はお肉屋さんと八百屋さんへ

てか、息子の大事なお誕生日会なんだから朝からゆっくり準備せーって感じですが、どうせ焼肉ですし、旦那は遅いのでこんなんで十分なのです、我が家は。

慌てて準備してると、母と弟に連れられ息子が帰宅。






アンネ!ケーキはっ!?





そういえば朝、保育園へ送っていくと、門から入りたがらずゴネたので

「今日はお誕生日だからケーキ食べるんでしょ?」

とそそのかして送り込んだので、おそらく一日中ケーキのことで頭が一杯だったのでしょう・・・

だけど、先にご飯ですよ。

旦那が帰宅してから焼肉開始。

皆でワイワイ言いながら焼肉をつついてる横で息子は

「○○くんはケーキ食べるからいらなーい」

などとほざいて遊んでるので、本日の主役抜きでお肉を堪能した後、いよいよ・・・

の前に弟が買ってきたくす球でお祝い(笑)



・・・?

はい?みたいな顔を一瞬した後笑顔がこぼれ

母と弟から誕生日のプレゼントをゲット!

キャーキャー大喜びしてましたが

ケーキは?

・・・結構冷静です。

ウルサイのでケーキを取り出し・・・

あ?





な・・・名前間違ってね?

SASAって・・・誰?

息子の名前・・・弟的には「SARU」(サル)ですからね

電話で注文した時、何度も綴りを伝えたんだけど・・・

慌てさせたのが敗因?

と、そこへ強引な旦那の登場。

チャイスプーン(隣の人のだ)で名前をいじり、無理矢理息子の名前に。

てか、そのスプーン・・・あんたのじゃないし?

それ、またチャイの中につっこんで・・・

ま、それはいいけど(いいのか?)

4本のロウソクに火を灯し、息子の大好きな時間。



♪はっぴーばーすでー とぅーゆ~

今年はトルコ語バージョンではなく日本版でいっときました。

主役の本人は、ロウソクの火を消すこととケーキを食べることで頭が一杯で聞いてないんでね、ふ。

と、まあ・・・普段から甘やかされてる息子が更に甘やかされたお誕生日になったのでした。


息子よ・・・誕生日おめでとう。

そして沢山の幸せを運んできてくれてありがとう☆


      おばあちゃんとおにいちゃんからのプレゼント
  笑い転げる姿がなんともキュートな真っ赤な・・・えーと?(汗)
      にエアギターとZOOBというブロックみたいなもの


あたすからはDVDがプレゼントだけど、前日旦那のPCでDVDを観ていたら取り出せなくなってしまったのでDVD鑑賞禁止令が出てしまったので、しばらくお預けになってしまいましたとさ。

・・・ガックリ

スルタンのお宝拝見ツアー(違)

2008年01月29日 | トルコなこと
忙しくてなかなか時間が取れないので更新まで手が回らなくて、何度か遊びに来てくださってる方には申し訳ない限りです。が・・・里帰りの話をちょっとお休みさせていただいて・・・今日は普通の日記をば。

名古屋市博物館で開催中の「トプカプ宮殿の至宝展」を友人と観に行ってきました。

トルコはイスタンブルにある「トプカプ宮殿」(オスマン帝国内政の場、兼歴代スルタンの生活の場:現在は博物館)に所蔵されているお宝拝見展覧会です。

贅の限りを尽くした品々にため息がもれてしまいます。

高価な宝石が惜しみなく使われている宝飾品。

金細工のほどこされた細密画。

武器にだって美しい細工が施されています。

が、あまりに沢山あるので、だんだん宝石がただの石ころに見えてきたりもして興味をなくしつつ・・・


当然のことながらトルコあるいはイスラムテイストな品々が沢山展示されていますが、時々西洋の影響を受けたものや、中国の陶磁器に手を加えエキゾチックになったものにも目が行きます。中でも琵琶によく似た螺鈿細工の素晴らしい楽器には心奪われました(どこの影響を受けたものなのかなぁ・・・)。が、名前が分かりません~(サズやウードに似てるけど、違うの)。

けどやっぱりトプカプ宮殿で見るものより落ちるものかも。門外不出のものもあるだろうし、トプカプには世界中から観光客が集まってくるので、ウリのものがないなんて、困るもんねぇ~。というか、やっぱり展示室でライトダウンされた状態で見るより、テケトーな展示だけどかつての宮殿でそこはかとなく当時の雰囲気を感じ取りながら現地で鑑賞するほうがいいかもしれませんね。もうちょっと入場料が安けりゃいんだけど・・・

