だめぴよ♪レンズ

おかげさまで、不妊治療を経て無事出産。
治療中にわかった事・気付いた事・出会えた人…私の大切な宝物です。

悔やむべきは…

2010-03-18 | 不育検査のため移植待機

今周期から、約1年ぶりに、基礎体温を測っています。

測る測ると言いながら、体温計を買い換えた後も、実はサボってたんです

1年前までの約5年間、ほぼずっと測り続けてきてたので、自分の体温の変化についてはだいたい把握できてるから、ついつい面倒で・・・・・


私の場合は、体温の陥落日がだいたい12~14日目くらいで、その2~3日後に排卵する事が多いです。

この傾向がはっきりしたのは、病院デビューしてエコーで卵胞の様子を見てもらうようになってからで、自己流タイミングの時は陥落日~翌日くらいだと思ってました
(当時使っていた婦人体温計の説明書にそのように書いてあったのです


毎月毎月体温の上下に一喜一憂したり、納得できない体温の時は何度も測り直したり(笑)、測る時間を変えてみたりとか・・・・・してましたね
今思うと、まったくナンセンス

理想の基礎体温表をゲットできたとしても、赤ちゃんが授からなければ何の意味もないのにね…

かつては、そういうことに気付く心の余裕がなかったなぁ…


基礎体温に特に問題があるようには見えなかったので、自分に‘赤ちゃんが授からない’=不妊である ということをなかなか受け入れる事ができませんでした。

病院デビューしてからも「基礎体温には問題なし」とされ、「ほ~らやっぱり問題ないでしょ」と有頂天に…

「異常が見あたらないから、しばらくはタイミングで…」と言われても、「タイミングは何度もとってきたのに授からないんです」と申し出る事もしませんでした。
今思うと、ほんまアホやなぁ…



もし、当時の自分に会う事ができるなら・・・・・

「基礎体温の合格テストじゃないんだよ~基礎体温をクリアできても、赤ちゃんがやってきてくれないと意味ないんじゃないの~」と伝えたい


病院デビューしてから、治療の選択や転院、治療方針などについては、自分なりに勉強し、ひとつひとつ納得して進んできたつもりなので、後悔はひとつもありません

赤ちゃん待ちにおいてただ一つの後悔は、スタートが遅かったこと。

結婚直後から子どもが欲しかったのに、病院デビューは3年も経ってからでした


もし、「生理も順調で、基礎体温にも問題ないのに、なんでできないのかなぁ」って思っている人がいたら、勇気を出して不妊治療専門病院で検査をしてほしいです。

特に、30代になっている方

基礎体温表のチェックと、問診と、内診と、エコー、だけじゃなく・・・・・

必ず「卵管造影検査」「周期に応じた血液検査」を、早いうちに受けてください。


私の周りには、「子どもが授からない人」が全然いませんでした。

もし、チラリとでも不妊治療や検査の話が耳に入っていたら、気持ちも違っていたでしょうし、もっと早く病院デビューしたと思います。

今日の記事が、誰かにとっての「チラリ」になることを願っています


  
  ♪今日の一枚
    白のクリスマスローズ・・・のはずなのですが、一つの株から
    色も、花びらの枚数も違う花が咲きました
    とっても不思議です


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潜在性高プロと黄体機能不全

2010-03-10 | 不育検査のため移植待機

先週の通院の際、今後について院長先生といろんなお話をさせていただいた中で、強く念押しされたのが、高プロラクチン血症のお薬‘テルロン’を飲み忘れないようにという事でした。

