京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『光にふれる』

2014-02-15 00:02:15 | 洋画

 


□作品オフィシャルサイト 「光にふれる

□監督 チャン・ロンジー
□脚本 リー・ニエンシウ
□キャスト ホアン・ユィシアン、サンドリーナ・ピンナ、リー・リエユィ、ファンイー・シュウ

■鑑賞日 2月8日(土)
■劇場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

 生まれつき目の不自由な青年ユィシアン(ホアン・ユィシアン=本人)は、故郷を離れて
 都会の大学に通いはじめる。 ある日彼は、経済的な理由からダンサーの夢を諦めた
 女性シャオジエ(サンドリーナ・ピンナ)と出会い、親交を深めていく。 そんな彼は
 幼い頃、ピアノのコンクールで見事優勝したのだが、聞こえてきたのは「目が不自由
 だから優勝できた。」という陰口だった。 以来、それが彼のトラウマとなって心に
 重くのしかかっていた。 台北の音楽大学に進学したユィシアン。 友人や教師は
 彼を再びコンクールに出場させ自信を取り戻させようする。
 苦境でも笑顔を絶やさない主人公のひたむきさ、彼を支えるシャオジエや友人の
 優しさにホロリとさせられた。

 主役のユィシアンは本人であるホアン・ユィシアンが演じている。
 盲目のピアニストと言うと、最近ではすぐに辻井伸行を思い出してしまうが、
 何となく ユィシャンに外見も似ていたりして・・・。
 心に重いトラウマがあっても、いつも人には笑顔で接するユィシアン。
 彼の周りにはその人柄で誰もが寄ってきて仲良くなる。 健常者よりハンディを
 背負った人には、見えないものが見えている気がする。 それはある種、
 人の心も読めるのかも。  彼が幼い頃に負ったままのトラウマは、そのハンディ
 ゆえのトラウマ。 しかしながら、そんな過去は口にも出来ず、だけど周りが
 彼の非凡なピアノの才能を見抜き、認め、最後は誰も知り得ない彼のトラウマ
 だけど、それを跳ね返すべく、コンクールに出場させ、見事に仲間と観客に、
 スタンディング・オベーションで認められるのである。

 そんな同室の友人との会話で、ユィシアンは声の美しい女性が好みと言う。
 そこで知り合ったのがシャオジエで、彼には見えないけど見た目も可愛い(美しい)。
 その彼女が彼のメンタル面で大きな力になる。 もちろんその逆も。
 今までにもこういったシチュエーションの映画やドラマがあったような気がするが、
 いつも笑顔のユィシアンが、見返りすら求めず、純粋に生きている姿に心が
 洗われるような気がした。 ラストシーンは号泣というより、本当にその温かさに
 ホロリとした感じ。 温かい“光にふれた”気がした。

  佐村河内さん、耳が聴こえようが聴こえまいが、あなたにぜひこの映画を観て欲しい。

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12 コメント

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Unknown (サッチー)
2014-02-15 16:36:38
私もこの映画を観たらきっと泣いてしまいますね。

> いつも笑顔のユィシアンが、見返りすら求めず、純粋に生きている姿に・・

良い言葉ですね。きっとそれはcyazさんの心を映しているのです。
私の心も洗われたようです。
マア面白いはなし (sigrag)
2014-02-15 20:27:43
>生まれつき目の不自由な青年ユィシアン(ホアン・ユィシアン=本人)は、
・・・私んかーちゃんは一昨年に緑内障ぉー
目ぇーみえんよぉーなっても宜しくしてるん

今日かーちゃんから電話が掛かってきた

「あんた寒い時期だからインフルエンザ気お付けなさい」
「あのねーかーちゃん私はガキんころから風で医者の世話とか一度もない」
「そりゃねーそりゃあたしが母乳でそだてらからだよ」
「ああ・・なんだよイキナリそんな昔のはなし持ち出して・・恩売るなよ」w
「いやーそんなつもりはないよ まったくあんたはもう」ww

やっぱ母親のおもい強烈っ すごくシッカリしてんのもそれはそれで問題
良い涙~ (cyaz)
2014-02-15 21:48:02
サッチーさん、コメント、ありがとうございますm(__)m