それでも目の保養にはなりましたが、帰宅した旦那にどうだったか尋ねられ

「贅沢なものばっかりだったよ!トルコって昔はホントにすごかったんだよね」

なんて言うと


「あったりまえじゃん?だってアイツら(最後のスルタンたちのことか?)が帝国をダメにしたんだから~=3」


と予想通りの返事


そう。

かつてはスゴい国だったんだよね、トルコって。

同じ民族だとはあまり思えないっつーか(笑)。


基本騎馬民族のオスマン帝国。

一時はものすごく広大な領地を持っていてウィーンにまで攻め入っていたんだけど、展示されている武器を見ながら友人と


「そら、いくらEUに入りたくても入れないよね。ヨーロッパの人達は攻められた記憶があるから潜在的にトルコに恐怖を感じ拒絶するのかも」

なんて話しつつ・・・

バブルに浮かれるトルコをちょっぴり憂れいていたのでした。


観終わった後はランチへ。

吹上にあるアンティークショップの屋上にあるカフェへ行きお喋り。



彼女とお話ししてると、世界中を旅したくなるから不思議です

そろそろお迎えの時間・・・という頃に階下のアンティークショップを徘徊(笑)。


カワイイ・・・キレイ・・・ステキ・・・


お値段もお手頃なので、うっかり買ってしまいそうになるのをぐっとこらえ、ここで彼女とお別れ。

高速で息子のお迎えへ向かう途中、弟にお迎えを頼みそのままケーキ屋さんへ予約したケーキを受けとりに行き帰宅。今宵は母と弟も招き、自宅で焼肉だったので、お肉や野菜を買って準備して・・・



そう、今宵は息子の生誕4周年祭だー

ということでお誕生日の話が続きます・・・

冬のトルコへ里帰り ベルベル(床屋)へ

2008年01月25日 | トルコ里帰り珍道中2007年冬
トルコへ里帰りした時のお話をしたためております。

日本出発から今までのお話はこちらからどうじょ。古い投稿から順にお読みくださいね。

さて、黒海を離れアンカラでのことです。

12月29日

いよいよアンカラを離れイスタンブルへ行く日がやってきました。

私たちの日本へのフライトは31日の夕方。そろそろイスタンブルへ行き、義姉2号や友人たちとも会わなくてはいけないので、出発することにしました。

が、その前に伸びきって栗のトゲ(もしくはウニ)のようになっていた息子の髪を切ることに。

日本ではいつも私がお風呂でチョキチョキ切っていて、しかも100均でゲットした安物スキバサミで慣れない手つきで切っていたのでひっぱってしまうことが多く

「アンネっ、イタイ~」

と半べそかいたり

身体にハラハラと落ちてくる髪の毛を見ては

「ヒーー、アンネぇ・・・かみのけが~~~

おののく、ということが続き髪の毛を切られることがあまり好きではないため、ベルベル(床屋さん)へ行くのを拒否していました。

けど、栗坊主な頭が

「引っ張りやすいから大好き

という義兄の妻さん(イェンゲ)@ドイツ語教師が苦手な息子に

「切らないとイェンゲが引っ張りに来ちゃうよ~

と脅し無理矢理ベルベルへ。

何とかイスに座らせ・・・


         ドキドキドキドキ・・・いたくない?


             おぐしを整え・・・          


            ぶぃ~~~~~ん

「あれ?!アンネぇ・・・」

ん?なぁに??



スゴイよ!!


ぜんぜんイタクない!!




あー・・・ゴメン、いつも痛かったんだね

切ってくれてるウスタに息子の言葉を伝えると満足げにうなづいて

んだば・・・



どんどん行ってみっかね~♪



ぶいんぶいんバリカンを快調に走らせ



はい、できあがり~☆

と思ったら、今度は



はさみでしばらくチョキチョキしたら、ジェルをつけて



今度こそホントにできあがり~☆

コレで5リラ、500円ほどでした。

前年の夏地元の町で床屋に連れて行った時は知り合いだったこともあり2リラ、200円弱でした。

アンカラと地元では比べられないのですが、日本と比べたら断然お安いかと・・・

これでスッキリさっぱりイスタンブルへ出発できます!

