凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

八つ当たりだ!!!

2013年10月10日 | テレビドラマ
まってましたよ、ほぼ一週間。
てなわけで、

「リーガルハイ 第2シーズン」
出演:堺 雅人 新垣結衣
里見浩太郎 田口淳之介
生瀬勝久 小池栄子 矢野聖人
黒木 華 古舘寛治
岡田将生
松平 健 小雪

史上最強最悪・「法曹界のバルタン星人」古美門健介と、
真実と正義のためならはた迷惑なほど一直線・「半人前なウルトラウーマン」黛真知子。

おおよそ息が合わない最強コンビが、またも暴走気味に…

と思いきや、
第一話にして初黒星。

シリーズ最大のピンチを迎えます。

最悪の悪女を死刑から救う為の最終審、
彼らは、どう「真実」を覆すのか?

…テえ固い話ではなく。

毎度エスカレートする馬鹿馬鹿しいほどのハイテンション小ネタ、相変わらずでした。

いやあ、腹筋が痛い。

最後にそれもってくるかあ?
が、今回のタイトル。
「やられなくてもやり返す!…八つ当たりだ!!」

で、あります。
本人が言っちゃうモンなあ。

てなわけで、今シーズンの一押し、既に当確でございます。




あやまる時人は誰でも主人公。

2013年10月09日 | 映画
えー、てなわけで…

観た人ならわかるでしょう、記事のタイトルで。

ええ、観て来ました。

映画、
「謝罪の王様」。

監督:水田伸生・脚本:宮藤官九郎・主演:阿部サダヲ・製作:日本テレビ
でお送りする、不条理コメディ(でもない)コメディ第3弾。

出演:阿部サダヲ 井上真央 
   竹野内豊 岡田将生 尾野真千子 
   荒川良々 濱田岳 岩松了 松本利夫
   六角精児 中野英雄 松尾論 川口春奈
   小松和重 笠原秀幸 鈴木伸之 美波
   真飛聖 井上琳水 大川ヒデキ 若林瑠海
   吉永秀平 深水三章 田村健太郎 野間口徹
   池田鉄洋 中村靖日 嶋田久作 濱田マリ 白井晃
   小野武彦 津嘉山正種 
   高橋克実 松雪泰子
   (敬称略)

ええ、謝る時に、
「なんかぁ・・・」
は駄目です。

すいません、観た人しか解りません。

つうかですね、ホント、キャストが豪華。
まるで三谷幸喜の映画の如く。

これまでも作品もそれなりに豪華だったんですけど、
大体主要の方々以外に「大人計画」の面々がいたのですが…
良々だけじゃんか。
松尾スズキさんとか、港カヲルとか、バイト君とかが…
あ、みんな「あまちゃん」に出てるのか、撮影時期に。
まぁ、良々も「吉田くん」だけれども。

てなわけで、…

コワーい人の高級車にぶつけちゃった、とか、酔った勢いでセクハラしちゃったとかいう「半分自業自得的」窮地から、
「二世タレント」の起こした暴行事件を大御所俳優・女優の元夫妻の、あざとい「謝罪会見」やら、
取り返しのつかない「親子関係のヒビ」とか、ひいては国交断絶の危機という「国際問題」まで…

「悪いと思うなら誠心誠意、トコトン『どんな手を使ってでも』謝って許して貰おう」

という、

『謝罪の王様』の活躍を描く、オムニバス形式であってそうではない物語。


いやー、…二時間ほどの上映時間が短く感じるほどスピーディーかつ歯切れのよいリズム感。

つうか…「謝る」という後ろ向きな行為に、この爽快感。

なんでしょうか、この映画。

「謝りたい人が謝れば、謝って欲しい人は笑顔になる」

まー、これは真理ですね。
確かにそうだわ。

なんかですね、相変わらずの小ネタの連発と不条理の連続なんですけど、
なんつうか、それでいて「いちいち納得できる」箇所の多い映画です。


つうか、多分当分上映されるでしょうから殆ど内容は書けませんが…
久々に「レイトショーなのにそれなりに人が入っていて、そして皆ゲラゲラ笑っている」
と言う風景を観ましたよ、この映画で。

