京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『忘れえぬ想い』

2007-09-21 | 洋画


○作品オフィシャルサイト 「忘れえぬ想い
○監督 イー・トンシン
○脚本 ジェームス・ユン
○キャスト セシリア・チャン、ラウ・チンワン、ルイス・クー、原島大地

●鑑賞日 9月20日(木)
●自宅にて(BS)
●cyazの満足度 ★★★ (5★満点、☆は0.5) 

 
 かつて『星願』で感動をもらったセシリア・チャン主演の映画。 劇場で観れなかったが、BSで放送されたのでHDに録画しておいた。

 出会いと別れ、そして新たな出会い。 結婚寸前で最愛の人を失う。 残されたのは彼の想い出と、彼が分かれた妻との間に出来た一人息子。 その悲しみも十分に癒えないまま、彼女は家族の反対を押し切ってまでも、彼の息子の面倒をみようと決めた。 彼女は生活のため彼と同じミニバスの運転手になろうとした。 が、女性ドライバーに対して回りは協力的ではなかった。 そんな中で新しい出会いがはじまる。

 彼の息子役の原島大地クン。 後で知ったのだが、彼は日本人だったのだ。 彼は香港ではなかなか人気のある子役なのだそうだ。 映画を観ながら、何だか顔立ちがはっきりしていてとても向こうの子供には見えないなぁと思っていたのだが。映画の中で彼の活き活きとした姿が感動を呼んだが、やはり子役には泣かされてしまう。 特に父親の死の意味が理解できず、旅に出ていると聞かされ、留守番メッセージの父親の声を聞きながら、健気にメッセージを入れるシーンは本当に泣かされた。

 冒頭にも書いた『星願』でのセシリア・チャンの演技が印象に残っているため、この映画の役柄はそれと比較するとイマイチのめり込めないものだった。 ただいつも激昂的で眉間に皺を寄せて生きている感じの彼女だから、その反面、時折見せる笑顔はとても印象的だった。

 それにしても、ミニバス仲間でシウワイ(セシリア・チャン)を温かく見守る役がラウ・チンワンなのだが、少し感動が削がれてしまったのは彼の顔だった。 日本人の感覚(僕だけの感覚なのかもしれないが)なのかもしれないが、あまり恋愛映画には向かない顔立ちだ。 そしてもっといけなかったのは、実はこの映画を観る直前まで、それまで放送していた「世界バリバリバリュー」でMCをやっているジョーダンズの山ちゃん(山崎まさや)を見ていたので、あまりにもこのラウ・チンワンに似ていたからだ(笑) 彼の設定がバツイチだったところはよかったところだったが・・・。 でも顔がだめ(笑)

 この映画を観ながら、つい最近観たストーリーこそ違うが、『私のちいさなピアニスト』を思い出していた。




コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『スキヤキ・ウエスタン ジ... | トップ | 「焼き場に立つ少年」/ジョー... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
原島大地クン。 (BC)
2007-09-22 08:14:33
cyazさん、おはようです♪
トラックバック&コメントありがとうです。(*^-^*

劇場公開時のパンフレットによると
原島大地クンはお父さんが日本人、お母さんが中国人のハーフで、
北京語・広東語・日本語の3ヶ国語を話せるそうです。
既に語学堪能な原島大地クンは大人になっても俳優を続けていれば、
金城武みたいにアジアを中心に国際的に活躍しそうですね。(*^-^*


P.S.
私も『星願』は大好きです。(*^-^*
数年前、某掲示板でお話した男性の方で
『星願』がキッカケで香港映画のファンになられた方がいました。
『星願』は男性の方にも人気が高い作品のようですね。(^-^)
返信する
バイリンガル~ (cyaz)
2007-09-22 09:04:54
BCさん、TB&コメントありがとうございますm(__)m

>原島大地クンはお父さんが日本人、お母さんが中国人のハーフで、北京語・広東語・日本語の3ヶ国語を話せるそうです。
へぇ~そうなんですか^^

>既に語学堪能な原島大地クンは大人になっても俳優を続けていれば、金城武みたいにアジアを中心に国際的に活躍しそうですね。(*^-^*
英語が加われば、さらにいいかもしれませんね^^

>『星願』は男性の方にも人気が高い作品のようですね。(^-^)
何年か忘れましたが、劇場公開時の年の僕のベスト2でしたよ、この『星願』は!
返信する
TBありがとうございます! (あいり)
2007-09-22 16:38:46
十年前に、ラウ・チンワンは『尽きせぬ想い』という私が大好きな映画では、素敵だったんですけど。

今回は自然な演技だけど、何か物足りない感じがしました。
なぜかなあ~。
女優さんとの相性もあるのかもしれませんね。

返信する
相性~ (cyaz)
2007-09-22 17:26:15
あいりさん、コメントありがとうございますm(__)m

>十年前に、ラウ・チンワンは『尽きせぬ想い』という私が大好きな映画では、素敵だったんですけど。
そうですか^^ 僕はその映画未見です!
同じイー・トンシン監督のものですよね?

>女優さんとの相性もあるのかもしれませんね。
それはあるかもしれませんね^^
返信する

コメントを投稿

洋画」カテゴリの最新記事