京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『起終点駅 ターミナル』

2015-11-26 | 邦画

 

□作品オフィシャルサイト 「起終点駅 ターミナル
□監督 篠原哲雄
□脚本 長谷川康夫
□原作 桜木紫乃
□キャスト 佐藤浩市、本田 翼、尾野真千子、中村獅童

■鑑賞日 11月14日(土)
■劇場  TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>

 国選弁護人をしている完治(佐藤浩市)は、世間と係わりを絶ち、釧路で
 ひっそり暮らしていた。 ある時、椎名敦子
(本田 翼)という若い女性の弁護を
 担当するが、それをきっかけに敦子が自宅を
訪ねてくる。 家族に見放され、
 一人で生きて
きた敦子の存在が、完治の閉ざした心を少しずつ開いていく。

 このストーリーの主人公・完治が何故自分を責めつつ、まるで排他的に
 生きる様のその起因となる女性を演じる尾野真千子と佐藤浩市の
 プロローグ部分が かなり印象に残ったので、その後の大半が
 佐藤浩市と本田 翼の演技で綴られていくのだが、やはり尾野真千子の
 短時間の存在感が、あとまで尾を引いて、ほぼ中盤・後半は面白みに欠けていた。
 何故、この映画のヒロインに本田 翼だったのか・・・。

 完治役の佐藤浩市の演技に、『愛を積むひと』の篤史を思い浮かべた方も、
 もしかしたら少なくないだろう。
 脇として良かったのが中村獅童だったかなぁ(笑)

 ま、敦子と出会ったことで、息子との再開を決心するに完治に、
 長年自分でかけていた枷をはずすことができたのは事実だが。


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