まぁ、これは受けるわ、確かに。


まぁ、観てない人は、騙されたと思って観てみてください。
「騙された」と思われても、ワタシは謝りませんけどね。




毎度相当ご無沙汰している上に、纏めて挙げますと・・・

2013年09月27日 | 映画
えーとですね、ご無沙汰している間にどんだけ映画観たか…。

…「銀魂完結篇~万事屋よ永遠なれ」前後あたりから行きます…

6月
①「中学生円山」

NHKで「あまちゃん」が高視聴率をゲットしている最中に、ここまで
「放送できない」映画を作っていいのか、クドカン?!
…というのが素直な感想。
「あまちゃん」で初めてクドカンを知った人がこれ観たら…多分引くでしょうが、
そもそもこういう人なので、ワタシは違和感ありませんでした。
つうか、これをやっている少年少女達、よく頑張った。

②「俺はまだ本気出してないだけ」

うん。…福田監督作品だね。明らかに。
どこまでもバカバカしい。そしてどこまでもポジティブ。
しかして、40代(要するに同世代以上の方)には、身につまされる部分は多いかと。
ワタシは素直に笑えない部分が多々ありました。
が、羨ましくもありました。


7月

①「劇場版 銀魂完結篇~万事屋よ永遠なれ」

はい。「風立ちぬ」よりワタシはこっちです。
泣きました。
…つうか、「アレ勃ちぬ」はクレーム来なかったのか?!

②「劇場版 ガリレオ 真夏の方程式」

…ぶっちゃけて言いますと…
テレビスペシャルでも良かった気がします。
「容疑者Xの献身」のクオリティには遠く及びません。
つうか、映画の出来云々よりもね、ストーリー自体がね。

8月

①「劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョOFミュージック」

夏の映画はぶっちゃけ外伝で、しかもテレビ一話分しか枠がありませんので…
ともかく、30分弱でどんだけのモン作れるか…
で、…うーん、勿体ない気が。
ハナシ的には面白かったですが、なんせ詰め込み過ぎです。
その詰め込み状態の中でも、「チラ魅せ演出」を忘れない坂本監督。
…そんなに重要か?

②「劇場版 仮面ライダーウィザード IN MAGIC LAND」

えー、テレビが佳境に入った辺りで、しかも話が暗くなりがちだった時期の上映ですからね、
全く違う方向性で作りたかったんでしょうね、全体的に話は明るいです。
が、やはりストーリーのキーパーソンはコヨミちゃんでした。
悪くはないですが…今年のMOVIE大戦、ちょっと期待できず。

③「劇場版 謎解きはディナーのあとで」

テレビドラマを観ていなかったら、観なくて良いかと思います。
…つうくらい、良くも悪くもテレビドラマの延長線上にあります。
出来はまずまずですが、特に変わったことはやってません。
お嬢様と影山の関係性も何も変わりません。
2作目も作れる話ではありますが…
多分、何本作っても寅さんの如く進展しないでしょう。

④「ガッチャマン」

去年製作発表されたときに、ともかくキャストに「?」がついた作品ですが…
まぁ、このストーリーなら剛力さんが「白鳥のジュン」でも納得いたします。
元々のアニメのテイストは全くありません…が、
映像のクオリティは流石。
つうか、アニメ観てない世代の方が素直に入れそうな気がしますね、ここまで違うと。
ワタシは前半苦しみました。後半で盛り返した感じです。


9月

①「キャプテンハ―ロック」

フルCDの松本零士作品。…ともかくクオリティに圧巻でございます。
モーションキャプチャーで役者の表情までトレース出来がスゴイ。
つうか、影武者となった「名護さん」や「おねいちゃん」…お疲れ様でした。
(すいません、もと仮面ライダー出演の方々です)
えー、ストーリーは…
これも元を知らない方のほうが入りやすいと思います。
全くの別物です。
つうか、このハ―ロックは、どっちかつうと「原作版宇宙戦艦ヤマトでデスシャドウ号の船長として蘇った古代守」
ですな。設定もキャラも。
「自由の旗のもとに、己の信じるものの為に宇宙を旅する」海賊ではなく。
「罪に囚われ宇宙を流離う死ねない男」であります。
やっぱり前半苦しみ、後半で盛り返しました。

②「劇場版 ATARU~FAST LOVE&LAST KILL」

素直に面白かったですよ。本編も小ネタも。
どこまでやるんだおい、てな感じも、テレビシリーズと変わらず。
今も大ヒット上映中の映画ですんで、ネタばらし的なコトは出来ませんが…
テレビ観てた人は観た方が良いかと。
観てない人は、DVDでスペシャルまで全部観てから観た方が良いでしょう。
「なのね」鑑識チーム、大活躍。
犬飼、吠える。
そして…マッチョなピーポ君、…誰?