冬のトルコへ里帰り アンカラでまったり

2008年01月25日 | トルコ里帰り珍道中2007年冬
12月15日から里帰りしたトルコでのことをしたためておりますがもう首都のアンカラ。
この旅行記ももうすぐ終わりです・・・2週間なんてあっという間。

今までのお話はこちらからどうじょ。古いほうからお読みくださいね。

さて首都アンカラ。

義兄夫婦は平日はお仕事、娘ちゃんは学校があるので昼間は家に誰もいません。なので私たちは田舎で疲れた身体を休ませ(親戚の家を転々としてるし、お風呂もまともに入れないし、一日中来客があるので疲れるのです・・・)、静かにのんびりと過ごしていました。

とはいえ、体力を持て余す3歳児がいるので家の中にばかりいるわけにもいかず、外出



うへ、さむっ



昼間でも0度前後という寒さだし、息子は雪遊びしたせいで風邪をひいていたため外遊びなんてとてもじゃないので、車に乗りこみあーび(兄)に教えてもらった近くのショッピングセンター「Almada」へゴーゴー

てか、初日に一度迷ってるので、遠出できないあたしたち(汗)。毎日アルマダでブラブラしてました。



ココは入ってるテナントを見るとセレブ御用達のようなので庶民なあたし達はお呼びじゃない感じ。

なので


    手綱をひくとラクダが頭をあげ啼くんですよ。

万国共通ゲームセンターで息子を放牧。

ついでにお昼ご飯も、ゲーセンと同じフロアのフードコートですませたりしつつも

よーく見ると、年末セールをしてるカジュアルなお店もあるようなので

mavi(イスタンブルの空港内にもショップがありますね♪)でベルトを買い込んだり、トルコなのにワイキキ(L.C.Waikiki)で私はコート、旦那は日本ではサイズがないのでセーターだのジーンズだのを大量にお買い上げ。

ついでに本屋さんものぞくと



手塚治先生の「ブッタ」のトルコ語版ハケーン

小学生の頃夢中になって読んでいたので懐かしくて思わず買いそうになりましたが、お財布にトルコリラがなく、しかもココにある銀行では円を両替できなかったので断念。

あの時リラさえあったら買ったのに・・・

と言いつつも息子にミフィーちゃんのトルコ語の絵本や「となりのトトロ」のトルコ語版DVD(12リラ:1200円くらい?)なんかをお買い上げ。

併設されてるスーパーで日本へ持っていく自分たちの食料も買い込んだり

忙しい義兄夫婦に代わり



週1で開かれる近所のパザールへ行き


1キロ200円くらい?トルコは青果類が非常に安く、しかもとっても美味しい☆

お買い物したり

夕方家族が帰ってきてから食事をすませると



ネットゲームをしたり



小学校5年生の従姉(学校で1番!アンカラで・・・何番だっけ?とっても優秀だそうです、まっしゃっらー)と一緒に遊んだり


      ・・・とても軍人さんだとは(汗)

大好きなアムジャ(おじさん)と遊んだりしてのんびり過ごしたのでした。

冬のトルコへ里帰り アンカラへ

2008年01月23日 | トルコ里帰り珍道中2007年冬
トルコ里帰り紀行をしたためております。

今までのお話はこちらからどじょ。

12月25日

朝、義姉1号宅を出発しアンカラへ

サムスンで黒海とはお別れし内陸部へ入っていくと、しばらくこんな感じの道が続きます。



天気も良く、景色も良く、道も2車線で快適だけど・・・

センターライン消えてね?

ええかや・・・

いくつか山を越えていくと急に山がひらけ景色は一変。



だんだん・・・



緑はなくなり荒涼とした景色に・・・

車に乗ってるだけで色んな顔を見せてくれるトルコ。

たのしー!

そうするうちにÇorum(チョルム)という町に到着。



この町はレフレビというヒヨコ豆(だよねぇ?)が有名だというので早速お買い上げ。

更に車を進めていくと・・・



???

不思議な山のようなものがいくつか見えました。

トルコってホント、色んな顔を見せてくれるので、全く飽きませんね。

と、息子も寝入ってしまったので景色を楽しんでると



んあ?!

急に霧が出てきたと思ったら・・・あっという間に視界ゼロの世界へ

雪が降ったりしたら大変!急いでアンカラへ行かなくては・・・と外をよく見ると

ひぃー

まっちろ?!



雪?!

