ハンターのコリー・ランバート(ジェレミー・レナー)はある日少女の死体を発見。
雪が積もり極寒の中、裸足。。。手や足に凍傷、おでこにも傷。
犯罪であるだろうという事もわかる(重い内容です・・・)
でも死因は寒さの中、走り続けた事によって冷気を吸い込み肺出血したという結果。。。
だから殺人罪にする事が出来ない。
FBIの捜査官ジェーン・バナーと一緒に捜査をはじめます。。。
ネタバレです
思ってたよりとても重い作品でした。実話に基づいたストーリーでした。。。
ネイティブアメリカンの現実を描いた作品で
こんなに酷い差別を受けてる現実にショックを受けました。
ジェレミー・レナーが最高にいいです。
こんな軽い感じに言ってはいけないような作品ですが
静かなんだけど、その中にも憎しみや哀しみの感情がはっきりと解る。
娘を亡くしてる父親の役。。。
この事件の舞台になってるのが白人に追いやられた
ネイティブアメリカンが住む土地ウインドリバー
冬で雪があって
とても冷たい寒い感じが尚更深い哀しみが伝わって
少女の事件、何故極寒の中を裸足でずっと走り続けたのか。。。
ネイティブアメリカンへの差別、
その事件の描写が酷くて怖くて哀しくなりました。
ラスト犯人への復讐が静かに行われて
この復讐も静かだけど重々しい、でも観てる側からすれば
自分がもし被害者の親だったら・・・その気持ちになるでしょう。
当たり前の裁きだ!
ジェレミー・レナーが本当にいい
同じ思いをしてる友人に対しての気持ちもぐっときた。。。
ラストの二人の父親のシーンはやるせない哀しみが胸を締め付けられました。
サスペンスと思って観たのに社会派な作品だったとは・・・
ショックを受けました。