てなわけで、この先は、
「謝罪の王様」
「SPEC 前後篇」
ですかね、今のところ。

つうか、ドラマの映画化ばっかですな、ホント。




「ギャーギャーギャーギャーやかましいんだよ、発情期ですかこのヤロー」。

2013年07月10日 | 映画

もう、言わずと一部の人には知れた名言である。
・・・しかも、含蓄なんて欠片もない。

てな訳で…

4か月待った。

そもそも、4か月延びたワケだし。

まぁ、でも、なんだかこの日が来て欲しくない気分でもあった。


映画「劇場版 銀魂 完結篇~万事屋よ永遠なれ~」

数々の問題を引き起こし、ファンに期待と希望と落胆と絶望を味あわせ、まるで「前科30犯くらいの結婚詐欺師」のような手口で7年と言う月日を、何人かのスタッフとプロデューサーの人生を犠牲にして続いて・・・
嘘です、言いすぎました。

ていうか、ホントに7年も続いてたんですよね、この作品。
まぁ、途中、何度となく休んでますけど。
再開しても、まるでサザエさんのごとく「よりぬき」で誤魔化したり。
「3年Z組銀八先生」でお茶濁してみたり。

まぁ、イロイロな悪事を働いてきた…

すいません、言いすぎました。

でも、待ってました。

去年、「金魂編」で一時的再開した時も。
今年、「一国傾城編」まで新作作らなかった時も。

最終回が何故か「定春」だった時も。

必ず、性懲りもなく帰ってくるだろう、と。

そして、「映画第二弾」が「完結篇」だって解っても。

「どうせまた、例の『やめるやめる詐欺』だろ?」

と。

映画観終わった今も、そう思ってます。

だって、そもそも映画の中で、主人公が言ってますから、しかも冒頭に。

「劇場版ナルトだって、『ナルト死す!』なんつっても、死んでねェし、『さらば』とか『永遠』とか言ってもいまだに続いてるアニメだって・・・」

・・・つうか、それを物語の中で、しかも主人公に言わせるアニメって・・・

やっぱ、これが「銀魂」なんだなぁ、と。



で、映画についてですが・・・

なんもかけねぇ。

あのー、映画冒頭からですね、いかにも「銀魂」らしい仕掛が施されてましてですね、
「それいっちゃうと全部話すことになっちゃう」わけです。

・・・なんのことやらですね。

要するに、「テレビでまんま放送したら、おそらく、プロデューサーが次の日、自分の席を片づけ始めちゃう」ような内容です。

でもまぁ、無関係なワタシですので、・・・

こういう話。

ひょんなことから、5年後の未来に飛ばされてしまう「銀さん」こと坂田銀時。
しかして、そこにあったのは、まるで『199×年、荒廃した世界で、北斗と南斗が争っているような』かぶき町。
そして、銀さんの前に現れたのは・・・
ツッコミを一切言わず、アイドルおたくでも中二病でもなくなった、クールな二枚目の志村新八。
似非中国語もヒロインらしからぬボケも捨て、その代わりにナイスバディを手に入れたクールビューティ・神楽。
そして、「黒王号が白くなった」ような定春。
「白疽」という原因不明のウィルスが蔓延し、総人口の9割がいなくなった地球で、彼らは強く、逞しくなっていたが…
すでに「万事屋」を解体し、お互いを「仲間」とは呼ばなかった。

そして、この未来に、「坂田銀時」はいなかった。

かぶき町の仲間達の殆どがその姿を変え、立場を変えてしまった未来。
そして皆が「あの男が生きていれば…」と嘆く世界。

過去の銀さんは、この世界で一体何を為すべく飛ばされてきた(呼ばれてきた)のか?


