□作品オフィシャルサイト 『私たちの幸せな時間』
□監督 ソン・ヘソン
□脚本 ジャン・ミンスク
□キャスト カン・ドンウォン、イ・ナヨン、ユン・ヨジョン、カン・シンイル、ジョン・ヨンスク
■鑑賞日 7月15日(日)
■劇場 109CINEMAS川崎
■cyazの満足度 ★★★☆ (5★満点、☆は0.5)
<感想>
カン・ドンウォン、どんどん男臭くなってきている。 ちやほやされるところから脱皮した顔は優しいけど、骨太の役者になってきた。
互いに心に傷を持つ男と女が、少しずつ刑務所の中で話をする時間を積み重ね、お互いを認め合ったときに、誰にも言わなかった閉じた心の内を開き合う。
人を殺め、友人を庇い、死刑囚として服役しながらも、殺した娘の母親に、赦しを得たとき、ユンスは人としてその生き方を改める。
ユンスとの会話に心開いたユジョンも、心の傷を癒せないままに、それまで憎んでいた自分の母親を赦す。
二人は静かに流れる時間の中で、少しずつ互いの傷を癒し、心引かれていく。
しかし、幸せな日はあまりにも短くピリオドを打たれる日が来た。
誤って人を殺めたけれど、彼の悔い改めた生き方に、彼を知る周囲の人間もその日が来たことを容易には受け入れられない。 最後のスイッチを押さなければならない刑務官ですらそれを躊躇ってしまう。
やや展開のわかりにくさと、厚みのなさはあるものの、最後に死に行く者の気持ちと死に行くものを見送るもの気持ちが交差して、やはり思わず泣かずにはいられなかった。
残念なことに、もう少し練られた脚本であれば、ラストのカン・ドンウォンの力演がもっと活かされたんだろうけど・・・。
そしてラストシーンではショーン・ペンの『デッドマン・ウォーキング』の1シーンが重なり合った。
ユジョン役のイ・ナヨン、昔の森尾由実と、中谷美紀・柴咲コウを足して3で割ったような容貌の女優だった。
劇中のユジョンのセリフのなかに、この物語の全てを語る言葉があった。 それは、
「嫌いな人を好きになるのは難しいけど、
好きな人を嫌いになるのはもっと難しい。」 と。
カン・ドンウォンはこの撮影の前から、作品について監督と話し合いを重ね、ホテルに缶詰状態でシナリオを練り上げたそうだ。 淡々と進行するストーリーはやはり最後にある感動をもたらすためのためのものだったと信じたい。
カン・ドンウォン、やはりどんどん男臭くなり、骨太になってきている。
私も、ジャニーズ勢のBOYs(含 SMAP♡)の成長ぶりに見惚れてしまふ感覚 持ってますから…。
ところで。この「接見の間」←何気なく文房具とか置いてある普通の部屋で、うっかり自殺に結びつく行動を誘発しそうな環境なんですけど、この描写は Realな取材を元に作ったものなんでしょうかねぇ ちと疑問があったりして。。。f^^;
>“アイドルからの脱皮を 見守ってる”よ~なFANの感想を読むと、微笑ましく思ってしまいます。
ですねぇ^^
>私も、ジャニーズ勢のBOYs(含 SMAP♡)の成長ぶりに見惚れてしまふ感覚 持ってますから…。
・・・・・・・・・。
>ところで。この「接見の間」←何気なく文房具とか置いてある普通の部屋で、うっかり自殺に結びつく行動を誘発しそうな環境なんですけど、この描写は Realな取材を元に作ったものなんでしょうかねぇ ちと疑問があったりして。。。f^^;
字幕にも注)がでていましたが、実際の環境とは違うんですよ(笑)
死刑囚にあんなに甘かったらイケないでしょう(笑)? 所詮映画ですから~
TBありがとうございました。
カンドンウォンは「オオカミの誘惑」からお気に入りなのですが、本当カッコイイだけじゃなくて演技もどんどんよくなってますよね。これから楽しみですね。
>カンドンウォンは「オオカミの誘惑」からお気に入りなのですが、本当カッコイイだけじゃなくて演技もどんどんよくなってますよね。これから楽しみですね。
「オオカミの誘惑」のときはアイドル系でしたが、今作品は男臭い作品でした!
トラックバックありがとうございます。(*^-^*
カン・ドンウォンは演技に未熟さは残るけど、
今まではモデル系アイドルのような印象だったので、
『私たちの幸せな時間』では
役者としてたくましく成長してきている気がしますね。(*^-^*
努力家なのでしょうね。
イ・ナヨンはコメディ映画が2作続いていたので、
『私たちの幸せな時間』の繊細なヒロイン役をこなせるか少し心配していたのですが、
前作『小さな恋のステップ』で青龍映画賞(韓国の映画賞)主演女優賞を受賞しているだけあって、
表情や台詞回しに説得力があり、さすがに演技が上手いと思いました。(*^-^*
>カン・ドンウォンは演技に未熟さは残るけど、今まではモデル系アイドルのような印象だったので、『私たちの幸せな時間』では役者としてたくましく成長してきている気がしますね。(*^-^*
そうですね^^ やはりアイドル系はいつか卒業しないといけませんからね(笑)?
>イ・ナヨンはコメディ映画が2作続いていたので、
『私たちの幸せな時間』の繊細なヒロイン役をこなせるか少し心配していたのですが、前作『小さな恋のステップ』で青龍映画賞(韓国の映画賞)主演女優賞を受賞しているだけあって、表情や台詞回しに説得力があり、さすがに演技が上手いと思いました。(*^-^*
微妙な心の揺れを表現していましたが、やや背伸びしているようにも感じたのですが、いかがでしたか?
>微妙な心の揺れを表現していましたが、やや背伸びしているようにも感じたのですが、いかがでしたか?
繊細さゆえの強がりな感じはしたけど、
やや背伸びしているようには私は感じなかったなぁ。
P.S.
まだ20代で将来性のあるカン・ドンウォンとイ・ナヨンのこれからの活躍が楽しみですね。(*^-^*
>cyazさん、二度目のコメントすいませんです。m(_ _)m
いえいえ、何度でも^^
>繊細さゆえの強がりな感じはしたけど、やや背伸びしているようには私は感じなかったなぁ。
そうでしたか^^
>まだ20代で将来性のあるカン・ドンウォンとイ・ナヨンのこれからの活躍が楽しみですね。(*^-^*
そうですね!
かみさんはドンウォンのファン、僕はナヨンのファンということで楽しみです^^
エキブロ復活したのでまたよろしくです。
でも,gooブログとの相性がめっきり悪くなってます。
納得いかないんですがどうしようもないのでごめんなさい。
もしかしてこちらからのTBはいらないかも…。
最近カン・ドンウォンにすっかりはまっているところです。
>エキブロ復活したのでまたよろしくです。
こちらこそ、よろしく~♪
>でも,gooブログとの相性がめっきり悪くなってます。納得いかないんですがどうしようもないのでごめんなさい。もしかしてこちらからのTBはいらないかも…。
そうみたいですね>< gooのほうもあまりよくありません(怒)
>最近カン・ドンウォンにすっかりはまっているところです
みたいですね(笑) 『オオカミの誘惑』の彼が好きだなぁ^^