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‘ヨウシュヤマゴボウ’ の思い出

ご近所の塀の中からにょっきり腕を伸ばして咲いていたので、パチリしちゃいました 
昔は川の土手などでよく見かけ、まさか庭で植えられているとは思ってもいませんでした

 北米原産の帰化植物で、ヤマゴボウ科の多年草です
紅紫色の茎は大きく伸び初夏から秋にかけて成長しながら総状花序をつくり、暗紫色の実を付けます
葉は秋深まると紅葉します
全草毒性がありますが、特に根はフィトラッカトキシンというサポニン系の有毒成分があり、中枢神経麻痺や意識障害をおこすといわれています
しかし実は鳥が食べて、種を運ぶのですから、種は毒がないのかも知れません
幼年時代、果汁を使って、付けペンで赤インク代わりにして遊んだ事を思い出します
結構果汁は強い染料になるようで、服や体につくと落ちないんですよね



英名では 「インクベリー」と呼ばれるそうで、納得しています 

  

花は咲いた下から子房を膨らませ垂れ下がります    果実は緑色から紅紫色、暗紫色に熟します

ヤマゴボウの味噌漬けはモリアザミの根でまったく違いますから注意ですよ
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