>私もこの映画を観たらきっと泣いてしまいますね。
必ず・・・だと思います(笑)

>私の心も洗われたようです。
良い涙を流すことは大切なことだと思います。
たとえそのきっかけが映画の1シーンであれ。
乳と母~ (cyaz)
2014-02-15 21:50:38
sigragさん、コメント、ありがとうございますm(__)m

>私んかーちゃんは一昨年に緑内障ぉー
目ぇーみえんよぉーなっても宜しくしてるん
大変ですね、それは。

>やっぱ母親のおもい強烈っ すごくシッカリしてんのもそれはそれで問題
僕なんか友達のお母さんに今でも
「あんたのお乳は私が飲ませたんだよ」といわれ続けています(汗)
こんにちわ (にゃむばなな)
2014-02-16 16:13:55
母親と息子との親子愛が描かれるのかと思いきや、あの巨漢ルームメイトの男気が良かったですね~。
障害を障害と描かず個性として描く。
ご本人がいい体験をされているだけに、いい涙を流させてもらいましたよ。
誰しもいい体験 (sigrag)
2014-02-16 20:20:27
>大変ですね、それは。
いやーでも本人が明るくて助かってます

>友達のお母さんに今でも
そっ・・それはそんなとこまで吸ってたんですかぁ(笑)
いいご近所さんなつかしい今じゃ相当レアなご体験(笑)

>佐村河内さん、耳が聴こえようが聴こえまいが、あなたにぜひこの映画を観て欲しい。
でたぁー これは辛いっ 確かにそんなん装うんはねぇー ちょっとねぇー
癒し~ (cyaz)
2014-02-16 22:21:15
にゃむばななさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>母親と息子との親子愛が描かれるのかと思いきや、あの巨漢ルームメイトの男気が良かったですね~。
そうですね^^ 彼の存在も大きかったですね!

>障害を障害と描かず個性として描く。
ご本人がいい体験をされているだけに、いい涙を流させてもらいましたよ。
いつも笑顔の彼に癒されました!
一気に~ (cyaz)
2014-02-16 22:32:53
sigragさん、コメント、ありがとうございますm(__)m

>それはそんなとこまで吸ってたんですかぁ(笑)
いいご近所さんなつかしい今じゃ相当レアなご体験(笑)
昔はそんなことフツーだったらしいですよ(笑)

>でたぁー これは辛いっ 確かにそんなん装うんはねぇー ちょっとねぇ
今までのツケが一気に(笑)
素朴な青年。 (BC)
2014-02-21 22:37:10
cyazさん、こんばんは。

>いつも笑顔のユィシアンが、見返りすら求めず、純粋に生きている姿に心が
 洗われるような気がした。 

そうですよね。
障害者ではあるけど、心から音楽が好きで恋もする爽やかで素朴な青年ですよね。
適度な距離感を保ちながら支えているお母さんも素敵でした。
母は~ (cyaz)
2014-02-22 09:03:37
BCさん、コメント、ありがとうございますm(__)m

>障害者ではあるけど、心から音楽が好きで恋もする爽やかで素朴な青年ですよね。
実際にピアニストだということも感動を与えてくれました。

>適度な距離感を保ちながら支えているお母さんも素敵でした。
そうでしたねぇ^^ やはり“母は強し”かな(笑)
障害は (sakurai)
2014-06-28 10:59:43
不自由だけど、不幸ではない!ってどこで聞いたんだっけ?
思い出せないのですが、その言葉を思い出しました。
余計な同情とかじゃなく、友情と思いやりが周りにいっぱい。それが自然にあふれ出てくるのがとっても心地よかったですね。
なるほど~ (cyaz)
2014-06-28 23:32:35
sakuraiさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>障害は不自由だけど、不幸ではない!ってどこで聞いたんだっけ?
思い出せないのですが、その言葉を思い出しました。
なるほど^^

>余計な同情とかじゃなく、友情と思いやりが周りにいっぱい。それが自然にあふれ出てくるのがとっても心地よかったですね。
そうですね^^
何よりも実体験からくる演技はマネのできないものだと思いました。
もしかしたら、ご本人は辛かったかも・・・。

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