・・・あ、違う?



こ・・・凍ってる?!

きゃー

木が凍ってる姿を初めてみる私たちは興奮し車を停め観察。

すごい・・・

もっと近くで見たい・・・けど

寒い。

けどスゴイ。

スゴイ。

けど寒い。

ということで暗くなる前にとっとと先へ進みましょう

にしても視界ゼロなのに、みなさん、結構なスピードで走っておられまして、ちと危ない感じ?

道路だって氷結してんだろうに・・・ぶつかってくんなよ~

と走らせていると、急に視界が開けてきて



霧を抜けた?



じゃなくて、高度が上がってたんすね。

あー・・・さみ。







何も言えません。

もはやエアコンもをつけていてもあまり効果なく無言で先を急いではいたのですが

アンカラへ着く前には真っ暗になってしまい・・・

義兄作の地図もステキにテケトーで道に迷い

道路標識には

「Istanbul」

の文字。

本日の目的地はイスタンブルでしたっけ

と自分たちでツッコミいれつつ、ようやく元来た道に出て何とかたどり着いたのは夜の7時。

地元の町から9時間もかかっただよ。

あーび、ナイスな地図をありがと・・・


という、さまざまな顔を見せてくれた9時間の旅でした。

トルコは飛行機で移動するとラクだけど、このように車でのんびり陸路をいく旅も捨てがたいですね。

いつか、トルコ1周できたらいいなー。←ムリ?

冬のトルコへ里帰り バイバイ黒海

2008年01月21日 | トルコ里帰り珍道中2007年冬
脱線していましたが、再びトルコ里帰り紀行をしたためていきたいと思います。

 ☆出発編
 ☆あーびの運転にビビった
 ☆再会編
 ☆村での生活1
 ☆村での生活2
 ☆初めてのクルバンバイラム
 ☆のどかな村の景色

12月22日

バイラムの後村に集まった親戚たちは町へ降りていき、私たちも一緒に・・・と誘われましたが、私たちはアンネとババの顔を見にトルコへ来ているので村に残りました。そしてクルバンのお肉を(右手を骨折中のアンネに代わりババが)処理し、そのお肉をお肉屋さんでひき肉にしてもらうため、次の日の朝町へ降り義姉1号宅でお泊り。町で買い物をしたりして過ごした次の日は義妹宅でお泊り。そして更に次の日は義姉1号宅へ戻ってお泊り。

町へ降りると、家のない私たちはこのように親戚の家を順番にお泊りしていかなくてはならなくなるので大変です。しかも姉妹でどちらで何日私たちが泊まるとか泊まったとかで争っているので非常に気も遣います。てか、疲れるんだな・・・

ということで

25日の朝、逃げるようにしてアンカラの義兄の家へ行くことに決定。

別れの日はいつも辛い。

アンネは前の晩・・・というか私たちがトルコへ到着したその日から、再会を喜びつつも私たちの帰国の日を思い、悲しい顔をしています。ので、別れの日は朝食の時からすでに放心状態。別れの挨拶をする時にはもう涙はとめどもなく流れています

でも行かないと・・・私たちの生活の拠点は日本だから。

てかアンカラへ早く行きすぎだと、皆さんお怒りのようでしたが・・・親戚の家を転々とし続けるのは辛いし、あーびんちは豪華で快適なので休みたくて、ここらで退散させていただきまーす。

と、アンカラへ

向かう前に義兄のお姑さんのおうちへ寄り道し、彼女にもお別れの挨拶。

彼女にも泣かれてしまいました

そしていよいよ出発。

来る時に通った道をサムスン(空港のある町)まで今度は逆に走っていきます。

幸いお天気もよく黒海は美しくキラキラ輝いています。

この景色ともしばらくお別れなんだよね・・・としっかり目に焼きつけて

サムスンに着く手前にある大手バス会社のサービスエリアで一旦トイレ休憩。

朝ごはんを食べなかった息子にシミットとポアチャを買いましたが・・・



一口も食べてくれませんでした



サムスンまで着たら、ここで黒海とはお別れし首都アンカラへ向けて内陸部に入っていきます。

来年か再来年、また来るからね~

待ってろよ、カラデニズ(黒海)!

