鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

今日の一コマ

2016年05月12日 23時40分43秒 | Weblog

今日、列車のチケットを買うために、近くのショッピングセンターに行った時のこと、3階に代理店があるのですが、そこに行くまでのエスカレーターに乗っていて、ふと、ショッピングセンターができた時のことや、3階にあるゲームスペースで子供と遊んでいたことを思い出しました。それが何年前のことかと考えると、時間の流れを感じると同時に、なにか心が落ち着かない感覚を感じました。そうして代理店に行くと、今の立場になって、ちょくちょく利用していたのですが、6月末でそこは営業を終了し、別のところに統合されるということが書かれていました。

ニュースで取り上げられることがほとんどない、身近な地域の変化、老いといってもいい変化は、私たちの老化と同じように進んでいることを、ひしひしと感じた時間でした。

 

そんなことを考えながら、スーパーにしても急速に多様性をなくしていること、以前は数社のスーパーがあって特徴があったものが、大手企業の系列などの形でどんどん均質化しているだけでなく、そこで販売されているものも、いわゆる売れ筋やPB商品などが幅を占め、多様性をなくしているように考えていました。このような動きは、日本の経済の失速と大きな関係があるように思います。

 

今まで進んできた道は間違っているとは言わないまでも、はたしてよかったのかを考えるべきじゃないのか。これまでの延長で物事を考えているだけでは、ずれた道を進み続けるだけになってしまうのじゃないか。私たちは自分に問いかけ、お互いに問いかけあい、そして話し合うことが求められているのではないでしょうか。

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農地に関する動き

2016年05月09日 12時42分41秒 | Weblog

今日の市議会各派代表者会議で、鈴鹿市が農地法などの改正に伴って「指定市町村」の指定を受ける動きになっていることが、行政側から報告されました。

「指定市町村」に指定されると、メリットとして都道府県と同様の権限が鈴鹿市にも付与されることになり、農地転用などについての事務手続きの迅速化が考えられるということです。また、県を通さずに国とやり取りを行えることもメリットではないでしょうか。西部地域の鈴鹿スマートインター近辺や農村環境改善センター周辺、工業団地のある御園地区など、今後の動きに大きな影響があると考えられます。

鈴鹿市は4月に申請、6月に指定が考えられており、現時点で県内6市7町が申請中とのことです。

 

改正後について、指定市町村の自治事務になるということは、県の関与が大きかったものが市の事業となることであり、また、国とのやり取りも含めて、市議会の意義も大きくなることになります。都市計画なども含め、自治が問われています。

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農地に関する動き

2016年05月09日 12時42分41秒 | Weblog

今日の市議会各派代表者会議で、鈴鹿市が農地法などの改正に伴って「指定市町村」の指定を受ける動きになっていることが、行政側から報告されました。

「指定市町村」に指定されると、メリットとして都道府県と同様の権限が鈴鹿市にも付与されることになり、農地転用などについての事務手続きの迅速化が考えられるということです。また、県を通さずに国とやり取りを行えることもメリットではないでしょうか。西部地域の鈴鹿スマートインター近辺や農村環境改善センター周辺、工業団地のある御園地区など、今後の動きに大きな影響があると考えられます。

鈴鹿市は4月に申請、6月に指定が考えられており、現時点で県内6市7町が申請中とのことです。

 

改正後について、指定市町村の自治事務になるということは、県の関与が大きかったものが市の事業となることであり、また、国とのやり取りも含めて、市議会の意義も大きくなることになります。都市計画なども含め、自治が問われています。

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大分から熊本へ

2016年05月02日 07時21分11秒 | Weblog

今日は朝、別府から竹田(城で有名な)を通り、阿蘇市から大津町を抜け熊本市内に、その後、益城町のあたりをバイクで様子を見て回っていました。

阿蘇では阿蘇神社の様子を見ましたが、土地の方と話をしたところ、阿蘇神社の近辺などで倒壊した家屋があるとのことと、阿蘇さんの山頂の一部が崩落していたり、登山道などもダメージを受けていると聞きました。一方で、近辺には多くの家屋も残っており、建物の耐震性と同時に木材の状況なども重要かと思いました。また、ブロック塀等もちらほら倒壊していました。

阿蘇から熊本に抜けるには国道57号線を通るのですが、ご存じのように、阿蘇大橋付近の崩落で不通となり、迂回して大津町近辺に抜けるルートを通りました。このルートも斜面にある道路で、もし大きな地震があったらと考える状況でした。そこから大津町を通るルート沿線の風景では、やはり古い建物が倒壊していましたが、耐震性のあるものは残っていたと思います。しかし、遠景にブルーシートがかかった家屋が多く見えました。

その後、熊本市内に移動し、熊本城に行きました。近くの施設(桜の馬場 城彩苑)と熊本市役所14階の展望スペースから熊本城の様子を見ました。

施設では売店の売り子さん(京都出身とのこと)と話をしたのですが、まだ避難所にいる方々は、夜が不安で避難されている方もいらっしゃるとのこと、一方で、がんばっていこうということで働いているということで、市内そのものはパッと見たところでは、日常の雰囲気を感じました。そのそばに、倒壊した熊本城という非日常があるという感じです。

そして益城町へと向かったのですが、熊本市内から向かっていくと、片付けたごみが出されているところが増えてきたなと思っていると、徐々に壊れた家屋が目につき、渋滞もしてきたところで益城町に入るという感じでした。幹線道路沿いだけですが、道路の状況から地面の動きの激しさを想像させられ、それに伴う倒壊の状況のすさまじさをひしひしと感じました。ただ、渋滞している道の両側には、倒壊危険の高い建築物が多く、もしもの際のリスクに課題を感じました。倒壊した際、2次被害と道路遮断の可能性が高いと思います。

ホテルがうまくとれたので、いろいろ洗濯後、繁華街へ。古い建物にダメージが出たりしているものの、元気なお店もたくさん。ただ、地元の人の利用が少ないようで、地域外からの力はこのような部分でも必要だと感じました。ただ、もしもの際、頭の上から何かが落ちてくるかもしれないなと話していたおじさんもいました。
繁華街のある地域では、十分に対応すべきことかもしれません。

鈴鹿にフィードバックするべきことと考えるのは、

1.過去に明らかになっている断層や、GPSなどで変動が大きいと考えられる地域を調査すること。
2.上記の地域で、耐震性および木材の検査をすること。
3.上記の地域について、必要であれば大きな被害が出る前に、移転などの検討をしていただくこと。
4.被害が出た際に、緊急車両やがれき撤去車両が行動しやすいように考えること。
5.繁華街の被害を小さくなるように考えること。
6.繁華街建築物の耐震化チェックと耐震化の推進、
7.被害後のごみについて、大きな木質系家具と家電、その他を分別してもらうこと意識すること。
8.耐震化のチェック対象に神社仏閣(木造)も含めること。

などが現時点で思い付くことです。

ちなみに、現場の写真については、公的な位置付けのものを除いてはほとんど記録していません。個人の方のお宅について、やはり見ていて心が痛いこともその理由です。

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