ないちょの雑記帳

日々心に浮かぶこと、世の中のことをそこはかとなく書き綴ってます

A級戦犯の名誉回復

2005-06-05 | その他
最近、小泉総理大臣の靖国神社参拝が日中、日韓間の外交問題
になる。また厚生労働省の森岡政務次官の「A級戦犯は日本国内
ではすでに罪人ではない」発言に対し、中国・韓国は猛烈な反発を
見せている。
そこで「A級戦犯は日本国内ではすでに罪人ではない」発言につい
て、その根拠となる事実について調べてみた。

-------------------------引用----------------------------
1952年(昭和27年)6月9日「戦犯在所者の釈放等に関する決議」、
1952年(昭和27年)12月9日「戦争犯罪による受刑者の釈放等に関
する決議」、そして戦犯赦免釈放を求める国民運動は加熱し署名数
は4,000万を数えたと言われる。これを受けて1953年(昭和28年)
8月3日「戦争犯罪による受刑者の赦免に関する決議」が全会一致
で可決された。、そして「恩給改正法」では受刑者本人の恩給支給
期間に拘禁期間を通算すると規定され、1955年(昭和30年)には
「戦争受刑者の即時釈放要請に関する決議」がされた。そして国際
的にも、サンフランシスコ講和条約第11条の手続きにもとづき関係
11ヶ国の同意を得て、A級戦犯は昭和31年に、BC級戦犯は昭和
33年までに赦免し釈放された。

A級戦犯として有罪判決を受け禁固七年とされた重光葵元外相は
釈放後、鳩山内閣の副総理・外相となり国際舞台でも活躍した功績
で勲一等を授与され、終身刑とされた賀屋興宣元蔵相は池田内閣
の法相を務めた。またA級戦犯の容疑者の岸信介は内閣総理大臣
になるなど大きな功績を残した。

-------------------Wikipedia(日本語版)より-----------------

以上のことはサンフランシスコ平和条約第十一条の手続きに基づき
国際的にも承認されている。よって国内的にはA級戦犯に限らず、す
べての戦犯について名誉回復がなされ、事実上もはや犯罪者として
は扱う必要がないといえる。
声高に「戦犯」と強調し、靖国参拝を批判する団体は何らかの政治的
な意図をもって、主張しているとみなしてもよいであろう。
一見、戦犯を合祀した靖国神社参拝を批判することは先の戦争を反
省し、それを繰り返さない意思表明のようにみえるが、実際には単に
政治的な主張の道具として靖国批判を用いているといってよいだろう。
そのような批判に対し、簡単に同調してはならない。

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3 コメント

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ないちょさんのブログ、やっぱ有り難い (ノッポ)
2005-06-07 20:01:18
驚きました。

そんな事実があったなんて、です。

恥ずかしながら。
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どぉ~もぉ~ (ないちょ)
2005-06-07 20:15:51
そうなんです。

第二次大戦に関連する事項で、

日本人は知らないことが多い

のです。何かまた見つけたら

アップします。

日本も近代史についてもっと

関心を持つ必要があると思う

のですが・・・・・・。

あっ、でも某K国の様になっ

ても困りますがw
返信する
Unknown (willow)
2005-06-18 09:39:59
まあ、日本人自身も少し前まで、あの当時の体制や戦争を全否定してましたからね。最近になって意識も変わってきて、中国や韓国もとまどってるんじゃないですかね。
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