私には、今通院しているクリニックに転院する前の病院で、「潜在性高プロラクチン血症」が見つかっています。

コレ、やっかいなことに、TRH負荷テスト(説明は一番下の方にあります)というのをやらないと発見が難しい。


私が普通に日中のプロラクチン値を測定すると、基準値内で問題なし。

つまり、「高プロラクチン血症ではない」とされます。
ところが、この負荷テストをすると、エライ事になります
完全にアウト

というわけで、毎晩テルロンを半錠飲んでいます。



普通の高プロと違い、‘潜在性高プロ’については、あまり重視しないお医者様もいるそうで、検査をしない病院も少なくないみたいですね。

事実、私も転院後に「潜在性高プロで服薬(当時は週1回カバサールを半錠)をしている」と伝えましたが、「数値は低いですし服薬量も少ないから、気にしなくて大丈夫だと思いますよ」と言われ、お薬はやめていました。



でも私の場合、昨年の初移植後の黄体ホルモン(P4:プロゲステロン)の伸びが非常に悪く、服薬や注射で追加してもあまり効果がなかったそうです。

これは、「プロラクチンが黄体ホルモンの分泌を抑制しているせいではないか」というのが院長先生の見解でした。
(この時もそのようなことをおっしゃってました→以前の記事


黄体機能不全という状態ですね。(参考:黄体機能不全→コチラコチラ


黄体機能不全の診断にはいろいろな症状が書かれていますが、私の場合、

  ほぼ合格 … 基礎体温の高低差0.3度以上
            子宮内膜の厚さ(子宮内膜日付診も異常なし)

  ちょっとヤバイ … 高温期3日目くらいに基礎体温の陥落が見られる時がある
              低温期から高温期への移行がゆるやか(段階的)な時がある
              高温期の長さは短め(12日前後)の時もある

  アウト … ‘潜在性高プロ’有り
          プロゲステロン値が低い
          IVFに進み、「卵の質が良くない」と言われていること


と言ったところでしょうか。



黄体機能不全は、「黄体機能が正常に働かない状態」。

正常に働かせるには、しっかりした黄体でなくてはいけません。

黄体は、排卵後の卵胞の抜け殻が変化したものなので、「卵胞がしっかりと育ち、良い状態で排卵できている」ことが大切。

そのためには‘良質な卵’を育てていかなくてはいけない。

良質な卵を育てるには、「低温期のうちからカラダをあたため、睡眠を十分とることによってホルモン分泌を促す」「ストレスフリーを心がけて、体調を整える」事も大切です。(コレを心がけでも「必ずしも良い卵が育つわけではない」のが悲しい事なのですが…

良い卵は、良い黄体をつくり、良い黄体は良い内膜をつくり良いホルモンを出す…そのホルモンの働きのバランスがうまくとれていれば、次の良い卵作りをしっかりサポートしてくれる…

ぜーんぶ、つながっているんですね・・・・・


お薬を飲むことで、プロラクチン値が下がり、黄体ホルモン分泌を抑えてしまうことはなくなるのかもしれないけど…

人間のカラダはそんなに単純じゃなくて、大きな循環のもとに成り立っている…ということを、忘れずにいたいなぁと思います。


私みたいな人間もいるので、TRH負荷テストを受けたことのない方で気になる人は、是非チャレンジしてみてくださいね



  
  ♪今日の一枚
     ドライプルーンは必ず毎日1個食べてるのですが、コチラも便秘解消
     にオススメ 乾燥白いちじくデス



連日の長文にお付き合いくださり、どうもありがとうございます。
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ホルモン補充周期or自然周期、どっちにする?

2010-03-08 | 不育検査のため移植待機

不育症検査をお願いに行った、5日(金曜日)の話をもう少し書くことにします。

毎度ですが、長文です


採卵後はじめての通院でした。

「今回は、3つが胚盤胞まで育ってくれました」と院長先生ニッコリ
「おかげさまで…ありがとうございましたそれで、本来なら今周期に移植をお願いしようと思ってたのですが、3月で仕事がちょっと休みにくいこともあり…、あと、もう一つ気になる事があって…」と少し緊張しながら切り出しました。

院長先生、カルテを見ながら、「うん。自然周期で戻す予定でしたね」

「前回の流産は、胎芽すら見えない状態で内容物検査もできませんでしたし、状況については納得できてます。でも、年齢のこともあるので不育症検査の事が気になってて…。あまり気にしすぎるのもよくないのかもしれませんが、赤ちゃんのほうの検査が無理でも、私の方だけの検査でできるものもあるらしいって聞いたんですが…」