まだまだ続く・・・

アロマな蜜蝋クリーム

2008年01月19日 | 日々のこと
なかなか更新できず、里帰り紀行も進んでいないのですが、今日も別のお題をひとつ。

寒くなるのとともに手荒れがひどくなり、ハンドクリームが手放せない私。



最近チョコチョコ見かけるようになったカモミールのハンドクリームがお気に入りでしたが、砂漠化がひどくなりあまり効かなくなってきたため、新たに市販のブルガリア製バラのハンドクリームを使っていました(蜜蝋入り)。コレ、結構効果ありだったのですが香りがきつくて、夜眠る前に使うとムセるというか(市販の安物なんで仕方ないかしら)・・・お気に入りだけど、心底お気に入りとは言いがたく・・・ 何とかならんもんかと思っていたところ、今日弟のお店で蜜蝋入りクリームを作るというイベントがあったので、息子をスクールへ放り込んだ後行ってきました~☆

まずはホホバオイルや蜜蝋を計量し、専用ポットへ入れ温めて蜜蝋を溶かします。



蜜蝋が溶けてくるとほんのり甘いハチミツの香りがたちこめてきます。蜜蝋がしっかり溶けたらケースへ入れ、ちょっと冷めて白くなるのを待つ間、お好みの精油をチョイス。



好きな香りのカモミール(でもハーブティは飲めないの)には癇の強い子を穏やかにする効果があると聞き、私は息子用にこのブレンドをチョイス。



カモミール・ローマン
ラベンダー
オレンジスイート



一緒に参加した母は、肌荒れやムシ刺されに効果ありということでこのブレンドをチョイス。

ラベンダー
ティートゥリー(材木商とか家具屋さんのかほりが・・・笑)



精油をそろーりと指定の量たらし・・・

クリクリクリクリひたすらかき混ぜること・・・5分くらい?



なめらかになったら出来上がり♪



講師の先生からプレゼントも一緒にいただきました。

上で作ったもの以外の組み合わせのマッサージオイル(?)です。

ネロリ(和名は「ダイダイ」・・・お正月の鏡餅の上にちょこんと乗せる・・・あのダイダイね)
オレンジスイート

と、書き忘れちゃったけど、ラベンダー

先生がお持ちのネロリとオレンジスイートのクリームはナゼかトルコのコロンヤ(レモンの香りのコロン)の香りがしましたが、ラベンダーを入れてちょっと柔らかな香りに。

このオイル、美容液代わりになるそうです!

けど・・・グレープフルーツやレモンなど柑橘系精油は光毒作用があり光にあたるとシミになったりする場合があるということなのでこのオイルは夜寝る前のみ使うことにしました(オレンジは大丈夫らしいけど念のため)。

てか、講習も半ばをすぎてくると、大あくび連発。

全く退屈してないのに・・・むしろものすごーく楽しんでるのに、どうして大アクビ?!

と思ったら、アロマ効果?

心と身体の疲れを取る効果のあるラベンダーの香りに敏感に反応してたようでして・・・

てかリラックスしすぎ?

撃沈寸前というところで講習終了~

先ほど寝る前の息子にクリームを塗ってみました。

疲れてたせいもあるだろうけど、すぐにご就寝。

イビキかいて寝ております

そしてあたくしのお手手とお顔はー・・・

砂漠状態だったのでしばらく使ってみないと効果のほどは分かりませんが、講師の先生のお肌のツヤツヤっぷりを見ると、効果は期待してもよさそうです。

アロマクリーム作り・・・楽しくってハマりそうです。

またこのような機会に恵まれたら是非参加したい・・・そう強く思った一日でした。

てか、ハマりすぎてアロマテラピー検定とか受けちゃったりして~

どこへ向かう?あたす??



ところで母と帰りに寄ったカフェにてこんなカワイらしいカプチーノをいただきました。

は~・・・楽しい一日ですた☆

ウルケルが!!

2008年01月17日 | トルコなこと
トルコへの里帰りのお話しの途中ですが、ちょっとお休みさせていただいて今日は、先日長久手の菩提樹さんへお邪魔した時にご一緒させていただいたおりーぶさんから小耳にはさんだお話です。


トルコはバブルだと思ってたら・・・



「Ulkerがゴディバを買収するそうですよ~」



へ?


今、なんと??


UlkerGodiva買収?!



ぎゃ・・・逆なんじゃないの?


信じられなくて、ちょっと検索してみたら、すぐにひっかかりました。

ニュースはこちらからどうじょ・・・トルコ語ですが。

トルコの大手有名食品メーカー「Ulker(うるける)」(チョコやビスケットがおいすぃの)がベルギーの高級チョコメーカー「GODIVA」を8億5千万ドルで買収。

きゃー。

ホントだったのねっ!?

