京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『リベンジ・マッチ』

2014-04-26 | 洋画

 

□作品オフィシャルサイト 「リベンジ・マッチ
□監督 ピーター・シーガル
□脚本 ロドニー・ロスマン
□キャスト シルヴェスター・スタローン、ロバート・デ・ニーロ、キム・ベイシンガー、
       ケヴィン・ハート、ジョン・バーンサル、アラン・アーキン

■鑑賞日 4月17日(木)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>

  こりゃぁ、『エクスペンダブルズ』や『RED』には出来なかった感ありあり(笑)
  主役二人より、アラン・アーキンのカウンター・パンチでノック・アウト

 

 1980年代初頭のピッツバーグ。お互いにすさまじい対抗心をむき出しにし、
 チャンピオンを目指して連戦連勝を重ねてきたボクサーのヘンリー・“レイザー”・
 シャープ(シルヴェスター・スタローン)とビリー・“ザ・キッド”・マクドネン(ロバート・
 デ・ニーロ)。 ついに決勝戦を迎えることになった二人だが、試合前夜に
 ヘンリーが突然の引退を表明してしまう。 多くの謎を残した上に、決着も
 つかないまま30年が経過。 プロモーターのダンテ・スレートJr.は、彼らに再び
 リングに上がって雌雄を決するファイナルマッチをオファーする。

 

 ま、デ・ニーロ、スタローンともに『レイジング・ブル』や『ロッキー』シリーズという
 ボクシング映画を代表する作品に主演している。
 なんとなくこの二人の馬が合うか合わないかと言うより、そもそものカラー自体が
 合わないのは冒頭からそう感じたものだった。
 しかも、ロートルにボクシング それは無理でしょ(笑)
 林先生なら、この二人で映画撮るなら「今でしょ」って言うかもしれないけど(笑)、
 こりゃ水と油どころじゃなかった

 ただ、それでもやはり昔取った杵柄。 上手く嘗ての二人の出演した映画を
 パクって、いや匂わせてパロってるところは、映画ファンならオイシイところだろう。
 それは例えばロッキーの幾つかの生卵を一気飲みするシーンだったり。
 そして、脇ではあるが二人よりも目立っていたアラン・アーキン演じるトレーナーが
 あれこれチャチャを入れるから面白い(笑)
 途中、これはコメディ映画かと思わせる節も多々あったりして。

 なんかこの間テレ東で当たった「三匹のオッサン」みたいな感じで、
 二人(三人かも)の頑固ジイさんたちが、自らの過去の栄光に囚われながら、
 老体に鞭打って、針打って、1勝に拘り、頑張る姿に哀愁を感じてしまう映画だった。
 トレーナー役でイーストウッドでもカメオで出てたら、まさに大人のアクセントに
 なったかも(笑)


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