と、実際かなりシリアスな話なのに、全編、「銀魂」です。
もう、どこでボケてどこで突っ込むのか、つうか、全編ツッコミがいないこの作品で、観客にどこまで突っ込ませるのか?


もうね、最初の30分くらいで、腹筋が「アブトロニクス」つけっぱなしみたいな状態に。
・・・痛い。笑いこらえるのが辛い。
つうか、あまりにボケがきつすぎる。

・・・という苦しみを味わった上で。

最後の30分。

久々に、…かなり久々に、
映画館で「堪えられずに」泣きました。
マジで。
…銀魂で、ですよ。
本来、笑って、ならまだしも。
感動して、泣きました、ワタシ。

結構、イイ歳の大人なんですよ、ワタシ。
駄目な大人ですけどね。・・・所謂、「マダオ」ですけど。

どこで泣いたか。
何故泣いたか。

それは・・・

なんもかけねぇ。

書いちゃうとね、全部書くことになるから。
さすがにそれはダメでしょ。
始まったばっかなんだから。

でもまぁ、終わったあとに思ったのは、やっぱり・・・

どうせこれも『終わる終わる詐欺』だろ、来年当たりちゃっかり月曜の18:00あたりに再開してんだろ、そんで、すっかり何もなかったように、『映画化第3弾』なんつってんじゃないの、再来年あたりに。まー、大人ってぇのは、そうやって騙して騙して、引きずって、取れるところからはトコトン搾取してゆくもんだよね?完結篇?…そんなの、どこのマンガでもやってるじゃない、困ったら「スピンオフ」とかいってさ、真撰組とか、柳生流とか、長谷川さんで映画作っちゃえばなんとか繋がるから。それでもイマイチだったら、「描かれなかった白夜叉と攘夷志士の過去が、今明らかに!!」なんて言えば…って、それ、今週のジャンプぢゃねーか、一体何やってんだ、ゴリラ原作者ーーーー!!

って、銀ちゃん・神楽のボケに新八がツッコムような…

そんな「希望」でした。


この作品に限っては、「綺麗な終わり方」なんて望んでないんだなぁ。

どんな形でも、続いてくれないかなぁ、と。

切に願います。

プレシオサウルス。

2013年06月13日 | 映画


なんつうんでしょ、これ。

なんて言っていいんでしょ。

「リアル~完全なる首長竜の日~」

映画版つうべきでしょうね、
原作小説とは全く異なる話だそうですから。

ええと、観て来ました、レイトショーで。

監督:黒沢 清
脚本:黒沢 清 田中幸子
主演:佐藤 健 綾瀬はるか
共演:中谷美紀 堀部圭亮 オダギリジョー 染谷将太 松重 豊 小泉今日子

主題歌:Mr.Children「REM」

正直、ストーリーについて、全く書けません。
ちょっとでも書こうモンなら、
「完全なるネタバレの日」になりそうです。

つうか、映画パンフが封印されてました。シールはがさないと監督のインタビューやらキャストコメントやら、全く読めない。そして、
「映画ご鑑賞後にお読み下さい」。

あっそう。
つまり、情報なし・先入観なしで挑めつうことですね、
それなら、はい。

まあ、原作も読んでないし。


・・・
・・・

正直、僕には合いませんでした。

ホラーなんですか、これ?
R指定だったっけ?
つうか、本質はそこでしたっけ?
わからん。
つうか、伝わって来ない。

うん、このキャストじゃなければまず観ないタイプの映画。

つうのもありますが、映像としても力の入れかたがちぐはぐ。
展開の山・谷、緩急もどうもちぐはぐ。
エンターテイメントでもないし、問題提議でもないし、重厚なテーマでもないし、じっくり丁寧にロマンスを描く訳でもないし、、、


何をどうしたかったんだか。

わからん。

役者さんたちの演技は素晴らしい。
でも、この人たちでなければいけない気がしない。

なんかね、こんな頭でっかちな作品見せられて楽しめって言われても、
ワタシには無理です。

なんか井筒監督的コメントになっちゃいますが。

たぶん、合う人には合うんでしょう。

そう言い方しかできません。