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DUKE PEARSON/Wahoo (デューク・ピアソン)

2007-08-24 12:59:03 | アフロソウルな話
今回のアフロソウルな話しは、デューク・ピアソンのWAHOOです。
ピアソンはピアニストです。テクニックに優れたプレーヤーでなく、テンションも高くなく、どちらかと言うと知的なプレーヤーです。
作曲とアレンジに才能を持ったJazzManです。
ロックなどと違い、ジャズでは、作曲やアレンジの才能は、余程の才能がない限り、高く評価される事がありません。
ということで、ピアソンはあまり高く評価されていません。

私がピアソンを聞くきっかけになったのは、60年代前半のドナルド・バードの全盛期ともいえる時期に、アルバムに参加し、曲を提供している事が多かったので、ドナルドファンとして興味をもちました。
私はこのアルバムなどドナルド=ピアソン作品の「裏作品」として、楽しみました。
と言い切ってしまえば、ピアソンの良さ
が伝わりませんね。

私がピアソンを好きなのは、ピアソンの作品の多くのメロディーには、センチメンタルを感じます。たんたんとした、プレーするピアノの中にそういうメロディーをちりばめています。
私はそういった意味で、ドナルド=ピアソンより、ピアソン=ドナルドが好きかもしれないです。(もちろんドナルドのトランペットはセンチメンタルさにかかせない要素です。)

突然ですが、センチメンタルなメロディーって、J-POPにはかかせないですよね?
宇多田とかレミオロメンとか、好きな方、多くないですか?
そんなセンチメンタルなメロディーの作品をピアソンはつくります。J―POPが好きの人には、入りやすいアーティストかもですよ
(センチメンタルなんて抽象的すぎるので、人それぞれだとも思いますが…)

この作品なんですが、ソウルジャズが盛り上がりをみせた時期の作品ですし、当時のドナルド=ピアソン作品なんで、ソウルっぽさも、もちろんありますよ。
ですが、やはりピアソンリーダーなんで、ピアソンの色が出ていると思います。

後に、アレンジャーやビッグバンドの作品をつくる、ピアソンの出発点のひとつとなる、意欲作ではないかと思います。

合資会社 宮城屋蒲鉾店 のHPの ジャズの話 に デューク・ピアソンの解説があります。
HMV Duke Pearson Wahoo!

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