新しいビデオ編集技術の「Unwrap Mosaics」を SIGGRAPH 2008 で公開しました。
2Dのビデオ映像を3Dに変換してテクスチャーマップとマスクを自動で作成し、テクスチャーマップにユーザーがペイントをすると、ビデオ映像に違和感を感じさせないように3Dペイントができます。
2D ビデオ→ 3D 分析→ 2D テクスチャー → 3D マッピング → 2Dレンダリング という高度な編集を実現しています。
ペイントだけでなく、背景にビデオカメラとパースを合わせて3Dモデルを配置したりもでき、SynthEyes のような事もできます。
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マイクロソフトは、Photosynthも公開して、2D画像を3D空間にシームレスに配置できる技術も公開しており、これらがホーム用ビデオ編集ソフトに搭載されればビデオの特殊効果がゲーム感覚で楽しくなりそうです。
ビデオ映像のカメラの動きやモデルの動きに追従するのには、After Effectsでは、トラッキング制御しか見当たらない（他にあるかな？）ので、SynthEyesの一部の機能で良いから、せめてビデオカメラの動きを読み取ってAfter Effectsの3Dカメラが自動でポジション設定が行えるようになって欲しい。
アドビでは、研究はしていると思うけど、モーショントラッキングや3Dチャンネルエフェクトは、知ってる限りではv4.1ですでにあった技術だし、CS3ではPhotoshopを使った3Dの機能は追加されているけど、やはりビデオカメラの映像にパースを合わせて合成できるものを追加して欲しいところです。
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」の著者 Mark Christiansen 自身のブログで、改訂版を現在作成中である事を公表しています。