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群馬・高崎・「山名八幡宮」は新田一族の造営したものです

今日11月15日は「七五三」です
「七五三」とは、7歳、5歳、3歳の子供の成長を祝う日本固有の年中行事です
 「七五三」の行事は天和元年(1681年)11月15日に群馬・館林城主、徳川徳松の健康を祈って始まったとされる説が有力です
群馬・高崎・上信電鉄山名駅のすぐ横にある「山名八幡宮」は安産と子育てに縁起のある、創建830年の歴史ある神社です
先日近くを通った  時、寄ってみました
丁度、「七五三」のお祝いの為か、可愛く着飾った子供を連れた数組の家族がお参りに来ており、秋日和の中賑わっていました
高崎観音山丘陵の続きの山々を背に造られた神殿は、なかなか立派で、由緒ある様子をうかがわせてくれます



「山名八幡宮」の創建年代は明らかでありませんが、新田義重の三男山名義範が1200年頃に社殿を造営したと伝えられています
由緒を調べてみた所、新田義貞に関連した新田の一族関連なのだと知りました
新田義重は新田氏の祖で、上野一円を治めていたようで、子の義範は当地山名郷に入り山名氏の祖となったようです
尚 新田姓は義貞が跡を継ぎ、日本歴史に大きく関わっています  
又史書・吾妻鏡によると、山名義範の名は随所に残されています
それによると、当人は源頼朝の御家人になって活躍した様ですし、義範の子孫・山名宗全は応仁の乱で西軍の指揮をとったと歴史上にも登場しています
山名の地は鎌倉街道沿にあって、鎌倉時代には門前町として宿も形勢されていたと言います



現在ある「山名八幡宮」の社殿は本殿・弊殿・拝殿からなる権現造りで、三手先の軒や腰部の彫刻がなかなかすばらしいものです



本殿は銅板葺きの三間社流造りで、彩色した彫刻が施されています
境内には他に、随身門・神楽殿などがあります
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