しんちゃんの大工日記・2

三重県で伝統工法による無垢材と土壁の
家作りをしています。
奮闘中の棟梁の姿を嫁が綴っています。

まだ見ぬ施主様へ・・・ケヤキの天然乾燥材

2009-11-12 08:23:00 | 原木からの家造り
「魚をしんちゃんの工場の冷蔵庫へ入れといたでな~。又食べてや~」

と知り合いの漁師さんから電話をいただきました。
いつもありがとうございます。


早速 そのお魚を今晩のご馳走に・・と嫁は工場へ走ります。
(自宅と工場は車で10分弱程かかります)






棟梁は現場に出ていて留守でした。




刻みなどをする加工の工場のほうも、こちらの製材工場のほうも
シーーンと静まりかえっていました。








製材工場のほうには、天然乾燥中の材がならんでいます。







この材は二年ほど前に原木から製材した欅(けやき)ですね。

原木だった時の2年前のブログはこちらから。「まだ見ぬ施主様へ・・ケヤキの原木」









天然乾燥中の材を在庫で置いておくことは
小さな工務店の【経理担当者】にとっては、
本当に本当に厳しく・・
正直辛いことのほうが多いです。


でもなんとか・・踏ん張って頑張っていきましょう!



【「小さな幸せ」を「大きな幸せ」と感じられる人が
本当の意味で「本当に幸せな人」なんだよ】

私の好きながばいばぁちゃんの言葉の一つです。

家族が小さな幸せの中で笑顔いっぱいの日々を暮らしていけたら
きっと大丈夫でしょう。













工場の冷蔵庫には
30センチから40センチくらいある大きな大きなヒラメが入っていました。


その夜 その頂いたヒラメをお刺身にして家族みんなでおいしく頂きました。
子供達は、贅沢にもそのヒラメの刺身でお茶漬けにして
「めっちゃうまいーーー!」と嬉しそうに食べてました。







このひと時が

「小さな幸せ」だけど「大きな幸せ」 なのだと思います。















西井建築工務店ホームページ
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エール交換・・・同じ自営業... | トップ | 薪ストーブ レンガ設置工事 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
古民家 (山本大成)
2009-11-12 22:05:37
 ご無沙汰しております。
 昨日、愛知県津島の古民家「堀田家住宅」に行ってきました。
 伝統工法で建てられ数百年の年月を経た建物は、やはり何とも言えない力を感じました。

 TBを送らせていただきます。
返信する
おはようございます (タッキー)
2009-11-13 04:57:35
新しい一歩を踏み出すために、暫しの休息の時。
素敵なご主人が現れることを願っています。
返信する
Unknown (しんちゃんの嫁)
2009-11-17 07:44:17
>山本大成さま


TBありがとうございます。
実は私まだ勉強不足で私自身TBのやり方が
わからなかったりします(汗)

記事 興味深く読ませていただきました。
素晴らしい古民家ですね。
絶対 うちの棟梁が行きたそうな所です。

今なお 次々と新しいネーミングの工法が
どんどんと生み出されててはいつの間にか
消えていく。そんな中で
1600年以上も変わらず建物を支え続けている伝統工法。

法律や規制によってこんなに実績のある工法が
なんとも肩身の狭い思いをし続けていくことが
とても悲しいです。

でもこんなふうに凛とした表情のまま生き続ける建物が現にあるということが
法律や規制なんかよりもずうっと重く意味のあるものなのだと思いました。

大成さんのブログでは瓦のこと建築の事
それから子供さんたちのこと。
いつも楽しみに拝見させていただいてます!

返信する
Unknown (しんちゃんの嫁)
2009-11-17 07:53:50
>タッキーさん

TB本当にありがとうございます!
タッキーさんにもいつも感謝しています。

木のプロであるタッキーさんのお言葉には
本当に励まされています。

>素敵なご主人が現れることを願っています。
   ↑
とぼけている私はこのタッキーさんのコメントを読んで一瞬
「えっ?!私に新しい旦那さんを見つけろ・・と?」と思ってしまった私。ばかばかばか(笑)

いや・・正直3年に一回くらいはそんな気持ちになることもあったりするような
しないような・・・(苦笑)


返信する

コメントを投稿

原木からの家造り」カテゴリの最新記事