「血液検査でチェックする方法があります。じゃ、やっときましょうか」と、院長先生からは快くオッケーをいただけました。

「・・・ハイ是非お願いします。主人とも相談したんですが、検査結果を待ってからの移植にしたいと思ってます」

「いいですよ、そうしましょう。それで、以前も説明させてもらったけど、仕事の都合がつきにくいなら‘ホルモン補充周期’と言うのができます。周期2日目から注射をしていく方法です。移植日も事前に決められるし、急に都合が悪くなっても日にちを変更することもできます。いろいろとコントロールしやすいと思うけど…?」

ムムム…どうしようと悩んだ顔をした(であろう)私の顔を見て、「ま、コントロールしやすいって言っても、僕らの側がやりやすいっていう面もあるんですけどね」と笑う院長先生


「メリットとデメリットをもう少し詳しく教えていただけますか?」とお願いしました。

メリットは、
①移植日を事前に決定できる。変更も可能。
②自前のホルモン分泌を完全に止めるので、必要な時に必要なだけの補充ができる。変動に対応した調節もしやすい。

デメリットは、
①必然的に薬の量が多くなる。
②内膜を育てるのも薬のホルモンに頼ることになるので、自然周期での移植の時よりは(あくまでも、自然周期と比べた場合のデータ比較の上での話しだが)、多少不安定と考えられる。なので、自然周期の時よりは安静が必要になる。


気になった事を質問してみました。

「仕事はパートなので、多少融通が利きます。なので、移植日の事は大丈夫です。お薬が必要なことはわかりますし、毛嫌いするつもりはないんですが、自分のホルモン分泌を止めること、あるいは薬でコントロールすることが、後々自分のカラダにどの程度影響を残すのかが気になってます」


「う~ん…難しいねぇ個人差もあるしね…だめぴよさんには、前回の陽性判定前後にお薬とか注射とかたくさん追加しましたよね。自前のホルモン分泌があると、薬で補充したからと言って補充した分がそのまま確実に増えるわけではないんです…やっぱり人それぞれ反応が違うわけで。そういう意味でコントロールしやすいってワケなんだけど…。
まぁ、だめぴよさんは先日確認した時も自然周期希望だし(笑)、前回移植した時はそれで妊娠反応が出たわけだから、お仕事が大丈夫そうなら今回も自然にしときましょうか」

というわけで、来月の周期12日目に通院、自然周期での凍結胚移植に決定


実はこの時、判定日前後のお薬や注射について、ちょっとビックリするようなお話も聞きました。

たぶん院長先生は、「納得して進みたい」「メリットとデメリットを把握しておきたい」という私の性格をよく理解してくださっていて(笑)、あえて説明してくださったんだと思います

なので、ここで書くのは控えますが「いろんな見解があるんだなぁ…」と改めて、医療の世界の奥深さを感じました。


不育検査の為の採血は、私の好きな看護師さんのうちの一人
(苦手な看護師さんなんて、いないんですけどね

「お仕事しながらの通院、大変やね。大丈夫なん?」と気さくでやさしい

「今月は決算月なのでちょっとバタバタしてて…来月のほうが落ち着くので、思い切ってこの検査をしてもらおうかと思って」と話しました。
看護師さんは、「さっきの話、ホルモン補充周期やと1日置きに注射に来ないといけなかったりするから、移植日は決まるけどそれまでの通院が結構大変なのよ。だから、移植予定日のお休みが取れるなら、自然のほうがラクで正解かも(笑)」と言ってくれました。

検査結果が出るのは約2週間後。今の時点ではどんな項目を調べるのかはわかりません。
異常があった場合でも、次回の通院予定日からの服薬で間に合うので、わざわざ結果を聞きに行く必要はないとの事でした。

