goo

“サフラン”が咲き出しました

秋の終わり頃、そう・初冬に入った今頃に、地中の球茎からロート型に吹き上がるように咲く“サフラン”・ちょっと変わった花形ですね
でも分類では、アヤメ科、クロッカス属という事ですから、珍しい花ではありません
“サフラン”は、地中海沿岸を原産とする多年草で、花は秋遅くなると咲くので ”秋咲きクロッカス”とも呼ばれています
“秋咲きクロッカス”・“サフラン”は花開くと強い芳香があり、薄い紫色の花びらに、黄色の雄しべと赤い雌しべの、色のコントラストが目を引きます
開花は早朝するのだそうです
大分膨らんだつぼみの先に、濃赤色の雌しべがちょこっと顔を出してきて次第に開くのだそうですが、スロー動画に出来たら面白そうだな  



紀元前からヨーロッパでは“サフラン”の雌しべを香料・染料として利用してきました
日本へは江戸時代に薬として伝わったそうです
赤色の雌しべを集めて乾燥させたものを、古代ローマやギリシャでは高価な薬として利用したそうですし、 日本ではお湯で煎じてせき止めや強壮作用などの薬用としたり、食品などの着色料や香辛料としても利用されてきたようです



“サフラン”の花は見るほどに、ひょうきんな表情に見え、思わず気持ちがほころぶ感じです
その 花言葉は、「 歓楽 」、「  陽気 」、「  楽しみ 」、「  ひかえめな美 」 です

 薀蓄(うんちく)で~す・・・でもこれはネットで調べたものです・悪しからず!
“サフラン”利用法です
開花と同時に雌しべを抜きとって乾燥させスパイスに利用します
乾燥はストーブなどで40~50度くらいの温度で3~4時間乾燥します
ハーブティーとして飲用するには、“サフラン”を3~10本とり、湯のみやコップに入れ、熱湯を注いで数分間放置するとダイダイ色に染まってきます
これをお茶のように飲みます
薬用では沈静効果がありますので、香りと共に心落ち着きますよ
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« “フジバカマ”... お休みのお詫... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。