OYAMA CROSSROAD BLUES

mimi-tab.社長の妄想迷走奔走日記

DSDはやはり凄かった

2010-10-21 23:32:00 | 日々
久し振りにDSDレコーディングを行った。場所は勿論SONY MUSIC TOKYO STUDIO。日本で(ということは世界で)有数の高価なスタジオだ。ただし、DSDレコーディングをマルチトラックで行なおうとすれば、こは世界で一番リーズナブルなスタジオに早変わりする。それにしても我々、というよりはミュージシャンに与えられた時間は必要最小限だ。1曲目の演奏が始まった瞬間背筋がゾッとした。”こりゃ凄いぞ”と。何しろ音の一つ一つのリアリティーがPCMとは比べものにならない。映像と実像ほどの違いがある。かたやどんなに緻密であっても、映像は映像であり手で掴むことはできない。それと比べるとDSDによる音像はリニアで、手で掴めそうだ。これにはびっくりした。まるでバンドが目の前で演奏しているようだ(実際俺の目の前で演奏はしているのだけどね、分厚い壁を隔てて)。今回はミックスなしの完全一発録りを目指した。数曲で部分差し替えはしたがミックス作業はしなかった。基本的に録った時のバランス(とはいえ当然演奏中もエンジニア・広兼輝彦はフェーダーを動かしてはいるが)のまま。ミックスというパフォーマンスを最低限にして、極力演奏のパフォーマンスのみを聴かせるアルバムだ。しかもDSDで音は最高。詳細は後ほど。お楽しみに。
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