信じられません。



それにしてもトルコ、ただ今絶好調ですね。

このバブル、いつまで続くのかしら・・・トルコ(地元でね)で土地や家を買うなら今だわ・・・

冬のトルコへ里帰り のどかな村

2008年01月15日 | トルコ里帰り珍道中2007年冬
トルコへ里帰りした時のことをしたためています。

 ☆出発編
 ☆あーびの運転にビビった話
 ☆再会編
 ☆村でのこと1
 ☆村でのこと2
 ☆クルバンバイラム

12月20日クルバンバイラムの続きです。

今回は村生活のレポートというより景色をお届けしようかと思います。

クルバンを切ってる最中、旦那に呼ばれ義妹の旦那さんが町から来るというので中継地点の小さな町までお迎えに行ってきました。



反対側の山から見た私たちの村。

ジャーミィ(モスク)の白いミナレ(尖塔)が目印。

夏は一面のヘーゼルナッツ畑なので緑も深くとてもキレイな景色なのですが、今回は冬。しかも雪が降ったので寒そうです。

てか、寒かったんだけど。

そしてこの山を何度も何度もクネクネと曲がり、ガタガタ身体を揺らせながら降りていくと・・・



この谷底。

ココからが私たちの村。

画像では分かりにくいけど、川岸に小さな小屋(右側)があります。

この小屋は村の共同粉引き所。

製粉所?(笑)

この辺りはヘーゼルナッツの産地ですが、ナッツよりも前からトウモロコシ粉の生産をしていたそうです。その時から使っているのだとか・・・

中へは一度も入ったことがないので、いつか中をのぞいてみたいものです。

義妹の旦那さんを迎えてバイラムを皆で祝い、夕方来客が途絶えると

バイラムでは親戚や近所のおうちへお邪魔して挨拶をして回らなくてはいけない。

と言われました。

なので狭い村なのに私が山道を歩けないため(雪積もってるし)車に乗って挨拶周り

山の峰辺りに住む二人のハラ(義父の姉妹)のおうちを訪問しました。

その時の帰り道に撮った写真です。



この道の右側は谷底(上の谷底とは別)になってます。

義姉1号の旦那さんは、あちらの山にある村の人だそうです。

どうやって知り合ったんだろ



このまま道をウチへ向かって降りて行くと・・・



隣村(向こうの山)への道を作っていました(ヒマな旦那とババは毎日のように工事の様子を見に行ってました・・・ホント、ヒマすぎ)。

新しい道を作る前に町から村までの舗装されていない道を何とかしていただきたいものです

こちら↓は、居間のベランダからの風景。



こんなのどかな風景も、いつか変わってしまうのでしょうか。

どうやらバブルの真っ只中にいるらしいトルコですが、私たちの村はまだその恩恵を受けているとはいいがたく、道はガタガタのドロドロ。何度車の底を岩にぶつけたり、タイヤが空回りしたことでしょう・・・。初めて里帰りした時はあまりの道の悪さに

「一体どこへ連れて行かれるの?

と不安になってると、真っ暗闇を走る車の目の前を白い物体がよこぎり更に

幽霊でも見たのかと思い、バカにされることを承知で旦那に見たものを話すと、旦那も見かけたというので運転していた親戚に聞いてみると

フクロウ

だったりして・・・ホントにビビったもんです。

ビクビクしながらようやく実家へ到着し、朝を迎えると

待っていたのはイスタンブルなどの賑やかな都会からは想像もできない静かな静かな村。

水の出具合の悪さ(しかも石灰を多く含むらしくヌルヌルしてる)

思うように出ず、入ると余計寒くなるお風呂

食事攻めの毎日

途絶えることのない来客

喧嘩でもしてるかのような大声で話す人たち

圧倒される中、フト外を見ると・・・

聞こえてくるのは

家畜の鳴き声や首にぶらさげる鈴の音

鳥のさえずり

時々町からやってくる車のエンジン音

と、一日5回ジャーミィ(モスク)から聞こえてくる静かで美しいエザーン(お祈りの時間のお知らせ)