「異常がないといいナ」とは思うけど、あったとしても手は打てるんだろうから、怖くはありません。あれだけウダウダしてたのがウソのように、スッキリ

採卵後すぐに検査をしていたら、今月の移植に間に合ったかもしれないのに…
いつもの事ながら自分の瞬発力の無さには呆れます


ただ、今回の院長先生とのお話の中で、前回の流産の原因に「潜在性高プロラクチン血症」が大きく影を落としているらしいという気が…


この件にも、もう少しじっくり向き合ってみたいと思ったので、時間ができた事は、結果的には良かったかな…と思ったのでした


  
  ♪今日の一枚
     まだまだ咲いてるクリスマスローズ
     花期の長さも、この花の魅力のひとつです。


凍結胚移植は来月に決定。
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1度の流産でも、不育検査

2010-03-05 | 不育検査のため移植待機

今日で、周期8日目。

先月採卵して凍結できた卵チャンの移植をするため、周期12日目の通院を言われていましたが、ちょっと気にかかる事がありまして。


それは、不育検査の事です。


私は、昨年8月に7週で流産しました。

実は判定日の陽性反応の数値(hcg)から良い状態ではありませんでした。

その後数値は伸びたものの、胎嚢確認なども通常より遅く、黄体ホルモン注射を何度も打ち、他の薬も増やして必死の抵抗を試みたものの、無理だった…という状況でした。

胎嚢は4ミリ程度の‘それらしきもの’しか見えず、結局、先生の「7週でこの状況ではもう難しいと思うので、カラダのためにもお薬をやめましょう」という言葉によって、諦めることを決心しました。

手術なしの、完全(自然)流産だったので、内容物検査などはできませんでした。

院長先生は「胎芽すら見えない状態での流産ですから、‘もともと卵に問題があってそれ以上育っていけなかった’ということの証拠とも言えます」とおっしゃいましたし、私もそれで納得していました。



・・・・・でも、もしそれだけじゃなかったら?

卵にも問題があったけど、同時に私の体の方にも問題があったとしたら?



私も、今月、もう36歳になります。

打てる手は打っておきたい、というのが正直なトコロ。


気にしすぎるのもよくないのかもしれないし、信頼してる先生の言葉を信じたいような気もして、しばらく決めかねていました。



そんな折、ニモさんが不育検査を自分から申請して受けられたことを知り、ココロがザワザワ…

こういう時は、本能で反応するというか、自分の中で「危険信号」が点滅してるような気分になるんです。
私に一度この「危険信号」が付くと、無視した場合、絶対後悔するのです



それでも・・・・・



偶然ではありますが、今月は私達夫婦の誕生日月でもあったので、ぜひ卵チャンを迎えてあげたかったのです。
こちらも、大げさに言うと、本能からの叫び


それでウダウダと悩んでいたのです


でもやっぱりあとで後悔したくないっ


ひげぴよにこの事を打ち明けて、「今月のお迎えはできなくなると思うけど、検査結果が出てから移植をしようと思う」と伝えたら、ひげぴよはなんと「不育症」というものを知りませんでした


説明して、自分の気持ちの動きも話した結果、「なるほど。それならやるべきやな」ということで、クリニックに相談に行くことに決めました。

そして、今日、行って来ましたよ

私の通っているクリニックで実施しているのは、本格的な不育検査ではなく、採血のみの割と簡易的なものらしいですが、今の私にはそれで十分だと思っています。

ちなみに、費用は¥9,975.-<保険外>でした。

詳しい話は、また書こうと思います。



ニモさんルル奈さんミミコさんマロたんさんに、背中を押してもらいました
(スミマセン。勝手にリンクさせていただきました。まずかったら、お手数ですがご連絡くださいませ)
本当にありがとうございました
皆さんのブログが、私に勇気をくれました心から感謝です


 
  
  ♪今日の一枚
     二週間前に撮った河津桜。満開でしたが、木によっては
     蕾も多かった。今頃咲きそろっているのかな…

 

移植は来月になりそうです。
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