妻は生きている。彼女の中で・・・。
■監督・脚本 ダニエル・ユー
■共同監督・脚本 リー・コンロッ
■キャスト アンディ・ラウ、チャーリー・ヤン、シャーリー・チョン、アンソニー・ウォン
□オフィシャルサイト 『愛と死の間で』
交通事故で最愛の妻チーチン(シャーリー・チョン)を失った外科医コウ(アンディ・ラウ)。 寂しい思いをさせたまま妻を死なせたことに後悔し、絶望したコウは救護隊員に転身する。 そして、ある交通事故現場で亡き妻の心臓を移植された女性ユンサム(チャーリー・ヤン)と出会う。
おススメ度 ⇒★★☆ (5★満点、☆は0.5)
cyazの満足度⇒★★☆
最愛の妻の死を受け入れるのは簡単ではない。 その逆も言えることだろう。 そして亡き後の心臓が移植され他の女性の体内で行き続けている。 ある日、何かのきっかけで最愛の妻の心臓を移植された女性と出会う。 このシチュエーションは過去にもあった。
アンディ・ラウは男の目から見ると、こういった種類の男を演じるにはやや匂いが違う感じがしてならない。 眉間の皺に男の哀愁を感じるかと言うとそうではない。 何と表現したらいいのかわからないが、二人の女性の間を微妙に揺れ動くのではなく、好意を持たれた二人の女性に決断しきれない男の優柔不断さと翳ある感じが程よいのかもしれない。 どうしても『インファナル・アフェア』臭かもしれないなぁ(笑)
この映画、銀座のシャンテ・シネで上映されているので、比較的年齢層が上で、女性がやはり多いのですが、そのストーリーからおそらく泣ける映画として足を運んできたのだと思うが、泣くに泣けないタイミングの悪い映画だったように思う。
そしてユンサム役のチャーリー・ヤンの泣き顔と不幸を背負ったような顔が、僕にはどうもいただけなかった ジャッキーと共演した『香港国際警察』のイメージとは遥かに異なるものだった。 この映画では僕的にはシャーリー・チョンの方がタイプだったなぁ(笑)
それにしても、アンディ・ラウ演じるコウとユンサムの夫・デレクがクリソツなのは、何か意味があってのことだろうか? なんだか煮え切らない設定だなぁ・・・。 それならいっそのこと、チーチンとユンサムがクリソツの方が、ありきたりだが面白い展開を生んだのではなかっただろうか?
そして、最愛の妻に一緒に居る時間を作れなかったのに、何故外科医より時間的な(不規則な)拘束を受ける救急救命隊員になったのだろうか? それはチーチンに対する自責の念? なんだかチグハグな感じが否めないのだが・・・。
久しぶりに「シャンテ・シネ」で映画を観たのだが、一週間前から座席予約が出来ることを知って嬉しかった ただこの暑い最中、炎天下に並ばされる客は困ったもんだ。 せめてチケット売場だけはシャンテの中の効き過ぎるくらいの涼しいクーラーのもとで買わせて欲しいものだ(笑)
余談だが、シャンテの隣りの広場にゴジラ像があるのだが、そこに敷かれているのはタダのプレートではなく、日本映画界にとって大切な足跡を残した役者の手形だと、気づかないで平気で踏んでいく人たちは、全く映画には興味のない人たちなのだろうか
見とれてた?(うそうそ…)
解らなかった~。
シャンテシネは並ぶんですけど、さばききれないとチケットボックスじゃなくて、各スクリーンの売店でチェックインできるんですよ。
まあ、列整理のお兄さんが認めてくれないとダメなんですが、鑑賞券持っているとその可能性は大。
>泣きに行ったはずなのにアンディしか出てこなくて泣けませんでした。見とれてた?(うそうそ…)解らなかった~。
正直、僕も似たような感想です。解釈も人それぞれですが、これはどう理解すればいいのか、入って来ない映画でした。 一コマ一コマの積み上げだと思うのでそのあたりに物足りなさを感じてしまいました。
>さばききれないとチケットボックスじゃなくて、各スクリーンの売店でチェックインできるんですよ。まあ、列整理のお兄さんが認めてくれないとダメなんですが、鑑賞券持っているとその可能性は大。
ミニ情報ありがとうございます^^
東宝は金があるので、銀座系列館は集中してチケット窓口を準備したらどうなんですかねぇ(笑)?
うー、出来すぎた設定ばかり。
余計にお伽話だと思って逆に開き直って鑑賞出来ました!爆
そうそう、泣くに泣けないもどかしさ。
うぅぅ、と思ってるとラストシーンでポロリときました。笑
あのようなラストは結構お気に入りな私。
欲を言うならエンドロールの曲がかぶらないように無音のまま終わって欲しかったかな。
>余計にお伽話だと思って逆に開き直って鑑賞出来ました!爆
なるほど、その手が(←どの手?)
>そうそう、泣くに泣けないもどかしさ。うぅぅ、と思ってるとラストシーンでポロリときました。
そこでしたか(笑)?
>欲を言うならエンドロールの曲がかぶらないように無音のまま終わって欲しかったかな。
余韻ですよね、余韻~♪
シャンテシネの割にはエンドロール前に立つ客の多かったこと><
アンディファンというわけじゃないんですが、香港映画ファンで見に行きました。ちょい強引な設定に???最近の韓国映画ブームに触発されて、無理矢理お涙映画にしたみたいな気がしましたが…でも最後、泣いちゃいましたが(苦笑)
>香港映画ファンで見に行きました。
なるほど^^
>ちょい強引な設定に???最近の韓国映画ブームに触発されて、無理矢理お涙映画にしたみたいな気がしましたが…でも最後、泣いちゃいましたが(苦笑)
ちょっと脚本がいただけなかったですね(笑)?
過度な期待は最近韓国映画にも抱かないようにしました(爆)?!