最初は心配していた飲み水も、飲んでみれば町のお水とは比べ物にならないほど美味しく感激。

義父の作る蜂蜜の美味しさにも感激。

絞りたての牛乳にも感激。

その乳で作った乳製品にも感激。

村の全てのものに感激し続け癒され続け、気がつけば来る時感じていた不安はどこかへ吹き飛び村が大好きになっていました。

いつまでもこのままであって欲しいけど、それは住んでいない人の勝手な意見かな。

不便だもんね、住んでる人たちにとっては。

冬のトルコへ里帰り 初めてのクルバンバイラム

2008年01月11日 | トルコ里帰り珍道中2007年冬
トルコへ里帰りした時のことをしたためています。

 ☆出発編
 ☆あーびの運転にビビった話
 ☆再会編
 ☆村生活1
 ☆村生活2

12月20日 Kurban bayramı クルバンバイラム(犠牲祭)

犠牲祭についてはこちらに詳しく記載されています(イスラムの道しるべより)。

今回の里帰りの目的は、この日のバイラムでクルバンを捧げることでした。

男性陣はバイラムナマーズの時間(8時前くらいだったかな?)に合わせて村のジャーミィ(モスク)へ。

残った女性陣と子供はその間にバイラムラシュマ。

抱き合って、バイラムを祝うあいさつをするのですが、息子にも教えたのに恥ずかしいらしくしませんでした。

朝食の支度もすみ、お腹が空いてきた頃ナマーズの後お墓参りも済ませてきた男性陣が、親戚軍団を引き連れ帰宅。モスクでも食事がでていたはずですが食べてこなかったというので、バイラムラシュマをしてから皆で朝食をとりました。

今回クルバンは1頭を6人で一緒に捧げることにしたので全員が揃うのを準備をしながら待ち、ようやく皆が揃ったのが10時すぎなので、昨日やってきた牛さんを牛小屋から無理矢理ひっぱりだして・・・



デカ!

まっしゃっら、なんて大きなクルバンたん。



お祈りをして・・・

って、ココで一言。

みなさん、自分達でクルバンを切るのは苦手なようで、クルバンが暴れて怪我をするといけないと町に住む親戚が麻酔を持ってきていたので、それをブスリ。麻酔が効いてくるのを待って、さあ、開始。



大きいので横にするのも大変です。麻酔もなかなか効かなくて暴れてるし

なんとか抑えて、いきますよー。

てか、旦那たんてば・・・

パンツ見えてるし・・・

注:ココからあまりよろしくない画像になりますので、苦手な方はご覧にならないようお願いします。




首元からサクリとナイフを入れ・・・

ああ、パンツが・・・



血を流しています。

頭を落としてもなおまだ身体を動かしてるクルバンたん。

だから、パンツ見えてるってば=3てか、シャツはパンツの中ですか?



そしてすぐ目の前で親戚のお兄ちゃんとはしゃぐ息子。

戻ってきて一言

あれ?牛さん、いつの間に死んじゃった?

・・・平気ですか、あなたは。

ココでちょっとお出かけし、戻ってくると



もう皮ははがされておりました。

皮は国へ提供するそうで、臭わないよう岩塩をふりかけ小さく畳んでいました。



息子は目を棒でつついてるし、ホント、平気なのね?







内臓を取り除き、肝臓と腎臓は女性が調理しクルバンを切った男性陣がいただきます。

って、みんなで食べたけど(んまかった・・・)。



6等分するので公平になるよう秤で計量し



一人33キロのお肉になりました。

って、ウチは2人分なので66キロ。

・・・。

まず貧しい人へ渡し、親戚にも配り、残りは自分たちでいただきますが、食べきれないので町のお肉屋さんへ持ち込みひき肉にしたりするようです。

さて、調理です。



バイラム当日は、たまねぎと一緒に炒めてカブルマに。

次の日のお昼は鉄板で、ニンニク、たまねぎ、トマトとピーマンと一緒に炒めて



サチ カブルマス?

コレ、絶品でした☆

ところがクルバンは苦手なトルコ人もやっぱりいるようで

身近なところでは、義妹の旦那さん(町育ち)もその一人。

クルバンを切ってる現場には立ち会えないし

クルバンのお肉を焼く臭いもダメ。

おまけに苦手なクルバンのお肉を食べ深夜胃痛を起こし病院へ担ぎ込まれてました。


夕方6時すぎ。

義姉1号が旦那さんの村でクルバンをしたあと駆けつけ、更に賑やかになったバイラム一日目なのでした。