□作品オフィシャルサイト 「起終点駅 ターミナル」
□監督 篠原哲雄
□脚本 長谷川康夫
□原作 桜木紫乃
□キャスト 佐藤浩市、本田 翼、尾野真千子、中村獅童
■鑑賞日 11月14日(土)
■劇場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
国選弁護人をしている完治(佐藤浩市)は、世間と係わりを絶ち、釧路で
ひっそり暮らしていた。 ある時、椎名敦子(本田 翼)という若い女性の弁護を
担当するが、それをきっかけに敦子が自宅を訪ねてくる。 家族に見放され、
一人で生きてきた敦子の存在が、完治の閉ざした心を少しずつ開いていく。
このストーリーの主人公・完治が何故自分を責めつつ、まるで排他的に
生きる様のその起因となる女性を演じる尾野真千子と佐藤浩市の
プロローグ部分が かなり印象に残ったので、その後の大半が
佐藤浩市と本田 翼の演技で綴られていくのだが、やはり尾野真千子の
短時間の存在感が、あとまで尾を引いて、ほぼ中盤・後半は面白みに欠けていた。
何故、この映画のヒロインに本田 翼だったのか・・・。
完治役の佐藤浩市の演技に、『愛を積むひと』の篤史を思い浮かべた方も、
もしかしたら少なくないだろう。
脇として良かったのが中村獅童だったかなぁ(笑)
ま、敦子と出会ったことで、息子との再開を決心するに完治に、
長年自分でかけていた枷をはずすことができたのは事実だが。
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